和歌山県立医科大学 医学部医学科 現役合格

志望校・志望学部を決めた理由、時期

高3の秋に出願を決めました。理由は母の実家があるため面接で有利だと思ったこと、大学のパンフレットを読んで魅かれたことです。小学3年生から医師を目指していたので医学部にしました。

出願した大学と学部学科

前期:宮崎大学 医学部 医学科(受験せず)

後期:福井大学 医学部 医学科(受験せず)

推薦入試:和歌山県立医科大 医学部 医学科 推薦入試 県民医療枠(合格)

私大:近畿大学 医学部 医学科 地域枠推薦(不合格)

その他:自治医科大学 医学部 医学科(不合格)

センター試験の得点

英語 リスニング 数IA 数IIB 国語
174 /200 44 /50 82 /100 69 /100 171 /200
化学I 生物I 地理B 総合点数 得点率
84 /100 93 /100 61 /100 778 /950 81.9%

傾斜配点:734.4/900点(81.6%)

大学別模試の判定

■神大実戦(秋):E

英語の学習法

研伸館中学生課程の授業(石河先生の「英語SA」)で文法の基礎ができていたので、英語に苦手意識を持つことはほとんどありませんでした。中学生の時に音読をする習慣をつけて頂いたのが、後になって役立った実感があります。

高1のときは、研伸館の小川先生の「高1英語エクセレント」で、丁寧に文構造を把握する習慣をつけて頂きました。授業で扱う以外の英文まで読むと、予習に1時間ぐらいはかかったのですが、いつも時間が取れるわけではなかったので、小川先生に絶対やって欲しいと言われたことを30分くらいでやることが多かったです。必ずやるようにしていたことは、授業で扱う英文を読んで、分からない単語を調べ、SVOCを付けることです。復習は到達度判定試験の直前にまとめてやりました。雑な読み方をやめることで、その後英文読解で躓くことはありませんでした。

高2のときは、研伸館の天藤先生の「高2英語エクセレント」を受講しました。高1に比べて英文の内容が難しくなってきたので、予習は必ず1時間はしていきました。復習もやりたかったのですが、文化祭の準備などで常に忙しかったので、高1と同様、到達度判定試験の直前にまとめてやりました。

高3になっても同じく天藤先生の「京大阪大英語」を受講しました。復習は授業ノートを登下校中の電車や授業の合間の休み時間に見返す程度しかしませんでしたが、予習はしっかりやりました。和訳に40分、英作に1時間かけました。私は英作が苦手だったので、高1や高2のときの研伸館のノートを見直したり、『ロイヤル英文法』を参照したり、『実戦編・英作文のトレーニング』で使えそうな表現を探したりしながら解答を作成しました。「京大阪大英語」のテキストに載っている英作は長めのものが多く、神戸大や和歌山県立医科大に必要では無いかも知れないと思って天藤先生に1回相談に行ったこともあるのですが、天藤先生に、「医学部はレベルの高い人が受けるし、自分の行きたいと思っている大学に、偏差値の高い大学を志望している受験生も降りてくるかも知れない。だから、難しめのことをやっておいた方がいいよ」と言われたので、真剣に英作の予習を続けました。すると、今までの知識が整理され、全く書けなかった英作文が少しずつ書けるようになっていきました。研伸館の英語の授業をとっている人は、素直に言われた通りにしようとすることが一番大事です。使える表現を集めることや復習で英文を覚えてしまうことなど、私は完璧にはできませんでしたが、やろうと努力したのが英語力の向上につながりました。単語はだらだらやっても頭に入らず、本当に覚えているのかいつも不安だったので、1週間に個数を決めて、自分でテストをしました。私は『ぼん単』と『システム英単語』(駿台文庫)を使って、白い紙に単語と意味を書きまくって覚えるようにしていたので、意味だけ隠してみるとか、単語だけ隠してみるとかして、簡易的なテストを作ってやっていました。

