山口大学 医学部医学科 現役合格

志望校・志望学部を決めた理由、時期

人の役に立ちたいと思ったから。その中でも特に医師を選んだのは祖父の死がきっかけです。高3の9月から目指し始めました。

出願した大学と学部学科

前期:山口大学 医学部 医学科(合格)

後期:琉球大学 医学部 医学科(受験せず)

私大・AO・推薦入試:国際基督教大学(合格)、神戸大学医学部医学科AO入試(一次合格、二次不合格)、愛媛大学医学部医学科AO入試([面接+小論文]の一次試験で不合格)

センター試験の得点

英語 リスニング 数IA 数IIB 国語
179 /200 50 /50 97 /100 89 /100 165 /200
化学I 物理I 倫理 総合点数 換算得点率
100 /100 88 /100 91 /100 859 /950 90.4%

山口大医学部医学科二次試験の得点

外国語 数学 化学 二次合計 二次+センター
183 /200 182 /200 194 /200 559 /600 1372.2 /1500

※二次+センター合計 医学部医学科
【合格最高点】1372.2点 【合格者平均点】1293.0点 【合格最低点】1228.8点

※センター試験の換算点900点と二次試験の換算点600点の合算点

英語の学習法

センター英語は二次力があれば大丈夫だと思います。私は河合塾の模試問題集と赤本3年分くらいしか結局しませんでした。二次の読解に関しては、研伸館の今村先生の授業(「東大京大英語」)の復習。主にこれだけです。研伸館の英語は本当にレベルが高いと思うので、授業の復習をしっかりやれば大丈夫だと思います。私は、授業中の先生の言葉を思い出して、それを一つ一つ丁寧に復習用英文に書いてまとめていました。予習をあまりやらなかったので、復習の際に和訳はきっちり書いていました。あと、絶対に音読を、最低でも5回はしていました。音読は、英語の力が本当につくので、絶対にやることをおすすめします。英作に関しては、授業の復習(習ったポイントを見直してもう1度書き直す)と、これはセンター後に実践したことですが日常会話を英語でするよう心がけました。母との会話を英語で言ったりして、こういう表現するのかな?って思ったときにはすぐ辞書を引いて確かめていました。添削は、今村先生にお会いする機会が少なかった時は、学校の先生やホストシスターにしてもらっていました。また、自由英作についていうと、TOEFLのwritingの問題を少し触れるだけでかなり自信がつきます。『LONGMAN PREPARATION COURSE FOR THE TOEFL TEST』という本のwriting sectionのindependent taskにhow to writeがちゃんと書かれています。これに従って書けば大丈夫です。英文があって何か是非を問われているなら、まず「I agree…」などから始めて意見を書く→次に自分の体験談を踏まえて具体的に書く→「These are the reasons why I agree…」などとまとめを書く、といった書き方の基本を学べます。また、この書き方は日本語の小論文を書くときにもすごく役立ちました。

山口大の英語は基本的に4問構成です(2008年度のみ3問構成)。時間は120分で結構余裕があると思います。赤本には3年分ぐらいしか載っていないので、それより古いものは研伸館の人に頼んで、『全国大学入試問題正解』をコピーさせてもらいました。1番は英文があって、質問も答えも全部英語で書く問題です。2番は普通の和訳問題中心です。去年はやや難しかったですが、レベルはセンターレベル+αぐらいです。3番が英作文です。会話文の部分英作と「Eメールを書こう」的な自由英作の二つがあります。Eメールを書く問題の対策としては、実際にネイティブの方にメールをするのが一番ですが、無理でしたら学校の先生にお願いして英語でメールのやり取りをしてもらうのもいいと思います。

役に立った英語の参考書・問題集

◆研伸館の「東大京大英語」のテキスト

難しい文章ばかりでしたが、これと今村先生の授業を受けていれば、まず大丈夫です。

◆『ハートで感じる英文法』(日本放送出版協会)

TVで放送されていたのですが、今はDVDになっていると思います。文法苦手さんにはとてもおすすめ。ネイティブ感覚で文法が分かるので、文法が楽しくなります。

◆『ロイヤル英文法』(旺文社)

辞書みたいに分厚い参考書です。文法に少し自信がついてきて、もっと知りたいという人におすすめです。詳しい解説で文法が得意になった気になれます(笑)。

◆『LONGMAN PREPARATION COURSE FOR THE TOEFL TEST』(Pearson Education Limited)

