大分大学 医学部医学科 現役合格

志望校・志望学部を決めた理由、時期

センター試験の結果を見て、確実に合格できそうで、なおかつ自分のルーツが大分にあるので(祖父が大分出身)、この大学にしました。

出願した大学と学部学科

前期:大分大学 医学部医学科(合格)

後期:山梨大学 医学部医学科(受験せず)

推薦:筑波大学 医学部医学科(不合格)

センター試験の得点

英語 リスニング 数IA 数IIB 国語
174 /200 46 /50 97 /100 82 /100 162 /200
物理I 化学I 地理B 総合点数 得点率
100 /100 90 /100 89 /100 840 /950 88.4%

傾斜配点:398/450点(88.44%)

英語の学習法

大学入試において、長文を読むことは不可避です(僕の知る限りでは)。今、自分の勉強を振り返って思うことは、基礎がいかに重要かということです。単語をしっかり覚えているか、語法を覚えているか、文法を覚えているかなどです。これらの基礎事項がある程度完成されていなければ、英語の成績は伸び悩むでしょう。僕は単語に関しては、主に『速読英単語(必修編)』『速読英単語(上級編)』の2冊を用いて覚えました。文章を黙読して日本語を確認し、2~3日後に単語を覚えられたかどうかチェックするようにしていました。医学系の単語に関しては、『速読英単語(上級編)』のグループコラムや『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』(角川学芸出版)にある医学系単語のセクションを勉強していました。単語帳は主に移動時間など、隙間の時間に見ていました。語法に関しては、単語を覚える時に一緒に覚えました。文法に関しては、『Forest』を用いていました。このような基礎事項は、早いうちから勉強するに越したことはありません。いつやるか?今でしょ!

英語は、研伸館プライベートスクールの前田先生に中3の時からずっと指導してもらっていました。どんな些細なことでも、丁寧に答えてくださり、とてもお世話になりました。感謝しています。

英語長文は毎日読むことをオススメします。僕は長文に毎日触れるため、『英語長文問題精講』を用いていました。学校がある日はたいてい授業で長文に触れるので、学校が休みの日にこの本を活用していました。

英作文に関しては、例文(学校で配られました)を通して、使える表現をたくさん覚えるように努めました。「見る」という日本語を英訳する場合、see,look,watchなどの単語に訳し分けなければなりません。つまり、日本語の単語と英単語は厳密には意味が一致していないのです。このような無数にある意味のズレを1つ1つ覚えていくことも重要です。大事なことなのでもう一度書きますが、基礎を大事にしてください。

大分大学の過去問は、直前に6年分解き、前田先生に添削していただきました。不安な英語・物理を数学・化学より多めに解きました。

大分大英語を解く順番と時間配分

大分大学の英語の試験時間は80分で、大問は3題です。3題とも長文です。2年前までは1番と2番が総合問題で、3番は空所補充でしたが、昨年から傾向が少し変わり、1番が和訳と内容説明、2番が並び替え、3番が空所補充というようになっています。3題とも医学関連の話題であることが多いです。2番と3番は比較的読みやすいと思いますが、1番は少し読みづらいことが多いです。過去問を見ていると、2年ごとに文章が長い年と短い年が繰り返されていたので、今年は長いと予想していたのですが、実際は短く、問題の難度を上げていました。これも新たな傾向かもしれませんね(あくまでも、僕の予測ですが)。

役に立った英語の参考書・問題集

◆『速読英単語(必修編)』(Z会出版)

高1から高3の1学期にかけて使用していました。

◆『速読英単語(上級編)』(Z会出版)

高2の3学期から直前期まで使用していました。

◆『英語長文問題精講』(旺文社)

高2から高3にかけて使用していました。問題数が多いので、量をこなしたい人にお勧めです。

◆『Forest』(桐原書店)

文法学習には最適だと思います。

数学の学習法

高2までは学校で習った基礎事項をしっかり頭に定着させ、授業で扱った問題や、宿題の問題に関してはある程度完璧に解けるようにしていました。『青チャート』を使っていました。

