奈良県立医科大学 医学部医学科 現役合格

志望校・志望学部を決めた理由、時期

自宅から通える国公立の医学部に行きたいということで、大阪市大か奈良県立医科大を受けようと考えており、受験のチャンスを増やしたかったので、奈良県立医科大の推薦入試を受験しようと、高3になった時に決めました。

出願した大学と学部学科

前期:大阪市立大学 医学部医学科(受験せず)

後期:奈良県立医科大学 医学部医学科 地域枠(受験せず)

私大・AO・推薦入試:奈良県立医科大学 医学部医学科 推薦入試 地域枠(合格)
              防衛医科大学校(一次合格 二次受験せず)

センター試験の得点

英語 リスニング 数IA 数IIB 国語
192 /200 44 /50 88 /100 85 /100 175 /200
化学I 物理I 倫政 総合点数 得点率
97 /100 95 /100 94 /100 870 /950 91.6%

傾斜配点:831.3/900点(92.4%)

奈良県立医科大学 推薦選抜試験(緊急医師確保) 二次試験の得点

小論文 面接 二次合計 二次+センター
126 /180 100 /100 226 /280 1057.3 /1180

※二次+センター合計 医学部
【合格最高点】1067.9点 【合格者平均点】1041.7点 【合格最低点】1026.8点

大学別模試の判定

■第1回駿台全国模試  :E(大阪市大) E(奈良県立医科大 地域枠 後期)

■第2回駿台全国模試  :B(大阪市大)

■進研マーク模試(6月) :B(大阪市大) C(奈良県立医科大 地域枠 後期)
                  C(京大 薬学部 薬科学科)

■第2回 全統マーク模試:B(大阪市大) B(奈良県立医科大)
                  A(京大 薬学部 薬科学科)

■第2回 全統記述模試 :C(大阪市大) B(奈良県立医科大)
                  B(京大 薬学部 薬科学科)

■第3回 全統マーク模試:B(大阪市大) A(奈良県立医科大)
                  B(京大 薬学部 薬科学科)

■第3回 全統記述模試 :D(大阪市大) C(奈良県立医科大) 

■神大実戦(秋)       :D(医学部)

■全統医進模試      :B(大阪市大) A(奈良県立医科大)

英語の学習法

英語は、高2の夏までは、塾には通わずに、教科書や『速読英単語』(Z会出版)の文章などを丸暗記するといった勉強をしていました。効率こそ悪かったですが、今思えばこの勉強法はかなり効果的だったと思います。

高2の秋からは、研伸館の神崎先生の「高2英語特別選抜S」を受講していました。この授業は非常に衝撃的なものでした。一般的な英語の先生が教えるように、英文を品詞分解して、SVOとかつけながら前から読んでいく王道を通りながら、それでいて解説の一つ一つが明快に理解できました。英語の正しい読み方を初めて知ることができたと思います。神崎先生の教え方は、神レベルです。予習はじっくり2時間ぐらいかけて和訳と英作をやり、復習は授業の解説をノートに写し直しました。自分の手でもう1回写すことで完全に授業内容を頭に叩き込むことができました。

しかし、高2の最後にある新学年コース認定試験の時、数学で「京大阪大」クラスの判定を出すために数学ばかりをやってしまい、英語をおろそかにしていたら、英語で「京大阪大」クラスの判定になってしまいました。そこで、研伸館の天藤先生の「京大阪大英語」を受講することにしました。この授業では毎回予習を提出して、添削して順位をつけて返却して頂けたのが非常に良かったです(返却される英作文の答案には、赤字でたくさんのチェックが入っていて、自分の悪いくせなどを気付くことができました)。1位をとるために、毎回予習には2時間近くかけて頑張りました。覚えている限りでは、1位を2回、3位を2回ぐらい取ったことがあります。復習に関しては、高2のようにノートに写し直す作業はせず、ノートの見直しだけやりました。授業後すぐと、1週間後の、計2回の見直しをしました。

7月からは再び神崎先生の「東大京大英語」にお世話になりました。周りのレベルがあまりにも高く、テキストの難度もかなりのものでしたが、お陰で模試などの英語が簡単に見えました。英語の勉強は授業の予習・復習しかしていませんでしたが、それで十分だったと思います。

センター後は、研伸館のテキストの復習を主にやりました。大阪市大の過去問は、赤本に掲載されている量が少なくて、早めにやりすぎて直前期にやるものがなくなったら嫌なので、推薦入試まではやりませんでした。

役に立った英語の参考書・問題集

◆『ぼん単』(研伸館)

