京都大学 農学部 現役合格

志望校・志望学部を決めた理由、時期

大学で生化学について勉強したいと思ったから。模試の判定が良かったから。

出願した大学と学部学科

前期:京都大学 農学部応用生命科学科(合格)

後期:神戸大学 理学部生物学科(受験せず)

センター試験の得点

英語 リスニング 数IA 数IIB 国語
196 /200 50 /50 91 /100 79 /100 168 /200
化学I 生物I 地理B 総合点数 得点率
97 /100 96 /100 80 /100 857 /950 90.2%

傾斜配点:303.95/350点(86.84%)

大学別模試の判定

■京大オープン(夏):A(29位)

■京大実戦(夏):A(11位)

■京大オープン(秋):A(11位)

■京大実戦(秋):A

英語の学習法

中学から高1くらいまでは成績が良かろうと悪かろうと英文を読むのを楽しんでいるだけでした。研伸館では中学生課程で高松先生に3年間お世話になりました。高松先生にはよくして頂いたのでとても感謝しています。授業の予習はあまりせず、復習プリントを埋める程度の勉強を続けました。

高1になると、義野先生の「高1英語特別選抜S」を受講しました。義野先生には英文の背景知識や、内容把握のポイントなどを教えて頂きました。夏期講習でやった英文は特に印象的で、何回も読み直しました。

高2になると、今村先生の「高2英語特別選抜S」を受講しました。予習は気が向いたら全文和訳していましたが、その回数は多くはなく、主に下線部訳を1時間程度やるぐらいでした。復習は、まず、今村先生に頂いた自習用課題をやるのに1~2時間はかかりました。そして、今村先生の授業中の発言や板書内容を45分くらいかけて清書し、後は、英文を覚えてしまうぐらい読み込みました。すべてあわせると復習は3時間ぐらいかかっていたと思います。また、高2から英文法を真面目にやっていないことに不安があったので今村先生に小テストをして頂きました。高2の学校の授業で文法を1周したのが凄く役に立ったと思います(山口書店の『エッセンシャル英文法』使用)。単語・イディオムなどはテストがあったのに適当にしかしていなかったので高3になってからツケが回って来ました。

高3になると、引き続き今村先生の「東大京大英語」を受講しました。このころになると、板書の清書はしなくなり、予習の時間も減ってきました。予習した英作は今村先生に添削をお願いした方が良かったと思いますが、自分自身の英作の構造自体がイマイチすぎて提出しても意味がないかなって思って提出はしませんでした。学校・塾ともに英語のテストなどにはもっと真面目に取り組んだら良かったと思います。高3でもそんなに力を入れたわけではなく、授業で扱う英文だけ読んで楽しんでいただけでした。さらには理科にかまけてしまっていたので如実に成績が落ちました。授業はただ聞くだけではなく、テキストに出てきた英文や授業内容を暗記物としてちゃんと覚えれば良かったと思います。勉強量が落ちた中でも模試の成績は良いときもあったので、自分の感触と試験の結果が一致せず、どうなっていたのか未だによく分かりません。

過去問は直近の問題で知らない単語を覚えるぐらいで、しっかりとした和訳を作らずに、英文として読み流す程度でした。本番は大問1の扱うテーマが面白かったので抵抗なくすらすら読めて良かったです(20分ぐらい余りました)。また、本番の3日前ぐらいに、サボり続けていた半年分の英作文の模範解答を見返したことが良かったのか、英作が比較的うまく書けたのでほっとしました(テキストの前期分の英作は夏期講習時に見返していましたが、秋以降の17回ぐらいが手付かずだったのです)。

役に立った英語の参考書・問題集

◆『ぼん単』(研伸館)

比較的ちゃんとやった単語帳がこれなので、本番詰まることなく英文が読めたはこれのおかげかと思います。/p>

数学の学習法

数学は徹頭徹尾苦手科目だったので、他の科目で埋められる程度の穴で済むように勉強をしていました。中学校のときは学校で配布された『4STEP』(数研出版)で勉強していました。高2に上がるまでは、学校で言われたことの7割ぐらいしかしませんでした。そろそろ真面目に対策を始めようと思って、高2ぐらいからは他塾に通いました。塾の課題としては、毎週小テストの3題を解くぐらいしかやっていません。さらに、高2の間に[役に立った数学の参考書・問題集]に挙げた参考書を一通りしました。高3からは、塾の課題が増えて結構しんどくなりました。8題の予習課題に加えて、授業内演習も3題あったので、毎週難しい問題を11題解き続けました。授業でもらった解説プリントもしっかり読み込みました。センター数学は嫌いだったのでほとんどやりませんでした。

