直前のアドバイス 【<センター試験~二次試験>の学習法】
金田 侑子
Yuko Kanada
- 出身高校
- 奈良学園高校
- 進学大学
- 京都大学 薬学部
センター試験の二日目が終わるとすぐに家に帰って全ての自己採点を行いました。正直点数を取れた気が全くしなかったので不安で泣きそうになりながら部屋に閉じこもって一人で採点しました。採点し始めると意外と点数がとれていてうれし泣きしてしまいました。私は二次力が極めて低く、センターリサーチでビハインドを背負った時点で京都大学も大阪大学も受験しないと親と約束していたのでセンター試験を無難に突破して京都大学の受験資格を手に入れたことがとても嬉しかったです。とはいってもプラス点0のギリギリの持ち点で二次試験に挑むこととなったのでセンター試験後に本当の戦いが始まりました(薬学部薬学科のボーダーは88%と私にとっては非常に厳しいものでした)。
いざセンター試験が終わってあと1カ月足らずで自分に何が出来るのかを考えた時、とにかく英語と理科の点数を伸ばすことが必要だと思い、『京大の英語25カ年』と『京大の物理25カ年』・『京大の化学25カ年』を毎日ひたすら解き進めました。12月以降ほぼセンター勉強しかしてこなかったので英作文と物理の電磁気分野の力がかなり衰えていて非常に苦労しました。特に英作文はセンター後に天藤先生に久々に見ていただいた時、先生がそのレベルの低さに愕然として声も出なくなるほど酷い英作文しか書けなくなってしまっていました。このままでは国公立の薬学部にはどこも受からないと思いましたが、とにかく悔いのない一カ月を過ごそうと思い、短文暗記や簡単な英作文練習を毎日ひたすらこなし少しずつ力をつけて行きました。物理もテキストの電磁気分野を一日で全て解き直してなんとか感覚を取り戻しつつ過去問演習を繰り返しました。物理化学と英語に関してはセンター後から二次試験までに25年分の過去問を全て解きました。
センター試験から二次試験の間の期間は、センター試験の結果が気になったり研伸館の通常授業がなくなったり、また推薦で合格していく友達が出てきたりと、集中が失われるタイミングがたくさんありますがこの一カ月の努力が合否を決定的に左右します。今までどれほど努力して来ていたとしてもこの期間に気を緩めてしまうと不合格の三文字を受け取る結果となってしまうかもしれないですし、逆に今までどうしても努力しきれていなかったとしてもこの期間に必死で勉強することで奇跡の合格を手にすることが出来るかもしれません。この一カ月だけは一つの後悔も残さない意気ごみで勉強しましょう。決して、寝ずに勉強しましょうだとか、卒業式に出るななどと言っているわけではありません。ただ勉強にあてられる時間は自分に出来る最大限の努力を尽くすべきだと思います。そして自分は誰よりも努力したという自信を持って二次試験に挑んでください。試験終了の合図が聞こえて鉛筆を置くまでが戦いです。私は二次試験最終科目の終了二分前に最後の大問の解法を閃いて終了直前まで解答を書き続け、結果最低点プラス0.02点で合格しました。どんなに模試の判定が悪くても最後の最後まで投げださずに努力することで合格をつかむことが出来るのだと自分自身で思い知ったので、今年受験する皆さんにもぜひ同じような奇跡を起こしていただきたいと思っています。
大学生になれて本当に良かったと思いながら今は充実した日々を過ごしています。苦しい戦いをあと少し我慢して春に素敵な大学生になってください。応援しています。