◆『全国大学入試問題正解 英語 国公立大編』(旺文社)

数学の学習法

私は高2の時受験しないと思っていたので、数学は恐ろしく遅れをとっていました。しかも、高3の9月までIIICが不要な大学を志望していたので、IIICには触れてこそいたものの、本格的に受験科目にしようと思い向き合ったのは高3の9月でした。本当に時間が足りなかったので、9月11月はIIICのみをまんべんなくやり、11月からはセンターとIIICをだいたい4:6の割合で進め、12月からは完全にセンターのみ勉強していました。医学部はセンターが決め手なので、河合塾・駿台・Z会の模試問題集をすべてやりました。11月ごろから時間を見つけてちょこちょこやって、12月に毎日やれば、ちゃんとこなせました。ちなみに時間は40分くらいで解くように心がけていました。赤本に関しては1月ごろからやりました。5年分の本試と、いろんな年の追試など難しいところをやりました。そして、センターが終わってから、私は数IIICの『青チャート』を初めて開き、なんとか一ヶ月で終わらせました。センター後の一ヶ月はだらけやすい時期なので、そのくらいの勢いでやったほうが気合入っていいと思います。そして最後に、数学は毎日やることが大事です。1問でもいいから絶対毎日してください。私のような苦手さんは特に。そうすれば少しずつでもちゃんと力がついてきます。

山口大の数学は、150分で4問構成です。一問に30分かけてもまだ時間があるので、時間的にはかなり余裕があります。出題範囲に偏りはなく、基本的な問題が多いので、『青チャート』レベルができれば何の問題もないと思います。

役に立った数学の参考書・問題集

◆『青チャート 数IIIC』(数研出版)

ある程度まんべんなく数IIICに触れた後にやると、短期間で確実に力がつきます。私のやり方は、例題など読んでわかるところは読むだけにして、例題の下にある練習問題を例題読んだ後にすぐやるようにしていました。IIIの微分積分のところなど計算がめんどくさいと思うところもあるかもしれませんが、少なくとも練習問題は手を動かしてちゃんと解くことを強くおすすめします。でないと、どれだけ気をつけていても本番で計算ミスします。演習問題は難しい問題もあるので、試験会場で絶対できないだろうと思ったものは答えだけ眺めて理解して、すぐ次の問題に行きました。時間は限られているので、問題に見切りをつけることも重要です。“とれる問題を確実に”、この姿勢が大事だと思います。

国語の学習法

高3の春ごろは、研伸館の中村公昭先生・山根先生の「センター国語」の予習と復習しかしていませんでした。それも1週間にせいぜい1時間くらいしかしていませんでした。10月頃に中村先生が駿台の模試問題集をやってくださいとおっしゃったので、それをちょくちょくやっていたくらいでした。さすがにやばいと思い始めたのが11月頃で、冷静になって今から点が伸びるものは何かと考え、漢文を集中的にやりました。実はセンター国語の中で漢文が一番苦手でしたが、『漢文早覚え速答法』という本を読んだら、かなり漢文に自信がつきました。それどころか、一番得意になりました。だから、国語を解くときはいつも、本番であせらないためにも、まず漢文から解くようにしました。古文は、赤本で解いた文章をすべて品詞分解して、読み方をあいまいにしないように心がけました。このやり方のおかげで「何言ってるのか分からない」という状態になったときにも、品詞分解してちゃんと文章を把握して解くことが出来ました。現代文は、赤本のみに頼るのがおすすめです。やっていくうちに自然と感覚が身につきます。そして答えが光るようになります。私は、12月半ばくらいから毎日赤本をやっていたので、気づけば本試も追試も20年分やっていました。ちなみに、私の国語の解く順、時間配分は、漢文(10分目標、実際12~13分)→古文(10分目標、実際12~15分)→評論(20分目標、実際23分)→小説(20分目標、実際16分)でした。最低120点~最高160点ぐらいの幅はありました。

役に立った国語の参考書・問題集

◆『ゴロ565』(アルス工房)

どうしても覚えられない単語だけ、この本の助けを借りていました。

◆『田中雄二の漢文早覚え速答法』(学習研究社)

