金沢大学 医薬保健学域 医学類(6年制) 現役合格
T.H.さん
- 進学大学
- 金沢大学 医薬保健学域 医学類
(6年制)
志望校・志望学部を決めた理由、時期
私が小さい頃に祖父の勤務する病院に行った時、祖父が治療後の患者さんから「ありがとうございました」と本当に嬉しそうに言われているのを見て、このような形で人と信頼関係を築ける医師の仕事に憧れを感じたので医師を志願しました。金沢大学を選んだのは、北陸に祖父が住んでいたことと、金沢大学が北陸地方の地域医療の中心だと考えていたからです。医師を志したのは高校2年生の夏休みです。
出願した大学と学部学科
前期:福井大学 医学部 医学科(受験せず)
後期:福井大学 医学部 医学科(受験せず)
私大・AO・推薦入試:金沢大学 医薬保健学域 医学類(6年制)(推薦入試)(合格)
センター試験の得点
英語 | リスニング | 数IA | 数IIB | 国語 |
---|---|---|---|---|
168 /200 | 40 /50 | 100 /100 | 93 /100 | 157 /200 |
物理I | 化学I | 倫理 | 総合点数 | 得点率 |
96 /100 | 89 /100 | 90 /100 | 833 /950 | 87.7% |
英語の学習法
主に研伸館の予習・復習と『思考訓練の場としての英文解釈(1)(2)』をしていました。研伸館の中学生課程では小野先生の「中1英語S」、「中2英語S」、「中3英語S」(現在のS+)を受講していました。小野先生の授業は、文型を意識するきっちりした授業で、しかも楽しい授業でした。中学の時は、予習はしていませんでしたが復習はするようにし、毎週、文型を意識しながら訳せるようにしていました。
高校生課程では天藤先生の「高1英語エクセレント」、「高2英語エクセレント」、「京大阪大英語」を受講していました。天藤先生の授業は、英文を論理的に読む授業で、背景知識も教えてもらえました。授業の復習には毎週2時間程かけて、ノートを見て自分の訳を見直したり、面白い表現や使える表現を覚えたりしていました。高3になってからは予習もするようになり、毎週1時間から1時間半かけて和訳や英訳をしていました。私は日本語の語彙力がないため和訳は大変苦労しました。だから、自分で和訳を書いて、その後に模範解答も書いて2回日本語を書きました。自分の表現があっているかどうかは、書いた和訳を天藤先生に持っていって確認してもらっていました。
『思考訓練の場としての英文解釈(1)(2)』は高2の終わり頃から高3の終わり頃までかけて、1日1文のペースで読むようにしていました。この本は1回やるだけでは不十分だと思うので、1回やってから1ヶ月後にもう1回やってできるかを確認していました。復習は大事なので怠らずにしっかりやることが大切です。
英作文は、研伸館のテキストと学校で使っているテキストを使って、自分で英訳を書いて先生に確認してもらうことと、模範解答を暗記することで使える表現を増やすことをしました。重要な表現はノートに書いて蛍光ペンでマークしていました。そうすると後で見直しやすいと思います。
単語は『ぼん単』(研伸館)を何度も繰り返し覚えました。初めは重要なところだけ覚えて、徐々に細かいところまで覚えるようにして行きました。単語は重要なので初めからちゃんと覚えたほうがいいです。掲載されている英単語を見ているだけでは自分で書けないことがあるので、初めは単語を書いて覚えることをお勧めします。センター試験後は研伸館の夏期講習スペシャルタームの「Word King~縦横無尽~」のテキストで自分の覚えていない単語を覚えました。『ぼん単』が完璧な人は「Word King~縦横無尽~」のテキストを完璧にしたらいいと思います。文法は『サイクリック』(研伸館)を繰り返しました。あまりやる時間がない人には『ネクステージ 英文法・語法問題』をお勧めします。あまり文法は詳しくないですが基本的な内容は見直せます。あと、リスニングは毎日10分でもいいから聞いたほうがいいです。1年ちゃんと続けていたら驚くほど聞こえるようになっています。同じものをずっと聞いてシャドーウィングをするのが良い方法ですよ。毎日違うものを聞くよりは同じものをずっと聞き続けることが大事です。
センター試験が終わってから推薦入試までに福井大の過去問を2~3年分解きました。英語は地道な努力が大切なので頑張ってください。
役に立った英語の参考書・問題集
