【強者の戦略】~東大・京大・国公立大医学部現役合格者の成功法~

直前のアドバイス 【<センター試験~二次試験>の学習法】

阿波野 巧也

阿波野 巧也

Takuya Awano

出身高校
大阪府立北野高校
進学大学
京都大学 農学部

センター試験が終わった日は、家に帰って自己採点をして、まったりとしていました。85%で、国英以外はまぁまぁかな、といった結果でした。学校の友達は70%台の人ばかりだったので(そういう傾向の高校なので)、自分はけっこう取れた方なんじゃないかと「ぬか喜び」していました。翌日、物理の米田先生に報告したところ、「B判定が出たらいいね」とのことで、これはぬか喜びしている場合じゃない!と思い、さっそく『京都大学の理系数学25カ年』を買ってきて、前から順にその日から始めました。『京大の英語25カ年』も次の日に買って同時にやり始めました。確か一日に長文2題と英作2題ずつ進めていきました。近藤先生の添削があるときは英作をほぼ毎回見てもらいました。この頃になると、近藤先生の言う「枝葉末節はどうでもいい、文章のコアとなる部分が大事」というのがよくわかるようになってきました。英作は主語と動詞のチョイスにつきると思います。

数日後にはセンターリサーチが全て返ってきました。食品生物科学科は河合でD、代ゼミと駿台でCでした(ちなみに地域環境工学科はどこもB判定でした)。今思うとこの判定はあてになっていたようです…(苦笑)

この頃はほとんどの勉強時間が英語と数学に充てられていたように思います。「学校で授業を受けてから昼食を友人と食べ、研伸館で自習」という生活習慣のなかで、毎日理科を取り入れるのは難しかったからです。つまり、1月中はまだ理科の過去問には手を触れていないということです。これは僕の中では正解であったと思います(理科が得意だったので)。理科が苦手ならば過去問にとりかかる前に一通り復習をした方がよいですね。

そして数日後、『京大の理系数学25カ年』を前から全部やるのはキツいと気付いたので、とりあえず苦手意識のある確率を解くことにしました。この選択は正解で、前からやっていくと「あと120問もある...いつ終わるんだろう...」みたいな苦悩に襲われますが、苦手なところを潰していくと、「じゃあ次はあの分野をやろう」といったふうに、意欲が湧いてくるので、いつの間にか終わらせることができます。

そして、1月の終わり頃、体調を崩した時期がありました。具体的には28日の夜からですが、翌朝病院へ行くとインフルエンザだと診断されました。5日ほど外出するなとのことでした。受験前だし、最終チェック講座などもあったので僕の中には急激な焦りとやるせなさが生まれました。ちゃんと予防注射したのに…だとか、なんで俺が…といった思いも生まれました。ですが、病み上がって研伸館にいって、岡内先生に「今のうちにかかっといてよかったやん」と言われてそれもそうか、と思いました。外出しなかった5日間は全く勉強していなかったですが、改めて京大に行きたいという思いも強まったり、久々にゆっくりと自分の時間を過ごしたりとできたので結果としてはよかったかもしれないです。完治してからは、理科の過去問に取りかかりました。1日1年で2週間ほどかけて14年分くらいやりましたが、あまり昔の方までやりすぎるのはオススメしないです。穴埋め問題が多く、結構簡単なのでそれに慣れてしまうと本番で失敗する可能性があります。あくまで、作業ではなく思考することを怠らないのが物理も化学も大事だと思います。

また、二次試験前には生活リズムを意識することが大事だと思います。僕は基本的に12時に寝て6時に起きるようにしていました。遅くても1時には寝るようにしました。早起きをするのは学校があったので割と平気でした。

最後に、ここまで来たら最後のスパートがものを言います。模試の成績やセンターリサーチなど、最後の最後まであてになりません。僕が受験生の頃、心の糧にしていた言葉(短歌)があります。『勉強で落ち込んだなら勉強で立ち直るしかないんじゃないか?』という短歌です。受験生活でつらいことも色々あったかもしれませんが、それを解消する方法は受験を成功させることしかありません。頑張ってください!