センターが近づくと、学校で模試をたくさんやってもらっていたので、センターの過去問は1年分しかしていません。高3の研伸館のクラスを決める試験で「京大阪大」クラスに入るために必死で文法を固めたので、その後文法対策はほとんどやらずにすみました。音読する習慣があれば発音アクセント問題に悩むこともありません。英語は急に伸びたりしないので、早いうちから地道な努力を積み重ねてください。

センターが終わってからは、「京大阪大英語」の復習や、宮崎大の過去問を3年分ぐらいやりました。宮崎大の英語は毎年のように傾向が変化していました。英文だけでなく問題文も全部英語だった年もあれば、結構長めの自由英作が出題されていた年もありました。だから、出来も年によって左右されます。時間が厳しいのはいつもでしたが。

役に立った英語の参考書・問題集

◆『ぼんぼん出てくる英単語』(研伸館)

テストを大事にして、赤文字だけでなく派生語などもその都度一緒に覚えてください。

◆研伸館の「京大阪大英語」のテキスト

なかなか丸覚えできませんでしたが、移動中は常に付属のCDを聴くことで最終的にはほとんど頭に入りました。

◆『実戦編・英作文のトレーニング』(Z会出版)

いい英文ばかりで、覚えたら頻繁に使えます。高2のときに購入してやり始めましたが、途中で挫折しました(半分もやってない)。高3では「京大阪大英語」の英作をする際の参考書となりました。

◆『ロイヤル英文法』(旺文社)

心強い参考書でした。

数学の学習法

市販の参考書はほとんど使わず、研伸館のテキストをずっと使いました。高1の山林先生の「高1数学エクセレント」、高2の川﨑先生の「高2数学エクセレントIIIC」のときは復習もろくにせず、授業を受けっぱなしにしていたのがいけませんでした。予習はやろうとしていましたが、難しいので、1時間もかからずに終了していました。しかし、川﨑先生の分かりやすい授業を真面目に聞くことはしていたので、何とかなりました。ただ、高2の最後の新学年コース認定試験で「京大阪大」判定が出ず、「阪大神大」判定を取ってしまいました。予習しても出来ないような難しい問題が出される「京大阪大」クラスよりも、自分の身の丈に合った「阪大神大」クラスでいいかと思って高木先生に相談に行くと、「阪大神大クラスの授業を受けてもいいですが、医学部を目指そうと思っている者は京大阪大クラスの実力を持っているべきだ」と言われたので、必死で勉強して2月に行われた内部選抜試験を受験し、「京大阪大」判定を出すことに成功しました。判定は出ましたが、私はやはり高木先生の「阪大神大理系数学」を受けることを決めました。

そして、高3で心を入れ替えて、真面目に予習・復習をするようになりました。高2のときに苦しんでいた予習とは違って結構解ける問題も多くなったので、十分な時間を取って予習をしてから授業に臨みました。高木先生は、授業を受けて、そこでもらった解答解説を見た後に作成した答案を添削してあげるよとおっしゃったので、ある程度自分で答案を作れるようになるまで、復習したものを高木先生に添削して頂きました。一度解答を見ていても、いざ、自分で書くとなったら、模範解答通りの表現とずれてしまい、雑な書き方になってしまっていました。そういう部分を指摘して頂ける機会は貴重だったと思います。授業では毎回3題扱っていましたが、一気に復習答案を作成できないので、3日に分けて、1日1題1時間ぐらいかけていました。高木先生には、生徒が答案を書く目線で丁寧に教えてもらい、添削も親切にして頂き、嫌いだった数学にちゃんと取り組む原動力になりました。先生に言われたことを言われたタイミングですることで、力になりました。

プレミアタームなど短い間でしたがセンター対策では研伸館の他の先生にもお世話になりました。短い期間で驚くほど点数が伸びました。この先生の授業を受けていなかったら、今年のセンター試験の数学は酷いことになっていたという確信があります。反抗したりくじけたりしたら負けです。最後に嫌いな数学から逃げなかったのが良かったのだと思います。

