滋賀医科大学 医学部 医学科(推薦入試) 現役合格
H.W.さん
- 出身高校
- 同志社高校
- 進学大学
- 滋賀医科大学 医学部 医学科
志望校・志望学部を決めた理由、時期
医学部に決めたのは高1の終わり頃だったと思います。志望校は滋賀医科大の推薦入試がセンター前にあり、しっかり対策できそうだったことや、内申の成績が1学期まででよいこと(同志社はカリキュラムがあまり受験に対応していないので…)などを考慮して高3の9月ぐらいに決めました。
出願した大学と学部学科
前期:岐阜大学 医学部 医学科(受験せず)
後期:香川大学 医学部 医学科(受験せず)
私大・AO・推薦:滋賀医科大学 医学部 医学科 推薦入試(合格)
大阪医科大学 医学部 医学科(受験せず)
センター試験の得点
英語 | リスニング | 数IA | 数IIB | 国語 |
---|---|---|---|---|
186 | 48 | 95 | 96 | 162 |
化学 | 生物 | 倫政 | 総合点数 | 得点率 |
79 | 80 | 64 | 810 /950 | 85.3% |
傾斜配点:494.60/600点(82.43%)
大学別模試の判定
■駿台全国模試:5月→B 10月→D
■高2のときに受けた模試とその判定:高2駿台東大レベル模試→A
※判定はすべて滋賀医科大です。
英語の学習法
高1の時は文法や単語、教科書レベルの簡単な長文をひたすらやっている感じだったと思います。この頃から高3の入試直前期までは毎日ラジオの「ラジオ英会話」を聞き(高3時はちょっと回数が減りました)、週1回ある「ニュースで英会話」「スーパープレゼンテーション」というテレビ番組を見ていました。単語などを覚えるのがすごく苦手でしたが、リスニングは得意だったので、興味のある分野からやっていこう、という感じでした(学校でも時事問題について自由英作をしたり、英語でプレゼンをしたりする機会があったので、そのために視聴していたのもあります)。
研伸館では「高1英語S」で吉田明宏先生にお世話になっていました。予習・復習はそんなにやっていなかったと思いますが、毎週行われる『ぼん単』(研伸館)テストのために、単語はしっかり覚えようとしていました。
高2に入ってからは、本格的に長文読解や英作文の練習を始めました。『やっておきたい英語長文』(河合出版)は最初の方は週に2題、語彙数が増えてくると週に1題ずつやっていき、高2の冬ぐらいまでに『300』から『1000』まで全てやりました。『1000』が必要だったのかどうかは今思うと微妙です。高2の春から秋まで研伸館では「高2ハイレベル英文法」で上本先生にお世話になりました。毎週行われる『サイクリック』テストのために、文法はしっかり身につけようとしていました。英作文は得意だと思っていたので、一旦研伸館の秋からの英語の講座(「高2スーパー英作文」)を受講するのをやめました。
高3では研伸館の「京大阪大・医学部英語」を受講しました。予習にかけた時間ははっきり覚えていませんが、和訳が苦手だったので、和訳は入念に取り組みました。土曜日に「京大阪大・医学部英語」の授業があったので、その少し前の水曜日の放課後にまとめてやっていました。英作も毎回ちゃんと提出していました。復習は、まず授業ノートを見直し、次に、先生が配ってくれるプリントの問題をやっていきました。このプリントには、授業で扱った英文に、先生オリジナルの文法問題などを載せてくれていました。
受講し始めた当初は予習、復習にすごく時間がかかっていましたが、毎週丁寧で的確な説明、厳しい中にも愛のある添削をしていただけたので、毎週の授業はとても楽しかったです。授業で得た知識をきちんと整理し、理解することと、文法を固めることを1年間確実にやり続けたのが良かったかなと思います(高3の夏に『サイクリック』を再びやりました)。
センター対策は12月(滋賀医科大の推薦入試後)からやり始め、過去5年分を本試・追試両方やりました。冬期講習で「センター突破の英語実践演習withリスニング」を受講し、小説問題も見ていたので、本番出ても全く焦らず取り組めました。実際解いた過去問は5年分ですが、文法問題は古い年度もやりました。