高3になる前までに2500番まで一通り覚えましたが、しばらく放置していたらまたすぐに抜けていったので、通学途中などに見るようにしていました。『ぼん単』さえ完璧にすれば、とりあえずは何とかなります。

◆研伸館の「京大阪大英語」・「東大京大英語」のテキスト

難しい文章ばかりです。持っているだけで賢くなった気分になります(笑)。

◆『英単語ターゲット1900』(旺文社)

高1のときに使っていました。

◆『システム英単語』(駿台文庫)

高2・3のときの学校の小テストで使っていました。2日に1回、見開き分がテスト範囲でした。

◆『UPGRADE英文法・語法問題』(数研出版)

高2・3のときの学校の小テストで使っていました。

◆『よくばり英作文』(駿台文庫)

高2・3のときの学校の小テストで使っていました。

数学の学習法

学校の進度が遅かったので、高2の時は研伸館の「高2数学エクセレントIAIIB」(川崎先生)と「高2数学プレステージ」(前期:野口先生、後期:西山覚先生)を両方受講していました。「高2数学エクセレントIAIIB」は、3題の問題を1時間ぐらいで解いて予習をし、授業後にもう1回解き直して1時間ぐらい復習しました。「高2数学プレステージIIIC」は予習も復習もしませんでした。到達度判定試験前に総復習をしたぐらいです。野口先生は変わった先生でしたが、話し相手としてはなかなか良かったです。質問しに行ってもぞんざいな感じで応対されるのですが、ある意味、友達感覚のような気もして、言葉で言い表しにくいのですが、いい先生だったと思います。半年しかお世話になっていないのに、最後は一緒に写真を撮るほどの関係になっていました。西山覚先生は、あの静かなしゃべり方とわかりやすい授業が印象的でした。西山覚先生のお陰で、三角関数の和積の公式を覚えることができました。

高3からは川崎先生の「京大阪大理系数学」を受講していました。前期はテキストを使っての授業なのですが、扱われる問題の難度が高すぎて、数学の苦手な自分には結構つらかったです。予習には2時間位かけ、復習は、夏休み等にまとめてやりました。川崎先生はとにかくわかりやすく、親しみやすく、面白い(?)、自分にはもったいない位の先生でした。自分は数IIIがとにかく苦手だったので、先生に言われて、「高2数学エクセレントIIIC」のテキストの復習も夏休みにやりました。

後期は演習授業なのですが、そこでも毎回あまりよろしくない成績を取り続けました。授業日が土曜日だったので、翌日の日曜日の午前中に演習問題を解き直して復習をしっかりしました(1週間前の演習問題も一緒に)。しかし、模試でも数学の点は伸びず、川崎先生には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、無事に合格して一緒に写真を撮れたので良かったです。

役に立った数学の参考書・問題集

◆研伸館の「京大阪大理系数学」の前期テキスト

夏休みは主にこの復習をしていました。1日1講ずつで、最終的には2~3周しました。

◆研伸館の「京大阪大理系数学」の後期演習問題

様々な分野が網羅されていて、非常に効率よく数学の勉強ができます。

◆『オリジナルスタンダード数学演習IIIC』(数研出版)

高3のときの学校の使用教材です。学校の進度が少し遅かったので、自分でさきさき進めていきました。でも、全部は終わっていません。

◆『スタンダード数学演習IAIIB』(数研出版)

高3のときの学校の使用教材です。予習はしないときが多かったですが、するときは30分くらいで指定問題を解いていました。学校の先生の解説がとても丁寧だったので、ばっちりノートに写して、中間・期末試験までに猛勉強しました。

◆『理系数学の良問プラチカIAIIB』(河合出版)

高3の秋に1周しました。学校の空き時間や他の科目の勉強に飽きた時とかにやっていました。

◆『青チャート 数IAIIB』(数研出版)

研伸館の野口先生に勧められて、高2の夏にさーっと1周しました。

◆『Focus Gold数IAIIBIIIC』(啓林館)

高2のときの学校の使用教材です。

国語の学習法

国語はセンターだけだったので、塾には通わず、学校の授業以外には、特に何も特別なことはしていませんでした。学校の授業はセンター試験の過去問の演習&解説で、毎週2年分ぐらいを解いていたと思います。現代文も古文・漢文もいつもフィーリングで解いていましたが、古文・漢文は、文章中に出てきた単語はある程度覚えるようにしました。