センターが終わってからは、「阪大神大理系数学」の復習や、宮崎大の過去問を3年分ぐらいやりました。宮崎大の問題は5問あり、1問は難しいですが、残りの4問は神戸大の問題をちょっとややこしくしたぐらいのレベルの問題でした。7~8割は取らないと厳しいと思います。

役に立った数学の参考書・問題集

◆『maッthMATH!』(研伸館)

高3のときにもらった自習用教材です。高木先生に早めに仕上げるように言われていたので、空いた時間を見つけてはどんどん進めていき、夏前には終わらせました。すごく基礎的な内容を扱っていましたが、これをやり終えてみると、いろんな種類の問題に対応できるようになりました。センター対策にもなりますよ。

◆研伸館の「阪大神大への48題」

『maッthMATH!』と一緒にもらいました。自習用の入試問題集です。10月からとセンター後にやりました。解法ごと覚えてパターンをものにすることで、かなり実力がつきます。

国語の学習法

センター国語

研伸館の城福先生の「センター試験国語」で実力が付きました。毎回2題の問題を扱っており、1題20分以内で解いて予習しました。古文や漢文は、予習したときの解答の正答率が大きく変動することはなかったのですが、現代文のときは、めっちゃ良かったりめっちゃ悪かったりとかなり変動しました。国語は点数が安定しにくく成長を実感しにくい科目ですが、途中で国語の勉強を辞めた人は、今年のセンター試験を国語で失敗していました。絶対に国語を甘く見てはいけません。模試の度に国語の点数で一喜一憂せず、毎回同じ手順を繰り返し継続することで実力が付きます。なかなか国語に時間を費やせなかったので、城福先生の授業の予習と復習だけきっちりしました。JP(城福プリント)と秋期講習「よろづのことのは」で文法は十分でした。どんな文章でも言われた通りに読み進めると、読み解くことができました。城福先生の授業は興味深く面白くて、受験勉強中の貴重な癒しの時間でした。国語が苦手な人も得意な人も迷わず城福先生の授業をとるべきだと思います。

役に立った国語の参考書・問題集

◆研伸館の秋期講習の「よろづのことのは」のテキスト

空き時間はこれに費やしました。全部問題が載っていたので、気が向いた時にぱっと開いて、そのページに載っている問題をやりました。

◆JP(城福プリント)

漢文の句形や古文単語を聞く小テスト形式のプリントで、「センター試験国語」の古典を扱う日に毎回配布されました。授業でやった後、定期的に復習することで力が付きます。

理科の学習法

化学

化学はずっと苦手で好きではありませんでしたが、研伸館の岡内先生の「神大化学」(判定的に「京大阪大化学」を受講することはできました)を受け始めてからはだんだん意欲が湧いてきました。予習はあまり要りませんでしたが、授業後にノートを見直し、覚えなさいと言われたことは覚えました(登下校中の電車の中で)。また、授業で問題を解いたらその解き直しをし、テキストの中でやりなさいと言われた問題も1時間ぐらいかけてやっていきました。岡内先生の授業は化学を本質から教えてくださり、本当に簡潔で分かりやすかったです。何よりも熱い授業に心を打たれ、リアルな経験談を聞いて私も熱く勉強することができました。化学が苦手な私でも気持ちよく分かっていく授業で、楽しく勉強できました。

私はずっと化学から目を背けていたので、夏休みに『化学I・II重要問題集』(数研出版)をやる前に、『頻出重要問題集化学I』(旺文社)をやりました。最初はすぐに終わるかなーと思っていたのですが、やり始めると知識が付いていないことに気づいてきて、研伸館のテキストやノートを確認しながらやっていくと、夏休みの半分ぐらいが終わっていました。その後から『化学I・II重要問題集』をやり始め、○必と○準の問題は何とか終わらせましたが、全部はできませんでした。ちょっと焦りましたが、1つ1つ基礎を積み上げることができたのは良かったです。

