化学のページ(2013年度)

【第42回】第41回の解答・解説 (2013/12/06)

研伸館・化学科の古谷勇馬です。先週の問題はいかがだったでしょうか。

この問題文の内容はおそらく多くの受験生が知らないものでしょう。しかし、知らないからと言って解くことを諦めるのは愚の骨頂です。入試問題、特に難関と言われる大学だと、未知の事柄を題材にするのは当たり前のことですから。こういう問題は知識として知っているかどうかが問われているのではなく、無機化学の基本的知識を用いて、論理的に考えていけるかどうかが問われているのです。では、解説に入りましょう。

第41回の解答・解説

(PDFファイルが開きます)

【第41回】無機化学に関する問題 (13/11/27)

こんにちは、寒いのが苦手なので早くもストーブをつけている研伸館・化学科の古谷勇馬です。前回が有機化学でしたので、私からは無機化学の問題を出題したいと思います。出典は2001年の九州大学です。かなりの思考力を要する問題ですので、よい訓練になると思います。理科はセンター試験のみ、という方も、センター対策にはやや重過ぎる問題ですが、無機化学における重要事項の知識の整理ができますので、受験勉強に支障のない範囲で取り組んでいただけたらと思います(時間がないなら解説編だけでも読んでくれるとありがたいです(笑))。

では、解説編でまたお会いしましょう。

無機化学に関する問題

(PDFファイルが開きます)

【第40回】第39回の解答・解説 (2013/09/27)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。シックハウス症候群の原因物質、ホルムアルデヒドに関する出題でしたが、問題自体はさほど難しくなかったのでは。目標の「5分」できっちり解ききることができましたでしょうか。

それでは、まずは前回の問題の解答・解説です。

第39回の解答・解説

(PDFファイルが開きます)

【第39回】環境化学に関する問題 (13/09/20)

研伸館・化学科の森上総(かずさ)です。学部・学科によっては推薦入試やAO入試が始まりだす秋、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ「仕上がり」を意識していかなくてはいけない頃合ですね。現時点で、ほぼ一通りの単元を学び終え、順調に弱点を潰していき、そして秋の後半あたりからは過去問の練習をしていく。このような理想的な戦いを展開できているでしょうか。遅れを取っている人は、少し危機感を抱いてくださいよ!

今回は、環境化学に関する問題。2006年の産業医科大学の問題です。多少の目新しさはありますが、有機化学反応を(丸暗記しているだけでなく)理解しており、高分子の知識も併せもっていれば攻略可能な問題だと思います。この問題にある程度「取り組める」かどうかが、有機化学の「仕上がり」についての試金石となるのではないかな、と思います。仕上がっていれば5分とかからない問題だと思いますが、いかがでしょうか。チャレンジしてみてください!

環境化学に関する問題

(PDFファイルが開きます)

【第38回】第37回の解答・解説 (2013/07/19)

研伸館・化学科の古谷勇馬です。先週の問題はいかがだったでしょうか。それでは、解答および解説です。

第37回の解答・解説

(PDFファイルが開きます)

【第37回】思考力を要する問題 (13/07/12)

研伸館・化学科の古谷勇馬です。今年度も「強者への道」を担当させていただきます。よろしくお願いします! さて、前回の森上総先生からの出題、いかがだったでしょうか? 問題文が短いとはいえ、いざ解いてみると重厚な問題でしたね。今回は私からも似たような問題を出題したいと思います。1989年の東京大学の問題です。見た目は、物質量や分子式を求めるという、すごく簡単そうな問題ですが、実はかなり思考力を要する問題であります。さらに様々な分野の知識が必要であり、非常によく練られた問題であるといえましょう。人を見た目で判断してはいけないのと同様、問題も見た目で判断してはいけませんね。では、トライしてみてください。

思考力を要する問題

(PDFファイルが開きます)

【第36回】第35回の解答・解説 (2013/05/10)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。色々な解法があると思います。首尾よく、短時間で処理することはできたでしょうか。

それでは、まずは前回の問題の解答・解説です。

第35回の解答・解説

(PDFファイルが開きます)

【第35回】結晶学に関する問題 (13/04/26)

研伸館・化学科の森上総(かずさ)です。今年度も、私と古谷勇馬先生との二人体制で「強者への道」の化学コーナを担当させてもらいます。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、結晶学に関する問題。学問としては、鉱物学や材料工学などと親和性が高い、基礎的でありながら幅広く応用される重要な分野です。大学入試では、結晶の構造については体心立方格子とか面心立方格子とか、代表的なものを覚えて、それらの密度や充填率などの計算が出来ればおおよその問題は解けますが、少し難易度が高いものだとそういった計算の部分がなかなかに鬱陶しい問題が出題されます。「これ、本当に化学なのかな?」なんて、疑問すら抱かせるほどの計算の嵐なんてこともありますね。今回は敢えて、そういった問題を。2011年の東京工業大学の問題です。取り上げられている結晶はよく見かけるものですので、問題文自体は短いのですが、なかなかどうして「重たい問題」です。まともに解くと時間がかかり過ぎてしまい、入試本番なら、他の問題を解くための時間を圧迫してしまいます。強者なら、なるべく鮮やかな解法を探してみてください!

結晶学に関する問題

(PDFファイルが開きます)