東京大学 文科I類 2007年現役合格

S.U.さん

S.U.さん

出身高校
神戸女学院高校
進学大学
東京大学 文科I類

Q1. 大学の講義について教えてください。

大学の時間割
―――
1限 ――― 刑法第2部 ―――
2限 憲法第2部 行政法第1部 民法第2部
3限 解剖学(教育学部) 日本政治外交史 美学概論(文学部)
4限 民法第2部 商法第1部 日本政治
5限 ――― ――― ―――
―――
1限 日本政治外交史 商法第1部 ―――
2限 ――― 日本政治 ―――
3限 ――― 行政法第1部 ―――
4限 民法基礎演習 刑法第2部 ―――
5限 ――― ――― ―――

月曜日の過ごし方:授業→あそぶor家で自習

火曜日の過ごし方:授業→部活(アメフト)

水曜日の過ごし方:授業→部活(アメフト)

木曜日の過ごし方:授業→あそぶor家で自習

金曜日の過ごし方:授業→部活(アメフト)

講座PickUp!

刑法第2部   担当: 佐伯先生

昨年の刑法第1部では総論といって刑法の基本的な理論を学んでいたのですが、第2部の各論では1つ1つの犯罪について詳しく学びます。抽象的な理論ばかりではなく、実際の判例や具体的な事例に触れて、何の犯罪に当たるかを考えるので、興味が持ちやすく面白いと言っている学生も多いです。

商法第1部   担当: 神作先生

教授の優しげな口調と愛らしい容貌からは想像も付かない、超ハイスピードな授業です。2005年に作られた会社法を、実務上の実態を交えつつ、深い部分まで学びます。株式の話や、会社機関の仕組みといった、あまり馴染みのなかった分野ですが教授の説明が分かりやすく、ためになる授業です。

Q2. 思い出の単位について

1年生の時、第三外国語で韓国語に挑戦しました。覚える単語がとても多かったのですが期末テストの前日まで覚えておらず、一夜漬けで乗り切ろうとしたところ、その夜神戸から家出してきた友達が家に突然訪れ、さらにその子の親も追い掛けてわが家に来るという事件が起き、友達親子の修羅場が繰り広げられたため結局勉強は進みませんでした。当然単位は落としました。何が起こるか分からないので、一夜漬けに頼ろうとするのは危険です。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

思い浮かびません。

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

1位:『釜玉うどん』~半熟卵とトロトロになった天かすがめっちゃおいしいです

2位:『カツカレー』~カツがサクサクです

3位:『鳥のから揚げみぞれ和え』

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

周りの学生から良い刺激を受けられることです。皆基本的に真面目なので、自分も頑張って勉強しなければという気分になるし、勉強以外にも部活や学生団体での活動など、内容は様々ですが自分からやりたいことを見つけて積極的に取り組む人が多くいるので、他の学生と話すと自分の知らない新鮮な世界を知ることができます。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

法曹へ進もうと長く考えていたのですが、最近は企業への就職など他の道も魅力的だなと感じるようになってきました。インフラなど人々の生活基盤に関わる仕事や、環境問題に関わる仕事などに興味がありますがまだ定まっていません・・。

周りの法学部の友人はロースクールを目指す人と、官僚を目指し公務員試験を受ける人が多く、企業へ就職する人もそこそこいます。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

私は運動会アメフト部のマネージャーをしています。アメフト部は、関東1部リーグに所属しているので、週6日の厳しい練習があり、また東大内でも歴史が古く大規模な部活なので、マネージャーには会計・広報・渉外などといった仕事が多くあります。選手でなくスタッフという立場で参加していても、大変な思いをすることが多々ありますが、必死に練習・準備をした試合で勝ってチーム全体で喜びを分かち合う瞬間や、ともに部活をしているからこそ生まれるチームメイトとの絆、というアメフト部の魅力に触れるたびに、チームのために頑張りたいという気持ちになります。今年も法政大、慶応大などの強豪との試合に向けて、部員一丸となって練習に励んでいます。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

私は東大を志望校に決めてからも、目標が高すぎるのではと思ったり、受験科目が多いことなどで何度も不安になりました。とにかく自分のペースで計画を決めてこつこつと勉強を進めたことと、不安なことがあったら研伸館の先生に相談に乗って頂いたことが良かったと思います。学年が上がると受験勉強が辛くなってくるかも知れませんが、高校生活を楽しみつつ、うまく息抜きもしてくださいね。

受験勉強の先には色々なことに挑戦できる大学生活が待っているはずなので、目標に向かってがんばってください!