役に立った英語の参考書・問題集
◆『サイクリック』(研伸館)
研伸館の先生が「これだけはやっておいた方が良い」という問題をピックアップしてくださったので、高3の夏休みに1日1章というペースでやりました。間違えた問題は2~3日後にもう1回解くという風にして完璧にすることを心がけました。
◆「ラジオ英会話」(NHK)
高1から高2までは平日は毎日聞いていました。テキストも購入し、発音もしていました。
数学の学習法
数学は高2くらいからは一番得意な科目でしたが、それまでは苦手意識が強く、実際偏差値も低い科目でした。学校は進度が遅くて、早く学習を進めたかった私には少し物足りなかったので、中学の頃から少人数制の他塾(個人塾)でみっちり見ていただいていました。数ⅡBまでは『青チャート』を1週間に7~8ページずつやり、数Ⅲに入ると『青チャート』の数Ⅲの問題に加えて、ⅠAⅡBも週に10~20問解いていました。
高3の最後まで問題集は『青チャート』しか使っていません。『青チャート』の問題、解説が全く理解できないほどに数学が苦手だったころからずっと、基礎を完璧にし、絶対にミスのない答案を作るということに焦点を置いていたので、高校3年間ミスで失点するということはあまりありませんでした。これが私の最大の武器だったかなと思います。
研伸館の数学は苦手分野に特化した講習があれば受講する、というスタンスでしたが、受講するたびに松下先生が大量のプリントをくださったのでとても助かりました。学校で演習がほとんどないため、プリントで問題をたくさんこなせる、というのはとてもありがたかったです。
センター対策は秋頃から始め、過去の模試を週に2セット解き、12月からはそれに加えて過去問を1週間で1年分(本試・追試含めてなので2セット分ですね)を解いていました。過去問自体は過去5年分のみです。間違えた分野は『短期攻略 センター数学 (実戦編)』を使って復習しました。
役に立った数学の参考書・問題集
◆『青チャート』(数研出版)
本文でも書きましたが、二次対策に関しては本当にこの問題集しか使っていません。
◆『短期攻略 センター数学Ⅰ・A(実戦編)』・『短期攻略 センター数学Ⅱ・B(実戦編)』(駿台文庫)
マーク模試や過去問で間違えるたびにその分野の問題を3問解く、というのをしていました。だから2周した分野もあれば、全く手を付けていない分野もあります。
国語の学習法
《センター国語》
高1~高2の時から研伸館の国語の授業(松﨑先生の「高1国語S」、「高2国語S」)は受講していましたが、基本的には学校の勉強がメインでした。高1の間に古文単語や文法をある程度マスターしていましたが、現代文や漢文はあまりきちんとやっていませんでした。反省です。
高3になると研伸館の中村祐介先生と城福先生の「センター試験国語」を受講し始め、初めてちゃんとしたセンター現代文の解き方を教わり、衝撃を受けました(それまでの解き方が適当過ぎたことを痛感しました)。予習は、毎回の授業で扱う問題を時間を計らずに納得して選択肢を選べるまでやりました。でも、そんなに時間はかからなかったので、1つの問題につき20分ぐらいだったと思います。復習は、現代文の場合は中村先生に教えてもらった選択肢を選ぶ解き方や重要だと言われた部分を確認し、頭の中で整理しようとしました。
古文・漢文の場合は授業で間違った部分の確認や、毎回行われる単語テストで間違った単語のリストを作って覚えることをしていました。基本的に研伸館のテキストの予習・復習しかしていませんでしたが、受講し始めてから模試でも点数がどんどん伸び、嬉しかったです。しかし、昔に古文をきちんとやった、という自負から古文をさぼりがちだったため、センター直前期になって点数が全然取れなくなり、センター2週間前に超ド基礎の問題集をやり直したのは苦い思い出です…(問題集の名前は忘れました。学校配布っぽい薄いものです)。
《小論文》
対策と言えるかどうか分かりませんが、高1から新聞を読むようにしていました。