◆『思考訓練の場としての英文解釈(1)(2)』(育文社)
難しいけどやったら力がつきます。小説も載っているので小説対策にもなりますよ。
◆『ネクステージ 英文法・語法問題』(桐原書店)
文法以外にも熟語やイディオムが載っていて非常に助かりました。
◆『英語で聞く、英語で読む!オバマ「変革」の時代』(コスモピア)
リスニング対策として聞いていました。ネイティブの英語を聞くことで本場の英語に耳が慣れてきて、センター試験のリスニングも結構聞こえるようになりました。これを聞くまではセンター試験のリスニングは20点台でした。
数学の学習法
研伸館の中学生課程では山林先生の「中1数学SA」、「中2数学SA」、「中3数学SA」を受講していました。山林先生の授業は地道できちんとした授業でした。予習はしていませんでしたが、授業で扱った問題の解き直しはしていました。高1の時も引き続き山林先生の「高1数学エクセレント」を受講し、高2の時は研伸館の笹谷先生の「高2数学エクセレントIIIC」を受講していました。復習の時は毎週2時間くらいかけて問題を解き直し、到達度判定試験の前は特に何回も解き直しました。
私は初め文系で高2の時に理系に変わったので、理系の数学に対応するのはかなり大変でした。そのため、高3の初めは数学の基礎ばかりを復習していました。笹谷先生の「京大阪大理系数学」の授業についていくのは大変でしたが、復習はちゃんとしました。笹谷先生の黒板に書く“point”はどんなときでも使えるので、マスターできたら完璧です。自分でテキストの問題を解いてノートを見直すという復習をしていました。
学校では『スタンダード数学演習IAIIB』を使っていたので、それもちゃんと解いていました。『スタンダード数学演習IAIIB』は3回くらいやり直しました。同じ方法ではなく色々な方法で解きました。自分では気づけない方法を学校の先生が教えてくださったので、その方法で違う問題がどう解けるかを試して自分のものにしました。
数学で大切なのは“いかにずぼらをかませるか”だと思うので、計算の過程で楽に解ける方法を探したらいいです。笹谷先生の授業では楽に解ける方法を教えてくれるので、授業を受けて復習して身につけるようにしてください。
センター試験が終わってから推薦入試までに、福井大の過去問を2~3年分解きました。
役に立った数学の参考書・問題集
◆『スタンダード数学演習IAIIB』(数研出版)
答えはないですがこれをやってると基礎は身につくと思います。
◆『オリジナルスタンダード数学演習IIIC』(数研出版)
難しかったです。時間はかかると思いますが、自分で答えを作ってください。
◆『センター試験必勝マニュアル数学』(東京出版)
これをやると、驚くほどセンター試験で点数が取れるようになります。高2の時はマーク模試でも60点台でした。時間が足りなくて大問が丸々1個解けないこともざらにありました。でもコツさえつかめば時間は必ず短縮できますよ。
◆『青チャート』(数研出版)
国語の学習法
高3の時に、研伸館の中村祐介先生、山根先生の「センター試験国語」を受講していました。祐介先生の文章の読み方は論理的で、小説でも、感覚ではなく根拠を探して解答を見つける方法を教えてくださいました。山根先生は古文を読むときの背景知識を教えてくださいました。「センター試験国語」の予習の時はテキストの問題を解き、復習の時はノートを見直して間違えたところを確認していました。現代文の予習をするときは、何を根拠にこの答えになったのかを自分で確認しながらやりました。初めは時間を気にせず自分が納得するまで時間をかけて解きました。復習は答えを覚えているかもしれませんが、何を根拠にこの答えになったのかを自分で確認しながらやるのが大切です。これを続けていると、いつの間にか根拠を押さえて解けるようになっています。
古文、漢文では、単語・句形をちゃんと覚えることが大切です。私は電車の中で『実戦トレーニング古文単語』や『田中雄二の漢文早覚え速答法』で覚えました。『実戦トレーニング古文単語』は学校で使っていたので、学校のペースにあわせてやっていました。ただ、私は怠っていたので、センター試験の点数も悪かったですが…。なのでちゃんと単語・句形を覚えてください。もちろん予習、復習も忘れずにやったほうがいいと思います。センター試験の過去問は赤本(教学社)に掲載されている問題を全て解きました。
役に立った国語の参考書・問題集
◆『田中雄二の漢文早覚え速答法』(学習研究社)
分かりやすいし覚えやすい!
