奈良県立医科大学 医学部医学科 2010年現役合格

A.H.さん

A.H.さん

出身高校
奈良県立奈良高校
進学大学
奈良県立医科大学 医学部医学科

Q1. 大学の講義について教えてください。

  <2年次の時間割>

大学の時間割
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1限 機能調節化学 専門 専門
2限 医療情報学 専門 専門
3限 医に関わる倫理学 専門 専門
4限 医学特別講義 専門 専門
5限 ――― ――― ―――
6限 ――― ――― ―――
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1限 分子生物学 専門 ―――
2限 基礎生物学 専門 ―――
3限 専門 専門 ―――
4限 専門 専門 ―――
5限 ――― ――― ―――
6限 ――― ――― ―――

医学特別講義では、他大学の教授や講師が医療に関わる講義をします。

専門科目は毎週時間割が変わります。専門科目には解剖学(組織学、骨学、筋学、内臓学、神経学)、生理学、生化学、とそれらの実習があります。


月曜日の過ごし方:専門科目がないので、気分的には楽な1日。放課後はバイトをします。

火曜日の過ごし方:放課後は部活をします。

水曜日の過ごし方:放課後は帰宅して、テスト前は勉強したり、暇な時は本を読んだり、テレビを見たり。

木曜日の過ごし方:放課後は部活をします。

金曜日の過ごし方:放課後はバイトをします。

講座PickUp!

解剖学    担当: 先生は複数人

骨学、筋学、内臓学の講義を一通り終えてから、献体の解剖実習が10月から始まります。私の大学では、10、11月の毎週火曜~金曜の午後に1班4人で1つのご献体を解剖します。たったの2カ月で、体すべての部位を解剖するので、1日あたりに剖出する量が多く、日によっては午後9時ぐらいまでかかることもありました。夜遅くに帰宅し、予習に追われる日々が続いて、体力的にしんどかったですが、筋肉の走向や神経の支配領域、内臓、骨など、講義で習ったことを、実際、自分の目で確かめることができ、非常に勉強になりました。解剖した内容を先生に問われる口頭試問があったり、他大学の看護学生や、消防士の人が解剖見学をしに来た時に、その人達にレクチャーする機会があったりして、学習効果がさらに高まったと思います。

生化学     担当: 先生は複数人

実習では、DNAやRNAの分離、転写・翻訳の機序、遺伝子組み換え、肝臓で産生された酵素の分離と精製、生体脂質の解析などを行います。実験が失敗し、予想と結果が異なり、その原因を考察するのに時間がかかったり、レポート提出の際に、先生が厳しく、なかなか受理してくれなかったりして、遅くまでかかることもありますが、講義で習ったことを実験で立証することができ大変面白いです。特に印象に残っているのは、自分のDNAを抽出、増幅させ、それを解析することで、自分は短距離走に向いているのか、長距離走に向いているのかを調べた結果、予想とは反対の結果が出たことです。

Q2. 思い出の単位について

解剖学の先生が厳しく(ある試験では80人も不合格になる)、暗記の量が多く、勉強が大変でした。冬休み明けすぐに実施される内臓学の試験のために、冬休み中は、年越しもお正月もゆっくりしている余裕もなく、勉強を頑張っていました。ずっと家にひきこもって勉強していたので、1月5日に試験があったのですが、その日に今年初めて外に出ました。びっくりするくらい外は寒かったです(笑)。努力の結果、無事試験に合格することができました。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

再受験の人が多く、慶應や北大を卒業した人、歯科医や薬剤師の免許を持っている人などすごい人がたくさんいます!

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

学食に行ったことがないので分かりません。

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

学年全員で同じ授業を受けたり、実習をしたりしているので、みんなとても仲が良いし、アットホームなので居心地がよく、毎日が楽しいです。試験対策委員というものがあって、みんなどれか一つの科目を担当し、試験前に過去問を集めたり、試験対策プリントを作ったりして、それをみんなと共有します。みんなで科目を分担して、効率よく勉強しようという方針で、力を合わせて試験勉強を頑張るという一体感が素晴らしいです。テストお疲れ飲み会や、クリスマスには独り身の人限定の飲み会があったりと、本当に仲が良いです。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

奈良県の医療に携わりたいです。どの科にするかは、これから勉強を進めながら考えていきます。周りの友達も奈良県民が約半分を占めていて、奈良で医療に従事する人が多いと思います。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

私の大学にはサークルはなく、部活しかありません。9割ぐらいの人が何かの部活に所属しています。特に体育会系の部活は、夏に開催される西日本の医学科生のみが出場できる大会、通称「西医体」に向けて練習に励んでいます。私は卓球部で頑張っています。卓球部は、他にも医学部近畿大会や他大学医学部との練習試合があり、試合後に立食パーティーや、飲み会もあり、他大学との交流が盛んで友達がたくさんできました。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

私は、高校1年生の時から奈良県立医科大学に憧れ、オープンキャンパスや学園祭に参加し、高校3年間ずっとこの大学を第1志望としてきました。思うような成績が出なくても、「私はこの大学に行くんだ」という強い意志を持ってあきらめないでください。その努力の先にはきっと、楽しい大学生活が待っているはずです。それを信じて頑張ってください。みなさんの健闘を祈りながら、大学で会えることを楽しみに待っています。