高3になり、それまで通っていた研伸館プライベートスクールの先生の勧めもあり、研伸館の川﨑先生の「京大阪大・医学部理系数学」を受講しました。前期の授業で、川﨑先生から定石をたくさん教わり、数学的な直観力を養えたと思います。川﨑先生は教室をとても涼しくしてくれる先生でした。授業の予習には1時間かけ、復習は学校の休み時間などを利用してノートを見直すようにしていました。そして、「京大阪大・医学部理系数学」後期の演習(50分で2問)では、前期で養った直観力を駆使しつつ、問題を時間内に解き切るトレーニングができたと思います。優秀者に名前が載ることを目標にし、載らなかった時はやばいと思って、勉強に対するモチベーションを高めました。とはいっても、秋は推薦の対策等があり、なかなか復習に時間は回せなかったですが…。

数学に限らず、どの教科でも普段から時間を計りながら取り組むと、スピードをつけやすいと思います。解答を書く際には、採点官を「数学の定理や公式は分かっているが、解き方が全く分からない人」だと思い、その人に教えてあげるつもりで書くと良いと思います。

大分大数学を解く順番と時間配分

普段のテストの時から、常に僕は前から解きます。問題を解いていて、計算が面倒くさくて嫌になったり、難しいなと思ったりしたら、その問題を飛ばして次の問題に取り掛かるようにしていました。もちろん、すべての問題に手を付けた後で、飛ばした問題を解きます。「自分が解けない問題は他の人も解けない」と思って過去問演習にはあたっていました。

大分大学の本番では、1番が10分ぐらいで終わり、2番も20分ぐらいで解けました。3番も(1)までは順調だったのですが、(2)で手が止まり、1番2番の見直しと3番を考える作業の往復をしているうちに試験終了となりました。

役に立った数学の参考書・問題集

◆研伸館の「京大阪大・医学部理系数学」のテキスト

難しいですが、このレベルに慣れておくのは大きなアドバンテージとなるでしょう。

◆『青チャート』(数研出版)

中3から高2にかけて長期休暇の時に復習するために使っていました。

◆『スタンダード数学演習I・II・A・B』『オリジナル・スタンダード数学演習III』(数研出版)

高3の時に学校の演習で使っていました。解答が配られなかったので使い勝手は悪かったですが、良問揃いです。

国語の学習法

国語には最後まで苦しめられたので、僕が皆さんに言えることはあまりありませんが、古文では単語の意味と助動詞の意味・活用を覚え、漢文では句形を覚えることが重要になると思います。古文単語は『わかる・読める・解ける Key & Point 古文単語330』(いいずな書店)を、漢文の句形は『漢文必携』(桐原書店)を使っていました。いずれも学校で購入したものでしたが、特にこだわりがなければ何を使っても良いと思います。移動時間や、寝る前などに少し時間を取って覚えるようにしていました。

僕は直前期にセンター国語の『赤本』を全部解いた(1日に1年分)ことで、センター国語に対するカンを鋭くすることができたと思います。直前まで130点台で半ば諦めており、当日の手応えもあまり良くありませんでしたが、160点を超えていたので、神様は僕を見捨ててなかったのだなと思いました。

役に立った国語の参考書・問題集

◆『赤本』(教学社)

直前期に毎日解きました。20年分以上あるので量については文句なしです。

理科の学習法

化学

化学で重要なのは、覚えることだと思います。反応式を覚えるのが大変だという人は多いかもしれませんが、安心してください。高校化学で出てくる大半の化学式は、酸・塩基、酸化還元です。これを頭の片隅に置いておけば、反応式に対する感覚が養われていくと思います。化学では、ご存じの通り、計算問題があります。ですが、計算問題といっても、パターンは限られていますので、演習をして理解を深めれば問題はありません。

僕の場合、高1・高2の時は学校でもらった『リードα 化学』を解いて、基本的な問題を解けるようにしていました。宿題として出された範囲を解き、夏休みなどの長期休暇にもう一度復習するようにしていました。高3になってからは『化学重要問題集』を使うようになりました。(ちなみに、『化学重要問題集』より難しい問題集として、『化学の新演習』(三省堂)というのがありますが、いきなりこれをするのではなく、『化学重要問題集』を経る方が良いと思います)。夏が終わるまでに『化学重要問題集』を1周して実力を付けました。あとは学校の授業で大学別模試などの演習をしていました。ある程度解けるなという手応えを秋頃にはつかんでいました。