◆『実戦トレーニング古文単語』(中央図書)
たくさん載っているので、覚えたら力になります。
理科の学習法
物理
物理は高2の途中まではまったく勉強していませんでした。高2の夏休みになってから研伸館の内多先生の「高2物理プレステージ[アドバンス]」を受けました。そこで波と電気の基本が学べたと思います。内多先生の授業はイメージがしやすいので頭に残ります。おかげで苦手だった物理が面白く感じられました。「高2物理プレステージ[アドバンス]」の復習の時はノートを見直していました。
高3では研伸館の網干先生の「京大阪大物理」を受講しました。高3の初めでも力学は苦手だったので授業についていくのに必死でした。網干先生の授業は、難しいですが、わかると楽しく、“この授業の延長線上に大学の物理がある”といったアカデミックな感じでした。「京大阪大物理」の復習には2時間以上かけて、テキストをやり直し、ノートをまとめ直していました。疑問に思ったことは網干先生に質問して、わからないことはすぐに消化するようにしていました。
問題集は『新体系物理I・II』を授業にあわせて解いていました。あと、基本的に何も分かっていなかったので、簡単な問題として『物理のエッセンス』も夏休みまでに7回ほど解きました。夏休みに入るまでに『新体系物理I・II』は2回くらい解き直して、夏休みに入って『名問の森』をやりました。『名問の森』は解答が分かりやすいのでパターンを自分で身につけることができます。『名問の森』は、基本的には2回、苦手なところは何回も解きました。
センター物理の点数は高3の初めは40点台でした。でも、1年を通して基礎をしっかりやっていけば点数がどんどん上がっていくので、あきらめないでください。センター試験対策は1年を通してたまにやっていましたが、本格的にセンター試験の過去問をやったのは12月の後半からです。
センター試験が終わってから推薦入試までに福井大の過去問を化学とセットで5~6年分解きました。
化学
高2の時は学校の授業の復習をしていました。『センサー化学I・II』(啓林館)と学校のプリントを見直すことで復習していました。高3になると研伸館の市道先生の「京大阪大化学」を受講しました。市道先生の授業は、深いところまで突っこんで解説されるので、ついていくのに苦労すると思いますが、『化学I・IIの新研究』を参考にしながら復習をしました。市道先生の課題をこなすだけでもかなり力になるので、時間をかけてでもやってください。私は全く手が出なかったので、姉に聞いたり、参考書を見たりしながら解いていました。完璧にできてなくてもやることが大切なので、やってください。
『化学I・II重要問題集』は、高3の春休みに1周目(学校で習った範囲)、春休みから夏休みまでに2周目をしました。夏休みには無機分野を学校のプリントで覚えながら『化学I・II重要問題集』の3、4周目をやり、『入試精選問題集 化学I II』をやりました。秋からは『入試精選問題集 化学I II』の2周目と『有機化学演習』をやりました。有機化学はやればやるだけできるようになるのでたくさん問題を解きましょう。高分子は覚えるものもたくさんあるので、センター試験までにある程度のレベルまで問題を解けるようにしておくとセンター試験後に楽ですよ。私は平衡が苦手だったので、皆さんは平衡もセンター試験までにできるようにしておくことをお勧めします。研伸館のテキストをやり直すだけでも全然違いますよ。センター試験対策としては、12月から『化学I・II重要問題集』の化学Iを2回やり、1月から過去問を解きました。
センター試験が終わってから推薦入試までに福井大の過去問を物理とセットで5~6年分解きました。
役に立った理科の参考書・問題集
《物理》
◆『物理のエッセンス』(河合出版)
簡単な問題は解けるようになります。基礎の基礎ができてない人にお勧めです。
◆『新体系物理I・II』(教学社)
基本ですが根本的なところを聞いてくるのでこれができたら色々なところに応用できるようになります。
◆『名問の森』(河合出版)
中堅の大学を目指している人はこれをやったら力がつきます。
◆『物理教室』(河合出版)
参考書として詳しく書いてあるのでちょっと分からないときに調べるといいですよ。
《化学》
◆『化学I・II重要問題集』(数研出版)
基礎力がつきます。かなり難しいというわけではないので何度も解いてください。
◆『入試精選問題集 化学I II』(河合出版)
ある程度の基礎力がついたらこれをやってください。根本的なところを聞いてくるので、これが解けるようになればもっと難しいものにも対応できるようになると思います。
◆『有機化学演習』(駿台文庫)
有機化学は数をこなすことが大切!たくさん解いてください。良問が多いのでお勧め。