国語は、どんな解き方が自分にとってベストなのか、人それぞれ違うと思うので、自分にあった解き方を見つけられるように頑張ってください。ちなみに、僕の場合は第1問から第4問まで順番に、普通に解いていました。

役に立った国語の参考書・問題集

◆センター試験の過去問

追試は悪問が混じっていることが多いので、本試を大切に解きましょう。早い時期に解きすぎると、直前期にやることが無くなって不安になります。学校で本試と追試をまとめた冊子を配ってくれていたので、平成4年から23年まで大体やりました(最近の年度は著作権の関係でいくつか掲載されていない問題がありますが)。

理科の学習法

物理

学校の授業では、高1で『センサー物理I・II』(啓林館)で講義が行われ、入試問題の演習も多く取り入れられていました。高2の途中からは中間や期末テストのときに、『物理I・II重要問題集』(数研出版)のやる範囲が決められて、その範囲の問題をノートに書いて提出することもしていました。

研伸館では、高2で「高2物理エクセレント」、高3では「京大阪大物理」で、内多先生にお世話になりました。高2のころは予習も復習もせずにただ授業を受けているだけであり、成績は伸びませんでした(英数を重視していたということもありますけど…)。内多先生すいません。高3になると、予習はしませんでしたが復習はしっかりしようと思い、授業中にやった問題や内多先生が配ってくれた問題を1時間ぐらいで解きました。さらに、内多先生が、研伸館の授業の進度に合わせて『新体系物理I・II』で解く問題を指定してくれたので、その問題も解いていきました。大事なところになると渋い低音ボイスに変化したり、しょっちゅう娘さんに関する雑談(あんまり面白くない)をなされる先生の教える物理は、本質にせまり根本を大事にする内容が、非常に理解しやすかったです。研伸館の物理の問題は面白い問題が多くて、物理の勉強が好きになれたのも良かったです。高2では全然理解できていなかった電気分野が高3になって理解出来るようになり、『新体系物理I・II』や「京大阪大物理」のテキストの問題がどんどん解けるようになりました。コンデンサーの問題を微積を利用しながら解けることに自分で感動するぐらいです。京大実戦の過去問なんかもコピーしてやりました。

化学

化学は高3になるまで、苦手を通り越して、もはや恨めしかったです。学校の先生がオリジナルプリントで講義をしてくれていたのですが、演習量を積めていなかったので実力の伸びがいまいちだったと思います。「このままじゃ落ちる!」と藁にもすがる思いで受講した研伸館の「京大阪大化学」で岡内先生に出会いました。岡内先生の授業は、非常にわかりやすくて、熱いものでした。岡内先生は化学ができない人目線で授業をしてくれるので、0の状況から始めて難しい問題まで解けるようになりました。毎授業後、板書の内容をノートにまとめ直し、自分だけの参考書を作っていました(模試の会場にも持って行きました)。僕は、岡内先生が授業中に言うことを、ノートにグチャグチャにしか書き取ることが出来なかったので、授業後すぐに自習室に入って、すぐにもう1回きれいに清書しました。2~3時間はかけましたが、これによってかなり理解が深まった気がします。特に、有機分野などは、夏前には「プロパンって何?」みたいな感じだった僕が、夏休み明けには有機が一番の得意分野になっていました。岡内先生がいなかったら、現役合格はなかったと思います。

役に立った理科の参考書・問題集

物理

◆研伸館の「京大阪大物理」のテキスト

良問ぞろいで、復習すると賢くなります。テキストの復習は、毎授業後に軽くやりましたが、夏休みなどのまとまった時間のある時にも一気に解き直ししたりしていました。

◆『新体系物理I・II』(教学社)

研伸館の授業を受けた後、復習として解いていました。基礎が身につきます。そんなに難しくないので、大きな負担にはなりませんでした。

化学

◆OP(岡内プラクティス)

研伸館の岡内先生の作られたプリント。希望者はいつでももらえます。僕は、3月ぐらいにOPをもらいに行ったのですが、「OPは上級者向けやから、出来るようになってからもう1回出直して来い」と言われました。その後、『化学I・II重要問題集』などを解きながら実力をつけて、6月ごろに再びOPをもらいに行きました。このときに、化学の電機分野のOPをもらうことができて、「ようやく自分もOPができる!」と感動したことを覚えています。夏期講習で配布してくれた有機分野のOPは特に一杯やりました。後期は、授業の最初にOPを配ってくれることも多かったので、もらったものを地道に解いていきました。

◆『化学I・II重要問題集』(数研出版)