物理

高1の初め頃は物理の力学分野で平均点ぐらいしか取れず、早目に手を打たなければいずれまずいことになると思ったので、学校でもらった『リードα 物理』を初めから解き直しました。力学分野をすべて解き終わる頃には、基本問題をすらすらと解けるようになりました。化学と同様に、物理もパターンが多いわけではないので、演習することで多くのパターンに触れることが重要だと思います。僕は学校の進度に合わせて『リードα 物理』を解いて、長期の休みの時は学校で配られる宿題プリントをこなしていました。高3になって『物理重要問題集』を使い始めましたが、これは基礎事項があやふやだとなかなか解き進められない問題集だと思います。僕はこの問題集を夏が終わるまでに1周して、苦手だと思う分野(交流など)を2周しました。

理科二科目を解く順番と時間配分

大分大学は2科目で120分、物理・化学ともに大問は3題でした。僕は化学が得意だったので、まず化学を40~50分ぐらいで解き、残り時間で物理を解くようにしていました。本番では、緊張から前日寝不足で、1発目の化学を解くのがゆっくりになってしまい、55分かかってしまいました。しかも、物理の力学の問題が時間のかかりそうな問題だったので半分ぐらい解いた時点で次の問題に行き、結局その大問を解き切ることができませんでした。全部解き切るつもりでいたので、終わったとき少し焦りましたが、引きずらず、気持ちを切り替えて次に臨みました。

役に立った理科の参考書・問題集

◆『化学重要問題集』、『物理重要問題集』(数研出版)

2科目とも主にこれで演習しました。

◆『リードα 化学』、『リードα 物理』(数研出版)

基礎事項の定着に最適です。

社会の学習法

センター地理

学校の授業をしっかり受けていました。高1の時は、学年でも最上位の成績を取っていました。担当の先生の授業がとても分かりやすく、やる気になっていました。授業は先生作のプリントを使った授業でした。プリントに書き込んだものを見て、覚えていきました。

直前期には学校の授業に加え、『地理Bの点数が面白いほどとれる本』を読み、抜けていた知識を補充しました。センター地理は知識をいかに活用するかが大事なので、過去問演習をすると良いと思います。

役に立った社会の参考書・問題集

◆『地理Bの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)

学校の授業では細かい(センターにはあまり出ない)ところまで深めて話されていたので、実際に出るところで抜けがないかの確認に使いました。

◆『2015大学入試センター試験過去問レビュー 地理B』(河合出版)

科目別学力自己評価

科目別学力自己評価

センター試験から二次試験までの各科目の勉強の比重

センター試験から一次合格までの各科目の勉強の比重

センター対策の方法

過去問は何年分解きましたか?

英語5年分、リスニング2年分、数学2年分、国語27年分(追試含む)、理科2年分、地理10年分(追試含む)

過去問以外を使った対策はしましたか?

直前に2セット学校で買ったセンターパックをやり、他にも学校の授業で予想問題を解いていました。国語は『2015マーク式総合問題集 国語』(河合出版)や『27年用 センター試験実践模試 国語』(Z会出版)も解きました。

いつごろからセンター対策に本腰を入れましたか?

2学期の期末試験が終わってから。

センター対策について、後輩へのアドバイス!

「センターって簡単でしょ」などとなめていたら、痛い目に合いますよ。時間配分の練習はするべき。

大分大医学部医学科 現役合格への秘訣!

高1から基礎を大切に勉強すること。これに尽きます。

二次試験の受験会場の雰囲気や面接待機場の雰囲気

部屋が寒かったです。廊下ではしゃべっている人が数人いましたが、部屋の中でしゃべっている人はいませんでした。面接は至って普通な感じでした。

入試面接の状況 [大分大学 医学部医学科]

◆面接の方法

個人面接 面接時間:約10分 面接官3人 受験者1人

面接会場の略図
◆質問内容と回答

面接官A:受験番号と名前をお願いします。

 ――~番の~です。よろしくお願いします。

面接官A:大分に来たことはありますか?

 ――はい、何度かあります。

面接官A:奈良と大分だと大分の方が田舎でしょう。

 ――いえ、奈良の方が田舎かもしれません(近鉄奈良駅前とJR大分駅前を比べると、大分の方がビルが多いように思ったので、そう言いました)。(一同笑う)

面接官A:大学の印象はどうですか?