高3の9月頃から滋賀医科大の小論文対策を始めました。学校から10年分の過去問をもらったので、古い年度から毎週1題ずつのペースでやっていき、学校の先生に添削をお願いしました。制限時間は120分でしたが、じっくり考えて答案を書きたかったので、最初の方は時間を決めずに解きました(150分は超えないようにしようとは思っていました)。先生に添削をお願いすると、2日後に赤字で色々指摘された答案が返ってきてアドバイスをもらいました。また、この時に、提出した小論文のテーマに関する時事情報などを先生がプリントアウトしてくれて、ちょっとした解説もしてもらえました。
役に立った国語の参考書・問題集
◆『富井の古典文法をはじめからていねいに』(東進ブックス)
高1の時に研伸館で古文が苦手だという相談をしたら勧めていただきました。基本的なことばかりですが、とても分かりやすかったので、古文の苦手な中学生や高1にお勧めだと思います。
理科の学習法
化学
高1の時は研伸館で「高1物理化学S[標準]」で内多先生と宮地先生にお世話になりました。
高2になると、学校の授業を中心としながらも、研伸館で岡内先生の「高2化学[発展]」を受講し始めました。岡内先生が予習よりも復習を大事にしなさいとおっしゃっていたので、「次回までに解いてきなさい」と言われた問題以外の予習はあまりやっていませんでした。復習は、テキストに載っている問題を解き直すことと、岡内先生が配ってくれるプリントに載っている問題を解きました。長くても1時間で終わっていたと思います。ただ、この勉強だけでは不安になってきたので、岡内先生と相談し、高2の秋頃から『化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集』をA問題だけ毎週1章ずつ解くということを始めました。
高3の夏休みに入るまでにはB問題も含めて2周ぐらいしていたと思います。その後は間違った問題や苦手な分野を中心に解いていました。『化学の新演習』(三省堂)も学校の先生にいくつか問題を選んでもらって解いていましたが、元々前期の志望校が神戸大だったこともあり、そんなに難しい問題ばかりやらなくても良いかなと考えて、基本的には『化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集』を使っていました。
高2から高3の1学期くらいまでは理論を中心に、夏休みは研伸館の講習が有機化学に特化していたので私自身も有機化学をメインに勉強しました(岡内先生の「京大阪大・医学部化学・夏・」と「スーパー有機化学特講」)。有機化学に限らず、夏休みにどこかの分野をきちんと固めておくのは重要だと思います。秋からはそれまで遠ざけてきた無機化学の暗記を始めました。高2の時に岡内先生の授業で使用したプリントや参考書をもとに、ルーズリーフに族ごとでまとめました。1つの族に対し、1ページ分くらいでまとめておくと模試前などでも見直ししやすくて良かったです。
センター対策としては、分野別問題集を使用し、同じ問題集を繰り返し繰り返し解いていました(問題集の名前は忘れました)。演習で間違いが多かった分野の復習にも使用していました。
生物
生物は学校の授業も、塾も高3からしかなかったので(生物基礎は高1でやりましたが)、高2までは教科書を読む、『セミナー生物基礎』(第一学習社)の簡単な問題をやってみる、といった程度のことしかしていませんでした。高3に入ってから本格的に生物に取り組み始めましたが、生物基礎の知識が抜けていることに気づき、ゴールデンウィークで『セミナー生物基礎』を1冊完璧にしました。
生物に関しては他塾で受講しており、その予習・復習が中心でした。予習は、テキストに載っている例題を解き、用語を埋めていく形式のプリントももらっていたので、そのプリントもやりました。復習は、授業の最後の20~30分で毎回行われるテストの問題の解き直しと、5~6問の記述式問題が載っている自習用プリントももらったので、このプリントもやりました。復習には60~90分ぐらいかかっていました。この予習・復習に加えて、『生物標準問題精講』を1日に3問ずつ解き、間違えた問題は2~3日後にもう1回解くというペースで取り組んでいました。また、理解しにくい分野は図録や『大森徹の最強講義117講生物Ⅰ・Ⅱ』(文英堂)を読み込むようにしていました。