◆『化学I・IIの新研究』(三省堂)
詳しい参考書です。深すぎるように思うかもしれませんが、これだけ分かっていたら授業の内容も分かるし、色々な問題でも解けるようになります。1回だけでわかる必要はないと思うので何度も繰り返し読んで理解したらいいと思います。
社会の学習法
センター倫理
研伸館の授業は受講していませんでしたので、学校の授業で勉強していました。テストでちゃんと点を取れることを目標にして勉強しました。私は倫理の内容に大変興味があったので、勉強しているときは楽しかったです。倫理は嫌いな人は全然覚えられないということが多いので、嫌いな人は選択しないことをお勧めします。高3の初めから『倫理の点数が面白いほどとれる本』を使ってまとめ直しをしました。問題集は高3の11月からセンター試験までは『超速解!ハンドブック倫理』を毎週30分~1時間くらいしかやっていなかったです。11月ぐらいからセンター試験の過去問をやり始めました。センター試験の過去問をやって、それをノートにまとめ直して、自分が不得意なところはどこかを分析しながらやりました。センター試験の過去問は赤本(教学社)に掲載されている全ての問題を解きました。
役に立った社会の参考書・問題集
◆『倫理の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)
非常にわかりやすかったです。覚えやすいし見やすいし面白いです。大変お勧めです。学校でも半分以上の人がこれを持っていました。
◆『超速解!!ハンドブック倫理』(学研教育出版)
○×問題なのでいつでも気軽にできる!そのくせに結構難しい。センター試験対策にはもってこいでした。
科目別学力自己評価
センター試験から推薦入試までの各科目の勉強の比重
センター対策の方法
英語
12月後半から、2000年から2010年までの本試験・追試験をともに解きました。
数学
センター試験対策はほとんどやっていませんでしたが、12月後半から、苦手分野のところだけ時間を制限(10分から15分)してやるというようにしていました。『センター試験必勝マニュアル数学』を見て、速く解くコツを身につけました。
国語
現代文は9月から研伸館の中村祐介先生の教えてくれたスケジュール通りに解きました。あとは研伸館のセンター試験対策テキストを解きました。古文・漢文は1週間に1年分やるくらいでした。
理科
高3から少しずつやっていました。しかし、ほとんど覚えていなかったので、1月からもう一度解き直しました。1日2年分の本試験・追試験を、物理も化学もやりました。
社会
11月からセンター試験の過去問を、2000年から2010年までの分を解きました。冬休みになってからは、2日に1年分をやっていました。
センター試験後から推薦入試までの勉強の仕方
中村祐介先生に志願書を見てもらいました。そこでのポイントは学校選びの理由です。ありきたりなものを書くのではなく、その大学が推しているもの、その大学ならではのものに自分が惹かれたことを書くことが大切です。面接は祐介先生と網干先生に練習してもらいました。本番の面接でのポイントは言いたいことを簡潔に伝えることです。網干先生がおっしゃるには、先に一番言いたいことを言って、あとで細かくする形だと伝わりやすいそうです。センター試験後に福井大学の過去問を全部解きました。時間を計って何が苦手でどうするのかを考えながら復習しました。
受験会場の雰囲気
周りが賢そうに見えました。私語厳禁だったので厳粛な雰囲気でした。気持ちが折れやすい人は気をつけてください。
金沢大学医学部推薦入試 現役合格への秘訣!
医学部受験においては、センター試験の点数が医学部を受けるための切符です。良くてもそれは試験を受ける切符を手に入れただけに過ぎません。自分はできるんじゃないかと過信した時点でアウトだと思います。センター試験も簡単だと感じても、なめずに本気でぶつかってください。センター試験が悪かったらそれだけで切符が手に入りませんから。推薦入試は、特にセンター試験の点数が高い人が多いですしね。面接のためには医学のニュースについてたくさん知識を手に入れましょう。ネットでもいいですし、研伸館でもらえる『医学部入試面接対策 虎の巻』でもいいと思います。とりあえず多くのことを知っておきましょう。自分がなぜ医師になりたいのかという理由もちゃんと言葉で説明できるようにしておくことは医学部受験の大前提ですよ。面接のときは笑顔を忘れず自分の長所を伝えるのが大切です。
入試面接の状況(金沢大学 医薬保健学域 医学類 推薦入試)
◆面接の方法
個人面接 面接官3人VS受験者1人
◆面接時間
約20分
◆面接会場の略図
◆質問内容と回答
1.地域医療の問題・原因・解決法は何だと思いますか?