 ――自然が豊かである一方で、開発も進んでいて、住むにも勉強するにも最適な環境だと思います。

面接官A:ありがとうございます。医師を志望した理由と、本学を志望した理由を聞かせてください。

 ――サッカーが好きで、昔、Jリーグを見に行っていた時にピッチ上でサッカー選手が怪我をしてしまい、その治療に尽力していたスポーツドクターの方を見て、スポーツドクターという職業に憧れを抱いたのがきっかけです。医師として、多くの人が健康で長生きする手助けをしたいと思いました。貴学を志望した理由は、貴学はイントロダクトリーコースを設けていて、専門分野を学ぶ際には、臓器別・機能別に分かれていて、学生が学びやすいように配慮されていることや、私のルーツが大分にあり、大分を身近に感じていたからです。

面接官A:大分にルーツがあるのですね。

面接官B:将来の医師像を聞かせてください。

 ――確かな知識と経験を持ち、患者に納得してもらえるような医療を提供できる医師になりたいです。

面接官B:高校時代には鉄道研究部に入っていたみたいですが、どのような活動をしていましたか?

 ――休みの時にみんなで旅行をしたり、鉄道に関するクイズ大会をしたりしています。

面接官B:【出身高校】というと高校生クイズのイメージがあるのだけど、それとは関係ないの?

 ――鉄道研究部とは別に、【出身高校】にはクイズ研究部という部があり、そこに所属している人が、高校生クイズに出場しています。

面接官C:修学旅行では、マレーシア・シンガポールに行ったそうですが、どうでしたか?

 ――学校で学ぶ英語はいわゆるアメリカ英語で、日本語の中でも訛があるように、現地の英語はアメリカ英語に比べて、とても訛がありました。ですから、現地の人の英語を聞き取るのにとても苦労しました。そして、自分の英語力もまだまだだなと痛感しました。

面接官C:英語をもっと学びたいと思いましたか?

 ――はい、思いました。

面接官A:それでは、自分の長所をアピールしてください。

 ――私はコミュニケーション能力に自信があります。例えば、鉄道旅行をしている時に、横に座っていた見ず知らずの人と仲良くなることが今まで何度もありました。

面接官A:医師に必要なものは何だと思いますか?

 ――コミュニケーション能力は必要不可欠だと思いますし、患者の立場になって考えるということも必要だと思います。

面接官B:医師になる上で、君は何をしなければいけないと思う?

 ――私のコミュニケーション能力にはまだまだ伸びしろがあると思うので、もっと伸ばしていきたいですし、様々なことに関して知識が不足していると思うので、どんどん知識を吸収していきたいです。

面接官C:最近気になった医療系のニュースはありますか?

 ――少し前になってしまいますが、エボラ出血熱のニュースが気になりました。数か月前は毎日のようにメディアを騒がせていましたが、最近はあまり聞かなくなったので、インターネットで調べたのですが、一時期の爆発的な拡大は無くなりましたが、患者が1人でもいる限り、完全な終息には程遠いということでした。

面接官C:感染症に興味があるのですか?

 ――あります。

面接官C:もし君が医師だったら、現地に行きますか?

 ――自分が専門家であるなら、行きたいと思います。

面接官C:最後に聞きたいことや、言っておきたいことはありますか?

 ――そうですね・・・この大学に入りたいので是非よろしくお願いします。(一同笑う)

入試面接の状況 [筑波大学 医学部医学科]

◆面接の方法

個人面接 面接時間:約10分 面接官2人 受験者1人

面接会場の略図
◆質問内容と回答

面接官A:それでは受験番号と名前をお願いします。

 ――~番の~です。よろしくお願いします。

面接官A:寒くないですか?

 ――・・・(てっきり面接官同士の会話だと思いスルーしてしまいました)。

面接官A:寒くないですか?

 ――あっ、いえ、大丈夫です。

面接官A:君の自己推薦書は字が汚くて読みづらいですね(苦笑いしながら言われました)。

 ――すみません。

面接官A:東大寺学園から来てくれたのですか。私、昔、一度東大寺学園に行ったことがあるのだけど、とても良い学校ですね。

 ――ありがとうございます。

面接官A:それでは、医師の志望理由を教えてください。

 ――サッカーが好きで、昔、Jリーグを見に行っていた時にピッチ上でサッカー選手が怪我をしてしまい、その治療に尽力していたスポーツドクターの方を見て、スポーツドクターという職業に憧れを抱いたからです。

面接官A:君は奈良県出身だけど、ここに来るまでに、阪大、京大、名大とかいろいろ医学部はあるけど、どうしてうちを選んだの?地元の大学に行こうとは思わなかったの?