センター直前期に受講した岡内先生の無機化学のMOD講座のおかげで、無機化学は急速に点数が伸びました。100分の講義を5回聞き、授業中に解いていく問題を復習すれば、センターの無機は完璧になります。岡内先生がおっしゃることを真面目にやっていると、確実に点数は伸びます。授業を受けっぱなしでは絶対に伸びません。結局は自分の手を動かして暗記することが必要です。

生物

私は研伸館の村山先生の「理系生物」を受けていました。もともと生物の勉強は好きで、そこそこ自信がありましたが、村山先生の授業を受けていると常に自分が恥ずかしくなりました。一度学校で習った範囲でも知らないことがたくさんあり、自分の知識の浅さと甘さに驚きました。先生が厳しく注意してくださったことはすべて正しく、自分の悪い習慣を何度も正して頂きました。授業は毎回4題進むのですが、難しいので1時間で予習が終わらず、残った部分を授業直前に解いていました。復習は、村山先生の板書ノートを読み、授業で扱った記述問題の模範解答を覚えるまで写しまくり、1時間ほどかけました。

センター生物では特に先生に教えて頂いたことが生かされました。悪い習慣は直すのがなかなか大変でしたが、何度も注意していただいたおかげで直すことができました。先生の厳しい言葉には常に愛情が感じられたため、心から応えたいと思い、努力できました。二次試験の生物の勉強は難しかったのですが、いつも思いもよらなかった発想を教えていただき、本当の意味で楽しい授業でした。

役に立った理科の参考書・問題集

≪化学≫

◆OP(岡内プラクティス)

厳選された問題ばかりで、本当に実力がつきます。自分でもらいに行くことはしませんでしたが、授業中に配布された分はやりました。1枚当たり30分くらいかかります。

≪物理≫

◆村山先生の「理系生物」の板書

授業中に自分の手で書くノートが最高の参考書でした。

◆『生物I・II重要問題集』(数研出版)

学校の先生に添削をしてもらいました。毎週、指定の解答用紙に書いて提出していくうちに、1年間で1周することができました。

◆生物の図説と教科書

社会の学習法

センター地理

地理は苦手でしたが、研伸館の南先生の授業のおかげで大好きな科目になりました。復習テストに向けて詰めて勉強することで、知識が積み上がっていきました。『鉄壁地理問題集』(研伸館)を毎週欠かさずやるのは思っているより大変ですが、一週休むともっと大変なことになるので、さぼらないことが大事です。覚えるのを少しでもめんどくさがると成績が頭打ちするので、必要以上に覚えるくらいの貪欲さが必要です。とにかく授業中最大限に集中して、南先生の声を耳に残すことが何より大切です。なぜか頭に残ってしまうゴロには何度も助けられました。

役に立った社会の参考書・問題集

◆研伸館の「センター試験地理」のテキスト

見やすく整理されていて、すっと頭に入ってきました。

科目別学力自己評価

科目別学力自己評価

センター試験から一次合格までの各科目の勉強の比重

センター試験から一次合格までの各科目の勉強の比重

一次合格から推薦入試本番までの各科目の勉強の比重

一次合格から推薦入試本番までの各科目の勉強の比重

センター対策の方法

過去問は何年分解きましたか?

英語以外は7年分やりました。

過去問以外を使った対策はしましたか?

学校でパックなどしました。

いつごろからセンター対策に本腰を入れましたか?

12月中ごろ。

センター対策について、後輩へのアドバイス!

そのとき一番やりたくないことをやってください。

和歌山県立医科大 推薦入試 現役合格への秘訣!