漢文苦手さん必見です。漢文がいっきに苦手科目から得意科目になります。実際私はセンター模試で半分にも満たなかった漢文が、センター本番では満点取りました。この本では、疑問形や否定形など、句形ごとに解説されています。また、私大の過去問の練習問題もあって、非常にわかりやすいです。ぜひ読んでみてください。

◆センター試験の過去問

センター国語はむやみにたくさん模試問題集をやるより、やはり実際の問題をやるほうがコツがつかめていいと思います。

理科の学習法

高3から受験勉強を始めたので、基礎からしっかりやりたくて、物理は研伸館の藤原先生の「神大物理」で勉強させていただいていました。基礎が不安な人は、京大阪大クラスとかの判定が出ても基礎からやってくれるクラスにいくことをおすすめします。私も京大阪大クラスの判定が出ていましたが、あくまでも数学での判定です。物理は基礎がしっかりしていないとどうにもならないところがあると思うので、特によく考えてからクラスを選ぶことをおすすめします。

勉強法に関して言えば、テキストの復習。私は2周(平常のときと夏期講習のとき)しました。藤原先生の授業は、前半で公式などの解説をし、その後ちょっとの時間で演習をし、後半はそれの解説をするというスタイルでした。テキストには2題の問題があり、1題が授業で解説されました。ですので復習は、授業のポイントを見直し、残っているもう1題を解くことをして、毎回その日のうちに30分~1時間内で終わらせていました。それから、『物理I・II重要問題集』。私自身物理がかなり苦手な人だったので、いきなり難しいのよりは『物理I・II重要問題集』で固めるほうがよかったです。夏休みに1週間くらい物理の週を設定して、『物理I・II重要問題集』の半分ぐらいの問題は解きました。その後は、余裕のある日を見つけて残った問題を解いていきました。

センター物理に関しては、研伸館の夏期講習で「力学・波動の総点検」を受講しました。それで少し物理に自信がついた時期がありました。しかし、夏以降の模試でもなかなか成績が伸びず、センター物理はいつも60点くらいで、本当にどうなることかと不安でした。でも、最後の最後で赤本+研伸館の冬期講習の「センター物理」+プレミアタームでの「センター物理 百点への最後の一問」の講座を受けて、点数が上がりました。だから、センター物理がなかなか取れなくて不安になっても、最後に伸びるんだと信じてがんばってください。物理は最後まで藤原先生にお世話になりました。“物理はそんなに難しい科目じゃないんだ”ということを感じさせてくれるシンプルにまとまっている授業がありがたかったです。

化学は、研伸館では受講しておりませんでしたが、『化学I・II重要問題集』を3周しました。ある程度問題のパターンが分かってくるのでおすすめです。センター化学に関してはちゃんと基礎が分かっていれば大丈夫です。これは希望を持ってもらいたいので書きますが、私は受験科目の中で化学が一番苦手でした。高2のときのセンター模試は45点で偏差値52.6でした。それでも1年ちゃんと勉強すれば、センターでは満点取れましたし、二次も1問ミスでした。だから絶対あきらめないでください。半年、1年あれば人は変わります。

山口大の理科は1科目だけでよかったので化学を選択しました。受験前に申請しておく必要はあります。90分で5問構成です。化学だけ唯一時間がギリギリでした。

役に立った理科の参考書・問題集

◆『物理I・II重要問題集』(数研出版)

パターン把握に最適です。でも、解答はあまり見ないほうがいいかもしれません。なんでこのやり方?っていうのが時々あります。そのときは気にせず飛ばしましょう。

◆『化学I・II重要問題集』(数研出版)