 ――初めは地元の大学も考えましたが、自分の夢に一歩でも近づくためには、貴学のように、スポーツ医学に深く関わりを持つ大学に入るのが良いと思い、さらに、貴学は臨床にも研究にも力を入れているので、自分の持つ力を十分に発揮できると思ったので、貴学を志望しました。

面接官A:サッカーがすごく好きみたいだけど、高校時代はしていたの?

 ――部活動としてはしていませんでしたが、友人と昼休みにサッカーをしたり、休日にフットサルをしたりしていました。

面接官A:実際にサッカーを経験しているのは良いことだと思います。大学に入っても、サッカーはしますか。

 ――えーっと、恐らくすると思います。

面接官B:それでは、私から質問します。本学を志望した理由を教えてください。

 ――先ほども申し上げたように、貴学に入学すれば、自分の夢に近づけると思ったからです。

面接官B:自分の夢とは?

 ――スポーツドクターになるという夢です。

面接官B:あっ、先ほども言っていましたね。将来の医師像を聞かせてください。

 ――確かな知識と経験を持ち、患者に納得してもらえるような医療を提供できる医師になりたいです。

面接官B:高校では鉄道研究部に入っていたみたいだけど、どのようなことをする部活なの?

 ――休みの時にみんなで旅行をしたり、鉄道に関するクイズ大会をしたりしています。

面接官B:実は私も鉄道後好きでね、確か京都にSLの博物館か何かあったよね?

 ――んー、たぶんあったと思います(この発言が知ったかぶりと捉えられて印象を悪くしてしまったかなと後になって思います)。

面接官B:修学旅行で、マレーシア・シンガポールに行っているけど、どのようなことをそこで学びましたか?

 ――学校で学ぶ英語はいわゆるアメリカ英語で、日本語の中でも訛があるように、現地の英語はアメリカ英語に比べて、とても訛がありました。ですから、現地の人の英語を聞き取るのにとても苦労しました。そして、自分の英語力もまだまだだなと痛感しました。

面接官B:英語学習に対するモチベーションも上がりましたか?

 ――はい、上がりました。

面接官B:(Aに対して)他に何かありますか?

面接官A:大丈夫です。

面接官B:それでは、これで面接を終わります。

プロフィール

◆血液型

A型

◆好きな色

青色

◆好きなアーティスト・歌

サザンオールスターズ、ZARD

◆好きな番組

「ホンマでっか!?TV」

◆本気で勉強し始めたきっかけは?

医学部は吐くほど勉強しないと入れないと聞いて(そんなこともない気がする)。

◆受験前のリラックス方法

YouTubeで「ご長寿早押しクイズ」を見て笑う。

◆クラブや習い事はしていましたか?

高2の秋まで鉄道研究部に所属していました。

◆あなたにとって受験とは

一生を左右すると思いきや、実は通過点。

◆受験勉強で一番辛かった時期

センター試験直前。国語がなかなかうまくいかなかったこと。

◆高校3年生のときの一番の思い出

卒業式、球技大会(フットサルで得点王かつ優勝)

◆感銘を受けた算数・数学の問題

大分大学医学部2010年の数学第1問(πの値を評価する問題)

◆親や親戚に医師はいますか?

いません。

◆医療系のドラマなどは見ましたか?

中1の時に「コード・ブルー」を見ていました。

◆最近、気になった医療系のニュースは?

エボラ出血熱

◆最近、気になった医療系以外のニュースは?

ISIL

◆部活動はしていましたか?(引退時期は?)

高2の秋まで鉄道研究部に所属していました。

◆ボランティア活動はしましたか?

していません。

◆医師を志したきっかけは?

サッカーに関われる職業に就きたいと思っていた時に、スポーツドクターという職業を知ったこと。

◆医師として20年後の将来像は?

確かな知識と経験を持ち、患者が納得できる医療を提供できるような医師になりたいです。

◆興味のある診療科は?

整形外科、外科

◆医師として大切なことを三つ

コミュニケーション能力、決断力、先輩を立てること

◆面接対策はどのようにしましたか?

研伸館の『医学部入試面接対策 虎の巻』を見て、想定される問題に対する自分なりの答えを用意して、学校の先生や両親に模擬面接をしてもらいました。

◆本番の面接直前の心境はどのようなものでしたか?

ヘマしないか不安でした。