――地域医療の医師不足の原因は自分1人でしなければならないという心的負担と身体的負担だと思います。だから交代制にして交代している間に中核病院で技術を上げられるようにして、また地域で応用できるようにしたら解消できると思います。
2.医療技術で接していきたいことは何ですか?
――iPS細胞です。将来、今はまだ分かっていない難病の原因をつきとめることに利用できるようになると思うので研究してみたいです。(←私は整形外科志望なので後でかなりつっこまれました。)
3.尊敬する医師の名前・理由は?
――野口英世です。ハンディキャップを持ちつつも、世界のために黄熱病を研究した熱い心に胸を打たれたからです。
4.大学に入って勉強したいことは何ですか?
――カフェイン治療について興味を持ったので、それをもっと知りたいです。(←志望理由書に、カフェイン治療に興味があって志願したと書きました。)
5.世界で紛争が起こっていますが、医師としてどうしたいですか?
――世界については考えたことがありません。今はまだ日本にも医学的な問題が残っているし、私自身は地域医療に従事したいと考えています。
6.今まで大変だったことは何ですか?
――私は生徒会で会長をしていたので、部活等の予算の振り分けが大変でした。部活同士の仲介や先生と交渉するのが難しかったです。
7.嫌な人との接し方は?
――嫌な人でも、嫌なところだけあるわけではなく、他のことでその人と話していると良いところも見えてくるので、特に何かはしていません。良いところが見えると嫌いなことが薄れました。
8.自分の欠点のエピソードについて話してください。
――人に流されやすく自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまうので、そういう風にならないようにしたいです。
◆自己推薦書の内容
・医師を目指した理由
・金沢大学を志願した理由(教育制度/金沢大学の研究に興味を持った)
・将来、自分のなりたい医師像
◆面接会場の雰囲気
厳粛な感じで私語は一切厳禁でした。受験生は一般枠と特別枠とで60人でした。
◆事前の対策
・医学の問題をネットで調べる。
・研伸館の『医学部入試面接対策 虎の巻』を読む。
◆AO入試・面接に大事なこと
・丁寧に話すこと。
・笑顔
◆後輩へのアドバイス
最後まで気合を入れてやり抜いてください。諦めたらそこで終わりだと思います。
プロフィール
◆血液型
AB型
◆好きな色
緑色
◆好きな歌・アーティスト
いきものがかり、Perfume
◆好きな番組
「リンカーン」「秘密の嵐ちゃん!」
◆お気に入りスポット
図書館、学校
◆好きな作家・本
伊坂幸太郎、有川浩、アレックスシアラー、加納朋子
◆好きな(オススメ)飲食物
ただの炭酸水
◆高校時代はまってしまったこと
読書・イラストを描く
◆受験前のリラックス方法
イラストを描く
◆小学校時代しでかしてしまった大変な事
習い事をサボりました。後で母にばれて大目玉を食らいました。
◆あなたにとって受験とは
今までの努力を発揮するところ
◆受験勉強で一番辛かった時期
高3の11月にセンター試験がこのままではやばいことに気づいて絶望的な気持ちになり、やる気が失せました。この頃浪人も考えていました。センター試験の後もこのままでは受からないのではないかという気持ちになっていました。
◆高校3年生のときの一番の思い出
文化祭
◆親や親戚に医師はいますか?
父・祖父・叔父
◆医療系のドラマなどは見ましたか?
見ていません。
◆最近、気になった医療系のニュースは?
妊婦のたらいまわし事件
◆最近、気になった医療系以外のニュースは?
エジプトのデモ
◆部活動はしていましたか?(引退時期は?)
バドミントン部でした。高2の終わりに引退しました。
◆ボランティア活動はしましたか?
していません。
◆医師を志したきっかけは?
祖父の、患者さんとの信頼関係をみて感銘を受けたから。
◆医師として20年後の将来像は?
女医として細かいところにまで気づいて、精神的にもケアができて、誠実に患者さんと向き合える医師
◆興味のある診療科は?
整形外科
◆医師として大切なことを三つ
誠実さ・細かな気配り・コミュニケーション力
◆今までで一番つらかったこと
文化祭で勉強を全然すすめることができなかったこと。
◆面接対策はどのようにしましたか?
研伸館の中村祐介先生と網干先生に面接の練習をしていただきました。あと父にもしてもらいました。
◆本番の面接直前の心境はどのようなものでしたか
かなり緊張しました。でも、話が弾んだときは楽しかったです。