京大の過去問はセンターが終わってから『京大の理系数学25ヵ年』(教学社)の解法を読みました。塾で多くの問題を解いていたので、結構見たことのある問題が多いし、見たことのない問題は解けない問題であることが多いので、手で答案を書くことはしませんでした。終始どうやったらその解法に辿りつけるかを意識しながら勉強してはいましたが、本番よく出来たわけではないので何とも言えません。農学部の人はみんな数学が苦手らしいので大丈夫だったのだと思います。

役に立った数学の参考書・問題集

◆『1対1対応の演習』シリーズ(東京出版)

“受験数学やりたいな”って思ったら、この本がおすすめです。高2の初めから夏までにI→A→II→Bとやっていきました。

◆『青チャート 数III+C』(数研出版)

高2の夏は数IIIの積分計算ばっかりやっていました。いい練習になるのでおすすめです。数Cは9月ごろにちょこっと解きました。

◆『スタンダード数学演習I・II・A・B』(数研出版)

『1対1対応の演習』シリーズの後で始めたらいいと思います。夏休みは『青チャート 数III+C』ばかりやっていたので、高2の9~10月ごろにやりました。

◆『メジアン数学演習I・II・A・B』(数研出版)

学校の定期試験の教材だったのですが、真面目にやる価値はあると思います。高2で1周しました。

国語の学習法

趣味で本はよく読む方だと思います。二次で国語が必要だと認識したのは高3になって志望校を決めてからだったので、それまではほぼ学校の勉強だけでした。古文・漢文の基礎はそれで十分身につきました。特に古文の先生は素晴らしく、中学のときから古文に興味を持ったので、検定教科書に載っている文章を古語辞典を引きながら自らすすんで品詞分解までしていました。

高3になってから他塾に通い始め、答案の作り方を教えて頂きました。この授業は隔週で現代文と古文が行われる授業で、授業があるときには2題の文章を予習して授業を受けました。予習の際は時間を計りませんでしたが、自分の答案を作るまではしなかったので、1題15分ぐらいで終わっていたと思います。現代文は問題集の解答を見てもよく分からなかったので、他塾で扱った問題を復習する以外は古文の過去問を解いただけでした(文理共通になってからの年度分をやりました)。高3の模試では国語が一番安定して良かったので、勉強しなくても気になりませんでした。

京大国語を解く順番と時間配分

頭から順番に解きました。時間は余りました。

役に立った国語の参考書・問題集

◆他塾の平常・講習テキスト

理科の学習法

化学

中3は研伸館中学生課程の水田先生の「中3物理化学医学部S」、高1は宮地先生の「高1物理化学エクセレントTL」(かなり難しかった!)、高2は岡内先生の「高2化学エクセレントTKH」を受講していました。高2の間に『化学I・II重要問題集』を解きました。中3からずっと塾に通っていたので、分からないところはあまりなかったと思います。授業でも知らないことがあまり出てきませんでした。

高3からは曜日の都合が合わなかったので、他塾に通いました。毎週の演習で6題ぐらい解き、さらに20問~30問の小問の載ったプリントももらったので、結構多めの演習が出来ていたと思います。また、高3では『化学I・IIの新演習』を進めました。解答が丁寧なので分かりやすかったです。暗記物はノートと紙にまとめ、覚えていないことがあればすぐ書き込むようにしました。化学はずっと大好きだったので化学が暗記できなくて困ったことはありません。授業中扱う問題や宿題を頑張って考えて解きました。センターの前後から『京大の化学25ヵ年』(教学社)を解きました。一応、全部終わった気がします…。化学は同じ分野に飽きたら別の分野をすればいいので飽きが来ないです。

生物

高2の冬までは研伸館の網干先生の「高2物理エクセレント」を受けていましたが、物理自体に苦手意識をずっと感じていたので、高2の終わりに生物選択にすることを決めました。“理系と言えば物理・化学”という固定観念に縛られず、国語が得意なら生物にするのもありだと思います。京大の問題は長文を読解する考察問題が多いので、解きこなすには国語力が必要です。

高2の間は学校の授業しか受けていませんでした(結局どの塾も講座がなかったから、もとから生物選択だとしても受講していなかったとは思います…)。高2の冬から他塾に通いました。生物は暗記が大切だと言われますが、学校の勉強をちゃんとして、忘れたらその場ですぐ調べて覚えこむようにしていたら困りませんでした。高2の間に光合成とかの暗記事項はしっかり覚えた方がいいですよ。こちらもルーズリーフに覚えていないことを書きこみ、いつも持ち歩きました。ただ、二次の生物は暗記だけでは無く思考力を問われていると思います!考察問題に必要な知識はそんなにないので、暗記が苦手でも愛があれば何とかなります。過去問は“25ヵ年”が無かったので解きませんでした。過去問に関しては、最近、京大生物の出題傾向が変わったので、過去問をやる意味はあまりないだろうと割り切り、河合塾の京大オープンの過去問を2~3回やった程度です。随分リスキーなことをしたとは思います。