これもパターン把握に最適です。3周くらいしたら身につきます。化学がおもしろくなってきます。

社会の学習法

私は倫理選択で、研伸館の前先生の「半期完成・センター倫理」(前期)をとっていました。よく、社会は最後の最後につめてやるのが良いと聞きますが、そのやり方では本番直前になっても「あー覚えてない。どうしよう。」って不安になりかねないので、私は早いうちに単語だけでも耳慣れしておくと、後々だいぶ楽だと思います。暗記系は反復学習が肝心です。早いうちにやることをおすすめします。あと、倫理は模試問題集をやるよりも、赤本や、赤本から抜粋された問題集を使うのがいいです。模試問題集はマニアックな知識を集めていますが、実際のセンター試験ではそんなの全然出てきません。それよりも国語力を求める問題が数多く出題されているので、赤本の方が点数UPにつながります。倫理の勉強方法がよく分からないという人も多いと思うので、私なりの勉強方法を参考までに紹介しておきます。『センター試験倫理の点数が面白いほど取れる本』をぱらぱら読んで授業前に少し予習する→前先生の授業を、その場で覚える勢いで集中して聞きノートを取る(前先生の授業はほんとに面白かったです!)。模試前は、習ったとこまでをもう1回ノートを見直しながら確認する。この姿勢をとりあえず前期の授業が終わる7月まで続けます。その後8月くらいに自分のノートのすべてをもう1回熟読する。9月に単語の確認のため『倫理一問一答用語問題集』を使って3周くらいさせて単語を確実にする。10月から、赤本から抜粋された問題集を買ってちょくちょく解く。このとき、ただ選択肢を選ぶのではなく、どうしてその答えか、他の選択肢は何が違うのか、また誰の思想なのかを一つ一つ調べてやっていくことが大事だと思います。私はこのやり方で結局12月までに2冊の問題集を仕上げました。スローペースでいいので、きっちりしっかり確実にすることをおすすめします。1月からはひたすら赤本をしました。問題集とかぶっている問題も多かったので、復習のように解いていました。

役に立った社会の参考書・問題集

◆『センター試験倫理の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)

倫理という科目をだいたい把握できます。倫理にとっつきにくさを感じている人に是非読んでほしいです。

◆『倫理一問一答用語問題集』(山川出版社)

単語の確認に非常に役に立ちます。

◆『センター試験への道 倫理』『センター試験完全対策 倫理問題集』(山川出版社)

前先生おすすめの2冊です。いろんな知識を書き込んで使っていました。

科目別学力自己評価

科目別学力自己評価

二次試験直前期の学習時間の配分

二次試験直前期の学習時間の配分

センター対策の方法

医学部は本当にセンターが肝心ですので、11月ごろからセンター:二次を4:6くらいでやり、12月に入ってからは完全にセンターのみやっていました。まずセンターが出来なかったら、二次受けることも出来ないし。と思ってやっていました。それに、センター後の1ヶ月は学校に行かなくていいので結構時間が取れるので、ここで二次力をつけることも大いに可能です。センターはとりあえず本当になめないで、しっかりやってください。

受験会場の雰囲気

現役の人が少なくて少しびっくりしましたが、ピリピリもしていなくて、落ち着いた雰囲気でした。

山口大医学部現役合格への秘訣!

誰がなんと言おうと、一度行くと決めたら絶対にあきらめないこと。模試がどれだけ悪くても、本番でばしっと取ってやればいいんです。絶対にあきらめなければ、絶対にいいことがあります。

入試面接の状況1(山口大学医学部医学科 前期日程)

◆面接の方法

個人面接

◆面接時間

5~10分

◆面接会場の略図

面接会場の略図

◆質問内容と回答

なぜ山口大学なのか?

――都会じゃないところの方が、環境もいいし、落ち着いて勉強できると思ったから。山口大学医学部出身の方からお話を聞く機会があってとてもいいところだとおっしゃっていたから。そして3年次に国内外問わずボランティアや研究活動に従事する機会が与えられ、それにとても魅力を感じたからです。

なぜ医師になりたいのか?

――人の役に立ちたいと思ったから、その中でも特に医師を選んだのは、祖父が亡くなったことがきっかけです(実際はもっと詳しく言いました)。

学科試験の出来はどうか?

――英語がとても難しかったです。

欠席が少し多いのはなぜか?

――大学病院に通ってて、一日まるごと学校に行けない日が多くなってしまいました。

ボランティア活動をいろいろやっているようだが、そこから学んだことは何か?

――学んだことというか、反省なのですが、釜ケ崎でも水上隣保館でもその施設で働いている職員の方々と日雇い労働者の方々または子供たちとの絆はとても強く、やはり一過性のボランティアでは、ずっと続けてやることが大切なんだなと感じました。

挫折を味わったことはあるか?