医学の専門知識はほとんど要りません。何より自分と和歌山とのつながりを明確にしておいてください。推薦枠の内容と自分の意思がちゃんと一致しているか確認しておいてください。和歌山の医療事情、地理、ニュースなどは知っておくと安心です。和歌山の南部で働く意思があると有利です。日頃から主要なニュースに対してはっきり自分の意見を言えるよう練習しておくことは必要です。家族と議論するとよりいいです。勉強だけでなく常に目の前の事に全力を尽くして、自信を持って語れる中学高校生活にしてください。

二次試験の受験会場の雰囲気や面接待機場の雰囲気

受験会場内では私語厳禁で、常に試験官が控室にいて、人数が4人だったので異様なほどの緊張感でした。時間をつぶせて落ち着けるものを持っていってください。個人面接も集団面接も試験官が多すぎてもの凄い圧迫感でした。自分を最大限にアピールしようという気持ちで臨んでください。面接官は緊張をほぐそうとはしてくれます。絶対変に厳しい質問はあるので、うまく言えなくても気にしすぎず切り替えてください。何か伝えようとする姿勢が大事です。

センター試験後から推薦入試までの勉強の仕方

面接までは面接の練習と和歌山についての勉強をちゃんとしてください。声に出す練習をしないと絶対にうまく話せません。私は校長先生に面接練習をして頂いたのが良かったのだと思います。だいぶ掘り下げられるので、嘘は通用しません。

入試面接の状況

◆面接の方法

個人面接  面接官8人VS受験者1人

◆面接時間

15分×2

◆面接会場の略図

面接会場の略図

◆質問内容と回答(1回目)

1. なぜ医師を志しましたか?

 中井――医療に奉仕する父の姿を幼いころから見ていたことが大きいです。

2. なぜ和歌山県立医科大を志望しましたか?

 中井――和歌山県には母の実家があり、和歌山の医療を充実させたいと思っていたから。

3. 和歌山のイメージはどんなものですか?

 中井――美しい自然と温かい人々。

4. 医師に必要な要素とは何だと思いますか?

 中井――まず何より思いやりの心で、あとは当然医学の知識と技術。

5. 1才の子供がいて熱が出たとします。あなたは仕事に行きますか?

 中井――子供の状態を見て、知り合いにあずけて仕事に行きます。

6. 学校では何に取り組んできましたか?

 中井――文化祭、体育祭、委員会活動など様々なことに積極的に取り組みました。

7. 部活を途中で辞めたのはなぜですか?

 中井――勉学に集中したくなったからです。

◆質問内容と回答(2回目)

1. 自己PRをお願いします。

 中井――人をまとめる立場にいた経験が豊富で、誰とでも仲良くなれます。

2. あなたの短所はどういうところですか?

 中井――八方美人

3. どうやって克服しますか?

 中井――態度をはっきりさせるべき時ははっきりさせます。

4. 女性医師は結婚など難しい問題を抱えているが、あなたはどうしますか?

 中井――機会があれば結婚したい。

5. 出産後も続けますか?

 中井――続けたい。

6. 僻地で活躍する女性医師の知り合いはいますか?

 中井――います。

7. 奈良ではたらい回し事件など医師が不足していますが、あなたは奈良を見捨てるのですか?

 中井――(上手く答えられませんでした。)

8. 奈良や他県の大学と和歌山県立医科大の違いは何ですか?

 中井――ドクターヘリを持ち、和歌山県の中枢医療機関としての大きな役割を果たしている。

※全体的に、医療の専門知識は問われず、「和歌山とのつながり」「あなたの経験」「自己推薦書の内容」から多く聞かれます。変な質問(7.)にはちゃんと答えられなくても大丈夫。答えようと努力する姿勢は見せるべき。県外生には厳しく、毎年推自己PRをお願いします。推薦では多くて2人しか入学していないので、「和歌山、和医大でなければならない理由」として絶対的なものがないと、推薦受験は危険です。高校の時に経験したことで、自信を持って語れる何かを持っておくと有利です。

