野口 公博

野口 公博

Kimihiro Noguchi

主な担当講座
東大京大特選文系数学
高2数学特別選抜S[文系]
高2数学特別選抜S[理系]
高1数学特別選抜S

数学科の野口です。

どんなに難解に見える入試問題も、紐解いて行けば、所詮は基本事項の集まり。東大・京大で出題されるような高級感漂う問題ですら、例に漏れずです。

したがって、重要なのは、

(1) 典型的な基本問題はパーフェクトに解けること

(2) 問題文を噛み砕き、より易しい問題(の集合)へと落とし込む力

の2点に尽きると思います。

授業においては、まずは、高いレベルでの(1)の力の養成を心がけます。「こういう問題を見たら、こうするのは当たり前」と言う、いわゆる定石です。それに付随して、時にはマニアックな知識も飛び出しますが(笑)、場合によったら、「知らなければ大変。知ってれば一瞬。」といった内容も扱います。「○○のとき、△△となるか?」といった出題のされ方の場合、結果が分かっていれば安心ですよね。「無知は罪」とは言いませんが、知ってることが多いことは有利です。数学を武器にしようとする皆さんならば、貪欲に知識を吸収してくれることを期待します。

また、上記の通り、典型問題とは、

『見た瞬間、最善の解法が一瞬で頭の中を流れる』

問題のことを指しますが、そうではない問題、すなわち、

『パッと見、どこから切り崩したらいいのか分からない』
  『やり方は色々ぼんやりと思い浮かぶけど、どれが最善の解法か何とも言えない』

といった問題については、(2)が重要になってきます。

授業では、私がそういった(典型問題ではない)問題を見た際、
  ・まず何を考えるのか
  ・どのような解法が頭を過ぎるのか
  ・何に注目して、解法を選択するのか

などといった、参考書などの字面だけでは表現しきれない、(人間味のある?)生きた思考を伝えて行きます。

最終的に入試本番にて、

「え?どこから手をつけたらいいのか全くわからん。(汗)」

と思ってしまうような、いわゆる捨て問題に対しても、

「あ、つまりは、これを示せばいいのか!だったら、テキストのあの問題と同じ解法で行けるな♪」

という感じで、サクサク解いてもらうことが目標です。

目指すは全完!ともに頑張りましょう!!