僕にとっては“重問”ですら難問でしたが、根気よく解いていたら、成績は伸びました。高2の夏ごろには購入していましたが、実際にやり始めたのは高3の春だったと思います。研伸館の授業で習った問題をやり、学校の授業で習った問題をやり、という感じで進めていきました。

社会の学習法

センター倫理・政経

社会は、学校の授業が良かったので、塾には通っていませんでした。倫・政は新設科目ということで、本番にどんな問題が出るのかわからないという妙なスリルがありました。

12月になってもマーク模試で50点台を叩き出していたので、これはまずいなと思い、倫理と政経の赤本を両方買って、載っている問題は全て解ききりました。そして、間違えた問題は全て解説をノートに書き写すという作業をやり続けました(ノート1冊半ぐらい)。すると、今まで頭の中でバラバラだった知識がつながってきて、学校で配布されたVパックやKパックなどの予想問題などで8割は堅くとれるようになりました。

センター本番では、予想していたのと結構違う問題で焦りましたが、結構うまくいって良かったです。

役に立った社会の参考書・問題集

◆『決定版 倫理、政治経済の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)

知識をまとめるのにはかなり使えました。ただ、“面白いほどとれる”ほど内容は濃くはなかったです。

科目別学力自己評価

科目別学力自己評価

センター試験から二次試験までの各科目の勉強の比重

センター試験から二次試験までの各科目の勉強の比重

センター対策の方法

過去問は何年分解きましたか?

理科・社会に関しては、赤本を買って、載っている問題は全て解ききりました。

過去問以外を使った対策はしましたか?

研伸館のファイナル予想講座で、数学・物理・化学をとりました。

いつごろからセンター対策に本腰を入れましたか?

12月に入ってからは、センター対策に重点を置いた学習をし始めました。完全にセンター対策に移行したのは、12月の後半になってからでした。

センター対策について、後輩へのアドバイス!

医学部志望の人は、かなりセンターで高得点が必要になりますが、だからといってあんまり早くから対策を始めると、直前期にやることが無くなって不安になるので、過去問を使っての対策は12月に入ってから行うべきです。ある程度の実力なしに闇雲に過去問を解くのは、過去問の浪費です。

奈良県立医科大 推薦入試 現役合格への秘訣!

正直なところ、推薦入試の対策はあまり行っていませんでした。研伸館の寺岡先生に2回面接練習をしてもらい、学校でも3回やったので、面接は結構対策したと思いますが、小論文対策は、過去問を2,3年分解いた位で、ほとんどの時間は前期試験の勉強に費やしました。多分、奈良県立医科大の推薦入試はほとんどセンターの点で決まると思います。

二次試験の受験会場の雰囲気や面接待機場の雰囲気

一次選抜でかなり人数が削られたので、人数は少なかったですが、受験会場は浪人生ばかりでした。僕の学校からは奈良県立医科大を受験する友達が多かったので、僕は友達とずっとしゃべっていました。浪人生たちも、友達とお互いにしゃべり合っていて、あまり緊張した雰囲気ではなかったです。

センター試験後から推薦入試一次合格までの勉強の仕方

推薦はオマケみたいなものだと考えていたので、前期試験の勉強ばかりしていました。推薦入試の対策は、試験1週間前までは何もやっていなかったです。

とはいえ、何も対策しないのはどうかと思ったので、寺岡先生に2回面接練習をして頂きました。寺岡先生は、平常授業をとっていない僕にも丁寧に面接練習をしてくださり、また志望理由書も見てくださり、非常にお世話になりました。

小論文は、過去問を2度学校の先生に添削してもらった以外は、過去問を2,3年分コピーして、赤本の答えを読む、という位のことしかしませんでした。

一次合格から二次試験までの過ごし方

奈良県立医科大は、一次選抜(センターの点数のみ)から二次選抜までに3日しかないので、特に今までと変わりなく、前日まで数学も化学もがっつり勉強していました。

小論文のおおよその内容・問いと自分の解答の流れ

2題構成で、1番が、「待つ」ということにはどういう意味があると考えるか、自分の意見を400字以内で述べよというものでした。僕は、待つことによって互いの意見をよく知り、行うべきことを吟味でき、このことは医療事故防止にもつながる・・・みたいなことを書きました。2番は英語の論文で、日本食について書かれたものでした。その文章の要約を200字以内、また、文章に関する自分の意見を200字以内で述べよというもので、英文の長さ、難易度ともに、平易なものでした。ただ、具体例が多く、要約するのは若干面倒でした。自分の意見に関しては、僕は、「もっと日本人の食生活を詳しく調査し、現代の日本人に適した食事とはどのようなものか追求していくべきだ」…みたいな感じで書きました。

入試面接の状況(奈良県立医科大学 医学部医学科)

◆面接の方法

個人面接  面接官3人VS受験者1人

◆面接時間

3~4分

◆面接会場の略図

面接会場の略図

◆質問内容と回答

1.どうして医学部を志望したのですか?