入試面接の状況

◆面接の方法

集団討論&討論  面接官15人VS受験者4人

◆面接時間

45分

◆面接会場の略図

面接会場の略図

◆質問内容と回答

面接官はテーマを提示し、討論を見ているだけで、介入はしませんでした。2つのテーマがありましたが、それぞれについて、まず1人ずつ意見を述べて、互いに質問をすることから討論が始まります。

しつけと虐待について

 中井――暴力はしつけに必要ないと思います。

 中井――暴力、体罰を受けると、自分が何故怒られたのかを忘れ、反発することがあります。暴力という手段を取る前に、言い方を変えたり違う方法でしつけるべきです。取り返しのつかないことへの対処は法律や校則があります。(少数意見は不利だとほとんどの先輩が言っていましたが、私は1対3の1の方の少数派として有利に議論を進めることができました。多数少数は気にせず、自分が1番多く自信を持って答えられる方につくべきだと思います。日頃からニュースを見て議論をするようなことがあればベスト。)

和歌山県出身の偉人

和歌山県出身の偉人の名前が8人ぐらい書かれている紙を渡されて、この中で知っている人について、最大3分で説明し、その後互いに質問しなさい。

プロフィール

◆血液型

A型

◆好きな色

オレンジ色

◆好きなアーティスト・歌

レミオロメンの「春景色」

◆好きな番組

「A‐Studio」

◆お気に入りスポット

ソファー

◆好きな作家・本

『オーデュボンの祈り』(伊坂幸太郎)

◆好きな(オススメ)飲食物

じゃがビー

◆高校時代はまってしまったこと

文化祭

◆本気で勉強し始めたきっかけは?

自分の現状の酷さの自覚

◆受験前のリラックス方法

知らない人に話しかけて友達になることです。

◆小学校時代しでかしてしまった大変な事

組み立て体操前に膝をすりむきました。

◆あなたにとって受験とは

自分を追い込むこと

◆受験勉強で一番辛かった時期

センター直前に点数が下がるとかなりショックでした。

◆受験勉強以外で頑張ったこと、取得した資格など

書道八段

◆高校3年生のときの一番の思い出

誕生日

◆感銘を受けた算数・数学の問題

カージオイド

◆親や親戚に医師はいますか?

はい。

◆医療系のドラマなどは見ましたか?

「救命病棟24時」

◆最近、気になった医療系のニュースは?

東日本大震災

◆最近、気になった医療系以外のニュースは?

体罰事件

◆部活動はしていましたか?(引退時期は?)

高1まででテニス部をやめました。

◆ボランティア活動はしましたか?

いいえ。

◆医師を志したきっかけは?

父の姿と祖父の病気

◆医師として20年後の将来像は?

地域医療に貢献

◆興味のある診療科は?

総合医、救命

◆医師として大切なことを三つ

思いやりの心、知識、技術

◆今までで一番つらかったこと

傷ついた人を見ること

◆面接対策はどのようにしましたか?

校長先生など学校の先生にお世話になりました。

◆本番の面接直前の心境はどのようなものでしたか?

何も考えていませんでした。

研伸館中学生課程を振り返って

研伸館中学生課程の授業を受けたきっかけは何ですか?

親に勧められて。

初めて授業を受けたときの印象は?

中1英語SAで優しい先生と分かりやすい授業

毎週どんな勉強をしていましたか?

何とか宿題をして、テストに備えました。

英語・数学で最初につまずいた時期はいつですか?

数学は平方完成、英語は英作文

テストで悪い点を取ったときの思い出はありますか?

宮田先生に諭していただきました。

スーパー模試の思い出は何ですか?

何回も行くの忘れてしまいました。

中学生課程の一番の思い出を書いてください

英語:宿題を必死で出した

数学:チェックテストの酷い点数

あなたが思う、「研伸館中学生課程の良さ」とは何ですか?

勉強する習慣が付きます。

中学生にメッセージを!

今は先が見えずめんどくさいと思いますが、勉強を辞めないで続けることで、必ず後でいいことがありますよ!最後まで先生についていってください。