――あります。私は少しだけ留学していたのですが、帰国後勉強の遅れが目に見えてとてもつらかったです。私自身もう受験はだめかもと思ったことが何度もありましたが、このままくよくよしていても何にも始まらないと思い、一生懸命勉強してこの場にいます。

友達などに助けてもらったのか?

――はい。友達にも「大丈夫だよ」と言ってもらえたりしてとても心の支えになりました。

あなたのお母さんはどんな人か?

――いつも周りに気を使ってくれる明るい母だと思います。

あなたはお母さんに似ているか?

――似ていると思います。

落ち込んだ時のリラックス法は?

――寝ることです。(面接官に笑われました)

◆試験会場の雰囲気

とにかく長い間、ぎゅうぎゅう詰めに座って待っていました。酸欠になりそうでした。絶対参考書とか持っていった方がいいです。

◆後輩へのアドバイス

面接は場慣れが大事です。大丈夫と思ってても、実は全然できないということが多いです。何回も練習してもらうことが大事だと思います。

入試面接の状況2(愛媛大学医学部医学科 AO入試 不合格)

◆面接の方法

個人面接

◆面接時間

10~15分

◆面接会場の略図

面接会場の略図

◆質問内容

どうして愛媛大学を選んだのか?

ボランティア活動をたくさんしているようだが、そこから学んだことは何か?

留学したようだが、そこで感じた日本人の良さは何か?

英語はしゃべれるのか?

いつごろから医師を目指し始めたのか?

医師以外に、例えばあなたなら語学とかの道に行きたいとは思わなかったのか?

自分の成績は学校ではどのくらいか?

産婦人科医、小児科医の医師不足の解決策は何か?

妊婦のたらいまわしをどう思うか?(たらい回しって言ってなかったかも)

もう治る見込みのない患者に、新しい薬を試しに使ってもらうことについてどう思うか?

プロフィール

◆血液型

A型

◆好きな色

ピンク色

◆好きな歌・アーティスト

aiko

◆好きな番組

何も見ていませんでした。

◆お気に入りスポット

自分の部屋のベッド

◆好きな作家・本

相田みつをさんの「本気」。落ち込んだときは是非読んでみてください。

◆好きな(オススメ)飲食物

柑橘系の飲み物。頭がさえます。

◆高校時代はまってしまったこと

学校の保健室での昼寝。

◆受験前のリラックス方法

「絶対大丈夫」って自分に何度も言い聞かせること。

◆小学校時代しでかしてしまった大変な事

塾の先生を平手打ちしました。

◆あなたにとって受験とは

自分を成長させてくれるもの。

◆受験勉強で一番辛かった時期

医学部受験を決めた高3の9月。一番出遅れているという確信があったからです。

◆親や親戚に医師はいますか?

父が内科医です。

◆医療系のドラマなどは見ましたか?

医療系かどうかは微妙ですが、「Dr.コトー診療所」は見ました。離島医療に興味があったので、とてもおもしろかったです。

◆最近、気になった医療系のニュースは?

産婦人科医、小児科医の不足。深刻だと思いました。

◆最近、気になった医療系以外のニュースは?

オーストラリアの山火事。友達のことがとても心配でした。

◆部活動はしていましたか?

ダンス部でした。留学のため高1の冬頃にやめてしまいました。

◆医師を志したきっかけは?

人の役に立ちたいと思ったから、その中でも特に医師を志したのは祖父の死がきっかけです。

◆医師として20年後の将来像は?

離島や僻地など、自分が必要とされている場所に行って、患者さんを身体的な面からだけでなく、精神的にもサポートできる医者になりたいです。

◆興味のある診療科は?

内科や精神科、総合診療科です。

◆医学部入試において面接は必要か?

絶対に必要だと思います。患者さんの命を預かる大事な仕事だからです。

◆医師として大切なことを三つ

患者さんを治したいと思う気持ち、医学的知識と技術、思いやり。

◆面接対策はどのようにしましたか?

代々木の『医学部入試面接ノート』はいいとは思うのですが、一問一答的なところがあるので、医学・医療全体の問題が見えにくいです。しかし、河合塾の『医学・医療概説』はそれを見事に解説してくれていて、面接で突っ込んだ質問をされてもちゃんと答えることが出来ます。あと、面接は場慣れが重要です。面接くらい大丈夫だと思っていても実は全然出来なかったということがよくあります。いっぱい練習させてもらってください。