 林原――私は、小さい頃から医師という職業に憧れを抱いていました。それは、おそらく母が海外の医療ドラマが大好きでよく見ていたのを、隣で見ていたからだと思います。あと、私の近所に人気の町医者の方がいらっしゃり、その病院の待ち時間は長かったです。なぜ長いのかというと、その医師の方が患者一人ひとりと、すごく丁寧に向き合い、長い時間お話されるからなんです。だからその医師の方は、よく話を聞いてくれるし、話をしてくれるいい先生だと人気であるし、私もその先生が好きです。しかも、そのような医師の存在が、現在の医療問題を改善する上で、大きな役割を担っているということも、医療問題について調べているうちに分かりました。だから、僕もそんな風に、地域の人々の健康を守りながら、医療関係にも貢献する医師になりたかったので、奈良県の地域医療に一番貢献している貴校の、それも、地域枠に志望しました。

2.理想の医師像を教えてください。

 林原――先ほど述べた医師の方のような、患者と積極的にコミュニケーションを取る、思いやりの心を持った医師になりたいと思います。

3.卒業論文について教えてください。

 林原――(私の学校では中3のときに卒業論文があり、私はそこで麻酔について調べたことが調査書に書かれていました。その内容について、2つほど教えて欲しいと言われました。)

プロフィール

◆血液型

A型

◆好きな色

黒色

◆好きなアーティスト・歌

BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS

◆好きな番組

前田敦子の出ているテレビなら何でも好きです。

◆お気に入りスポット

学校

◆好きな作家・本

『ONE PIECE』

◆好きな(オススメ)飲食物

いわゆるジャンクフードと呼ばれるものはみんな好きです。

◆高校時代はまってしまったこと

前田敦子。受験中、あっちゃんは心の支えでした。

◆本気で勉強し始めたきっかけは?

あんまり全力を出した覚えが…でも、今考えれば、12月以降はかなり勉強していた気がします。

◆受験前のリラックス方法

友達としゃべることです。

◆小学校時代しでかしてしまった大変な事

水泳の時間、友達のパンツを隠した。すいませんでした。

◆あなたにとって受験とは

つらかったけど、楽しかったし、自分を人間的にも成長させてくれたもの。

◆受験勉強で一番辛かった時期

冬期講習くらいからセンター本番にかけての期間は、精神的に一番辛かったです。

◆受験勉強以外で頑張ったこと、取得した資格など

高2の時、文化祭実行委員会に入って頑張りました。

◆高校3年生のときの一番の思い出

楽しい思い出ばかりで選べないです。

◆感銘を受けた算数・数学の問題

「京大阪大理系数学」後期演習第3回の「反転」の問題。問題というより、川崎先生の講義から反転の奥深さを知りました。

◆親や親戚に医師はいますか?

いません。

◆医療系のドラマなどは見ましたか?

母が見ているのを、横でちょっと見ていた位です。

◆最近、気になった医療系のニュースは?

TPPに入ることで、日本の医療制度にもたらされる影響について。

◆最近、気になった医療系以外のニュースは?

研伸館の川崎先生が上本町と西宮で授業をされることにより、研伸館にもたらされる影響について。

◆部活動はしていましたか?(引退時期は?)

していません。

◆ボランティア活動はしましたか?

していません。

◆医師を志したきっかけは?

小さい頃から、医師という職業にはずっと憧れていました。あとは、近所の内科医の先生の仕事ぶりに憧れたことです。

◆医師として20年後の将来像は?

患者さんから信頼されるような、誠実な医師になりたいです。

◆興味のある診療科は?

総合診療医や診療内科など、興味のある科はたくさんあります。

◆医学部入試において面接は必要?

人格をみるという意味では必要だと思います。また、面接対策を通して、自分が本当に医師になりたいのかを見つめ直せるし、医療問題に関して関心を持つきっかけにもなります。

◆医師として大切なことを三つ

知識・思いやりの心・コミュニケーション能力

◆面接対策はどのようにしましたか?

寺岡先生に2回面接練習をして頂きました。あと、学校でも3回やりました。本学志望理由と、医師になりたい理由については、面接練習を通して考えていきました。