北林 久忠

北林 久忠

Hisatada Kitabayashi

主な担当講座(教室授業)
論述世界史
センター試験世界史
世界史講義(京都校限定)
センター試験世界史攻略実践演習
主な担当講座(E-Lecture)
東大論述世界史スパルタン
京大論述世界史スパルタン
論述世界史要点整理スパルタン

全国の未来の「強者(つわもの)」の皆さん、こんにちは。研伸館で世界史を担当している北林と申します。私は研伸館の教室授業では「論述世界史」「センター試験世界史」など、インターネット授業E-Lectureでは「東大論述世界史スパルタン」「京大論述世界史スパルタン」などを担当しております。

研伸館では今年も多くの「強者」たちを合格に導くことができました。私もその一部に関わっているかと思うと、非常にうれしく思います。

さて、今このウェブサイトをご覧になっているのは、これから受験をなさる未来の「強者」の皆さんですね。日々様々なことに取り組み精進なさっていることだと思います。私は授業で「皆さんはこれからの日本を背負って立つ方たちです」とよく言っています。最高峰に挑戦する誇りをもって受験に臨んでいただきたいと思います。

では、私の授業を受けるに当たって、私が大事にしていることを簡単にお話したいと思います。


1 予習は前提ですすみます

予習はしてきてください。教室授業の「論述世界史」を受講する場合は、指定した問題を解いてくるというより(問題を課題にする場合はありますが)、授業の範囲の知識を思い出したり整理してきてほしいのです。最低限の単語や年代くらいは思い出してください。

(E-Lectureの「東大論述世界史スパルタン」「京大論述世界史スパルタン」を受講する方は、与えられた問題に関して、教科書類やその他用語集やテキストなどは何を見てもかまいませんので、自分なりの「構想」「下書き」をつくってください。これで皆さん理解度を見せていただきます。)

2 知識の整理と背景知識の構築

授業ではまず、最初に時代背景のまとめをします。ここで予習してきた知識の確認や時代の捉え方を学んでください。主権国家・国民国家って何?近代世界システムって何?…こうした言葉自体を問う問題はあまりありませんが、世界を捉える上で絶対に知っておいてほしいことです。そういったその時代を理解するために必要な話を復習と共に行います。時には大学の講義で話されるような内容にも触れることはあります。もちろん受験内容に限らず、現在の世界の情勢や政治などにも触れた話がでる場合もあるでしょう。個人的に話の脱線は大好きです。世界史の知識を身につけつつ、みなさんの知的好奇心を駆り立てていきたいと思います。将来日本を背負い、そして世界に羽ばたくみなさんですからね。

(「東大論述世界史スパルタン」「京大論述世界史スパルタン」では時間の都合上、いきなり問題から入りますが、必要に応じて背景知識は確認します。)

3 出題者の意図を読み解き、適切な解答文を構成する力を養う

その後、問題にとりくんでいただいたり、課題にしていた問題の解説を行います。いきなり文章を書くのではなく、問題を見て、どういったことを書けばいいか、「構想メモ・下書き」をつくることが大事になります。つまり家を建てる際にどんな家かをイメージし、緻密に「設計図」を書いていくのと同じです。問題を見た瞬間から「15分」が勝負!!まずはこの構想を考える力を養っていきます。

4 テクニックの伝授

構想のメモ・下書きができたら解説をしていきます。ここでちょっとしたテクニックを伝授します。テクニックといってもそんな大げさなものではありません。ごく普通のことなんですが…例えば「○○の変化について」という問題が出てきたらどうしますか?

こういった場合は「変化の前(場合によりプラス背景・原因)と後(場合によりプラス結果・影響)」を考えて構想のメモをつくるんですね。「5世紀の世界」と出てきたらどうしますか?この場合は、401年から500年までを想定して考えるんですね。そういったことを考えて、そこから出題者の意図を読みとって、文を構成していくのです。出題者がきいてくることに正確に答えないといけません。与えられた条件にどう答えるか、そういったテクニックをお伝えいたします。

5 添削が解答力向上のカギ

授業ではすべての文章を完成させるわけではありませんが、みなさんは家に帰って復習しながら文章を完成させます。大事なのは「必ず提出して添削をうける」ことです。テキストの問題のみならず、過去問にも取り組んだら遠慮無く提出してください。何十枚でも何百枚でも持ってきてください。入試近くになると1度に30枚くらい提出する「強者」もいます。私たちが困ってしまうくらい提出してください。待ってます!!


以上、ご理解いただけましたでしょうか。

教室のみならずE-Lectureでも4月から「東大論述世界史スパルタン」「京大論述世界史スパルタン」で、東大京大に特化した論述対策を行っています。皆さんとともに高みを目指していけることを、楽しみにしています。