役に立った理科の参考書・問題集
◆『有機化学 獅子奮迅』(研伸館)
高3の夏から2学期の初めにかけて解きました。
◆『粉骨砕身 無機化学』(研伸館)
高3の夏から2学期の初めにかけて解きました。
◆『化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集』(数研出版)
問題集を買った時期が早かったので新課程のではありませんでしたが、そんなに変わらないと思います。ペースは本文で述べたとおりです。
◆『生物標準問題精講』(旺文社)
解説がすごく丁寧なので自学自習用として使いやすかったです。
社会の学習法
センター倫政
『倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本』をひたすら読み込みました。センターの過去問を解く時期になっても、間違えた分野はこの参考書で復習し、そこに載っていない情報があれば直接書き込む、というスタンスでした。しかし本番、倫理でその問題集に載っていない箇所がいくつか出てしまい、絶望的な気分を味わい、2日目の最後まで引きずってしまったので、今思うともう1冊ぐらい参考書を使っておけば良かったと思います。
役に立った社会の参考書・問題集
◆『倫理、政治・経済の点数が面白いほどとれる本』(中経出版)
科目別学力自己評価
11月から推薦入試までの勉強、および、面接対策の比重
センター対策の方法
過去問は何年分解きましたか?
英数は追試を含めて5年分、国語は15年分、化学と生物は5年分、倫政は10年分です。
過去問以外を使った対策はしましたか?
理科、社会は範囲や問題形式が昔と最近とでは変わっているのであまり過去問はせず、各予備校の実践問題集をメインに解いていました。河合、駿台、東進の問題集は理科、社会、数学の4科目は全部やりました。これらはセンター直前期にやっています。国語は秋までに河合塾と駿台の問題集を解きました。
いつごろからセンター対策に本腰を入れましたか?
滋賀医科大の推薦入試が終わってからです。
センター対策について、後輩へのアドバイス!
現実を直視することが大事です。どれだけ望んでも簡単に点数は上がらないので、とりあえず目の前の問題集や参考書と向き合ってください。
滋賀医科大推薦入試 現役合格への秘訣!
センターできちんと点数を取ることも不可欠ですが、絶対に推薦で合格したいなら、小論文と面接の対策に力を入れた方が良いと思います。滋賀医科大の小論文は難しい年も多いので、できるだけ多く過去問を手に入れ、学校や塾の先生に見ていただくべきです。後は日頃から時事問題に注目しておくのも大事だと思います。面接も、練習をして慣れておくと本番の緊張は軽減すると思います。実際私も直前に研伸館で練習した話題が面接で出たので、とても助かりました。
推薦入試会場の雰囲気や面接待機場の雰囲気
直前に研伸館で滋賀医グループ面接対策がありましたが、そこにいた3人(私を含めて)が受験番号が連番で、面接のグループも同じでした。知っている人が近くにいたからなのか、自分でも驚くぐらいに全く緊張せず、落ち着いて試験に臨むことができました。まだセンター試験を受ける前だったからか、全体的にそこまで張り詰めた雰囲気はなかったように思います。
小論文を解いてからお昼休憩、その後面接、という形式で、昼ごはんを食べた後は各自面接時間まで席に座っている、という感じでした。私は、『医学部入試面接対策 虎の巻』(研伸館)や小論文対策のときに学校の先生にもらった時事問題の記事を読んでいました。
センター試験後から推薦入試合格までの勉強の仕方
岐阜大の過去問と、大阪医科大の過去問を交互に解いていました。推薦入試を除けば、国立大である岐阜大の方に行きたかったわけですし、周りにも「大阪医科大よりもちゃんと岐阜大の対策をしろ」と言われていましたが、大阪医科大の問題の方が自分に合っていて好きだったので両方しっかりやっていました(笑)。