理科二科目を解く順番と時間配分

化学→生物で解きました。化学は見た問題から解きましたが、生物は上手く頭に入ってこなかったので行ったり来たりしました。時間はもうちょっとあったら良かったのにと思うぐらいでした。

役に立った理科の参考書・問題集

≪化学≫

◆『化学I・II重要問題集』(数研出版)

高2の秋から高3までに3周しました。1周目は全部の問題を解いて、間違えた問題は2周目をして、また間違えたらその問題の3周目をしました。

◆『化学I・IIの新演習』(三省堂)

知らないことが出てくるのでためになりました。“今は化学をやりたい気分”ってなったときにちょこちょこ解いていきました。最終的に1周はしました。

◆『化学I・IIの新研究』(三省堂)

調べたら何でも分かるし、読み物として面白いのでおすすめです。

≪生物≫

◆『センサー生物I+II』(啓林館)

学校の定期考査ごとに解きましたが、最後の方は自分で勝手に解きました。うちの学校だと“発生”まで終わらないのです!

◆他塾で毎週もらった問題プリント

9~15題ぐらい載っていました。北大の過去問は京大対策になると思います。駿台の問題集もやりましたが、京大の問題が独特なので、役に立ったかどうかは分からないです。

◆生物の図説

高2の間は結構見ていましたが、そこそこ気持ち悪い写真も多いです…。

社会の学習法

センター地理

高3になるまでは学校でしか地理に触れていませんでした。高3になって研伸館の南先生の「センター試験地理」を受講しました。大体南先生の御指導の通りに勉強しようとしました。しかし、地理という科目自体は嫌いではないのですが、暗記が苦手なので勉強を避けていました。本番の成績も悪かったのでもっとちゃんと勉強しておけばよかったと思います。“語呂合わせは使わないでおこう”などという意地を張らずにさっさと頼ってしまった方が良かったと思います。

役に立った社会の参考書・問題集

◆『鉄壁地理問題集』(研伸館)

これしかやっていません。授業のあった週、テスト前、本番前で3周はしました。

科目別学力自己評価

科目別学力自己評価

センター試験から二次試験までの各科目の勉強の比重

センター試験から一次合格までの各科目の勉強の比重

センター対策の方法

過去問は何年分解きましたか?

化学は約2年分、生物は河合塾の過去問集1冊、数学は約3年分、国語は合計約5年分、英語は5年分ぐらいやりました。地理の過去問は解いていません。『鉄壁地理問題集』だけやりました。

過去問以外を使った対策はしましたか?

やっていません。

いつごろからセンター対策に本腰を入れましたか?

高3のクリスマス後

センター対策について、後輩へのアドバイス!

数学・地理については何も言う資格がないと思います。化学・国語は二次対策だけで十分です。生物も詳しい知識がいる訳ではないと思います。英語の発音・アクセントや漢文は学校で言われた分だけで十分だと思います。

京大大学 現役合格への秘訣!

学校でも塾でも、復習テストで満点目指して勉強していたら、解けることが嬉しくなってくるので、勉強が苦になりにくくなります。受験のために勉強しなくてはいけないと思うより、自分は勉強するのが楽しく、勉強が好きなのだと無理矢理にでも思いこんで今の一瞬を楽しく過ごす方がいいと思います。

二次試験の受験会場の雰囲気

個人的には、友人が前の席に座っていたこともあり、とてもリラックスして受験できました。ピリピリした雰囲気ではなかったと思います。

プロフィール

◆血液型

O型

◆好きな色

青色

◆お気に入りスポット

学校の講堂

◆好きな作家・本

『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)

◆好きな(オススメ)飲食物

試験場へはチョコレート(友達用)、飴(自分用)がおすすめ。

◆高校時代はまってしまったこと

漫画や本はずっと読んでいた気がします。

◆本気で勉強し始めたきっかけは?

すごく勉強している同級生を見たので。

◆受験前のリラックス方法

娯楽になる本を読む。新潮クレスト・ブックスはおすすめです。

◆あなたにとって受験とは

“ストレス”に感じるようにさせられるもの。結局はただの通過点。

◆受験勉強で一番辛かった時期

解答速報を見た晩と発表前日は眠れませんでした。

◆高校3年生のときの一番の思い出

センター1週間前の学校は人がいない!

◆感銘を受けた算数・数学の問題

研伸館中学生課程で、山林先生の配布プリントがとても楽しかった覚えがあります。