小論文のおおよその内容・問いと自分の解答の流れ
小論文のテーマ
Ⅰ機械と人間 Ⅱデュアルコース
解答の流れ
Ⅰ:
問1 産業革命などを通して、労働を担うのが人から機械に代わり、多数の機械が無人の部屋に置かれた。そして一度故障して、使用不可になると廃棄され、さらに人のいないところに追いやられるという点で機械の方が疎外されている。
問2 携帯電話を例に挙げました。歴史学的、発生学的、機能的であることを述べながらまとめたと思います。
Ⅱ:
問1 iPS細胞について、医療の発展に大きく貢献しうる一方、クローンやデザイナーベイビーなどが作られる危険性がある。
問2 特許制度を充実させる。発見者以外がその発見を用いたい時に使用用途などを明確にして、許可が下りたら使えるようにする。これで悪用は減るが、より早く適切な治療法の開発には時間がかかり、その発見を活かしにくくなってくる(他にも書いた気はしますが忘れました)。
入試面接の状況 [滋賀医科大推薦入試]
◆面接の方法
グループ面接 面接時間:20分 面接官3人VS受験者6人
◆質問内容と回答
別室にて資料が配られ、メモ書きの時間(10分)が与えられた後、面接室に移動しました。資料は『人生の節目に読んでほしい短歌』から抜粋された、「2020年は東京オリンピックですが、団塊の世代が70歳を迎える年でもあります。(中略)『耳もとで 管抜くなどと ささやけば 思いもかけず うなずきかえす』」という感じの箇所です。
基本的に、すべての問いに1人1回ずつ答えられるように面接官が配慮してくれていました(1回答えたら同じ問いにもう1回発言することはなかったです)
面接官:あらかじめ渡していた資料を読んで思ったことを自由に言ってください。
E――老老介護が問題になっており、若い人がもっと介護に関わっていかなければならないと思います。
面接官:では、どのような介護の形態、制度があれば良いか、若者はどう介護に関わるべきですか?
A――介護施設のようなものを増やしていく必要があると思います。
D――産前産後休暇の制度は社会に浸透してきていますが、介護休暇の存在はまだそれほど知られているわけではないので、もっと認知度を上げ、介護に関わりやすくすれば良いと思います。
C――学校の家庭科の保育についての学習で幼児と触れ合いましたが、同じ感じで老人ホームや介護施設などを訪れると良いと思います。(Bさんが似たようなことを付け足す)
F(私)――Cさんの意見だと中高生は高齢者と関わりを持てますが、労働人口に当たる人たちはあまり関わりがないのではないでしょうか?
面接官:今までの意見はどれも客観的でしたが、家族などで介護を経験したことはありますか?なくても主観的に何か答えてください。
A――祖父母も父母も元気なので介護経験はありませんが、親が要介護になったら何かしてあげたいと思います。ですが、資料からも分かるように介護の負担は大きいので、自分が介護される側になった時に子供に負担をかけなければならないのは嫌だと思います。
B――Aさん同様介護経験はありませんし、Aさんが言ったように将来介護はしたいと思いますが、自分の介護はされたくないです。学校の家庭科で介護について考えたことがあります。
C――親や親戚が介護をしているのを見ているだけしかできませんでしたが、大変そうでした。介護は家族がするか、施設がするかの2択しかないように感じ、もっと社会全体で取り組んでいけるようなシステムがあれば良いなと思いました。
D――施設に祖母を預けていましたが、自分たちはあまり訪れることができませんでした。学校の政経の授業で社会保障について学びました。
E――介護経験はありませんが、学校でディベートしたことがあります。自分が介護されたいかどうかなどを話し合いました。
F(私)――小さい頃に、よく隣の家のおじさん、おばさんにかわいがってもらっていました。中高6年間は寮生活をしていて、久しぶりに帰省したら衰えていて…(涙目になり言葉に詰まる)
面接官:今までの話を聞いていると、初めて資料を目にして討論している割には、よく知っているなと思います。Eさんのように学校で討論したことはありますか?
A――学校でしたことはないですが、家で将来的にどう介護して欲しいかなどを話し合ったことがあります
B――家庭科の授業で学んだ後、友人と話しました。
C――討論したことはないですが、将来医師になった時に、介護問題は重要な課題になってくるから、身の回りでそのような話題が出たら、積極的に話したり聞いたりするようにしています。
D――政経の授業で関心を持ち、少し調べました。
F(私)――討論経験はありません(この後何と言ったかは覚えていません)。討論経験はありません(この後何と言ったかは覚えていません)。討論経験はありません(この後何と言ったかは覚えていません)。
面接官:そろそろ時間ですが、何かどうしても言いたいことはありますか?
A――どうしてもではありませんが、これから高齢者はますます増えるので、介護についてもっと考えたいと思います。
B――2020年に自分はまだ大学生ですが、医療をどうやって高齢社会に貢献させていけるかをきちんと考えたいと思います。
プロフィール
◆血液型
A型
◆好きな色
紫、ロイヤルブルー
◆好きなアーティスト・歌
Ariana Grande、Adele、絢香
◆好きな番組
音楽番組
◆お気に入りスポット
カフェ
◆好きな作家・本
何でも読みます。
◆好きな(オススメ)飲食物
チョコ、特にブラックチョコ。飲み物だと紅茶かココア。
◆高校時代はまってしまったこと
YouTubeで動画を見ること。
◆受験前のリラックス方法
学校の友達と連絡を取ること(受験と関係ない生活をしている人ばかりなので気分転換になりました)。
◆小学校時代しでかしてしまった大変な事
しでかしたこと、というのは思い当たりませんが、転校を経験したことが自分の人生の大きな転機となりました。
◆あなたにとって受験とは
夢を叶えるための一歩
◆受験勉強で一番辛かった時期
高3学園祭シーズン。部活を引退した同級生が学園祭のために必死になっているのを見て、受験勉強など全部投げ出したくなりました。
◆クラブや習い事はしていましたか?
管弦楽部に所属。ピアノとテニスは高2まで習っていました。
◆高校3年生のときの一番の思い出
体育祭での応援合戦。
◆感銘を受けた問題
特にこれ、というのはないですが、英語の長文は知らない分野のことも多く、読むたびに「へぇー」と感心していました。
◆親や親戚に医師はいますか?
親戚にいます。
◆医療系のドラマなどは見ましたか?
見てないです。
◆最近、気になった医療系のニュースは?
大村智氏ノーベル生理学・医学賞受賞
◆最近、気になった医療系以外のニュースは?
マイナンバー法施行
◆部活動はしていましたか?(引退時期は?)
管弦楽部でチェロをしていました。本来の引退時期は高3の3月にある演奏会ですが、高1で退部しています。
◆ボランティア活動はしましたか?
高1の時にホームレスの方が集う教会を訪れ、炊き出しなどをしました。中学の時はインドネシアでストリートチルドレンに炊き出しをしたこともあります。
◆医師を志したきっかけは?
中1の時にインドネシアを訪れ、貧困の現実を目の当たりにし、1人でも多くの人が健康に、そして幸せに暮らせる世の中を作るために貢献したいと思ったのがきっかけです。
◆医師として20年後の将来像は?
想像できません。なるようになると思います。ですが、「良いお医者さんだね」と言ってもらえるようになっていたいです。
◆興味のある診療科は?
心療内科
◆医師として大切なことを三つ
コミュニケーション力、技術、いろんな価値観を理解しようとすること
◆今までで一番つらかったこと
塾があり、学園祭の後夜祭に出られなかったこと。後悔はしていませんが、本当に悔しくて悔しくて仕方なかったです。
◆面接対策はどのようにしましたか?
研伸館京都校でのグループ討論練習会(2回)
◆本番の面接直前の心境はどのようなものでしたか?
平常心でした。「絶対に自分の良さをアピールしてやる」という感じで強気でした(笑)。