京都大学 文学部人文学科 2008年現役合格

H.S.さん

H.S.さん

出身高校
大阪府立北野高校
進学大学
京都大学 文学部人文学科

Q1. 大学の講義について教えてください。

大学の時間割
―――
1限 比較言語学入門 フランス語 ―――
2限 体力医科学 文学部英語 社会学基礎論
ゼミナール
3限 ――― 言語科学基礎論 運動科学
4限 ――― 比較教育学概論 地理学基礎論
ゼミナール
5限 ――― 教職教育論 教育心理学
―――
1限 英語 生徒指導の精神と
具体的方策
―――
2限 言語認知論 ――― ―――
3限 フランス語 ――― ―――
4限 ――― ――― ―――
5限 英語 ――― ―――

月曜日の過ごし方:TOEFLの勉強、家庭教師

火曜日の過ごし方:授業の勉強、TOEFLの勉強

水曜日の過ごし方:TOEFLの勉強

木曜日の過ごし方:アルバイト、TOEFLの勉強

金曜日の過ごし方:TOEFLの勉強

講座PickUp!

地理学基礎論ゼミナール   担当: 金坂清則先生

この授業は、とてもおもしろかったです。地理といっても、ひたすら地図を描いていくという単純な作業です。ロットリングとよばれる何千円もするようなペンを使って、いろいろな地図をなぞりながら描きました。地理の知識はまったくいらず、それよりもむしろ手の器用さが大切になってきます。担当の金坂先生は、ある地図帳の編集者でもある地理学者で、とても優しい先生です。

言語認知論   担当: 山梨正明先生

この授業もとてもおもしろかったです。山梨先生は、認知言語学の第一人者で、授業でもご自身の出版の本を教科書として使いました。それにもかかわらず、授業では(いい意味での)脱線がとてもあり、とても考え方の広い方だなと、感心しました。山梨先生は、英語の授業も担当しているみたいですが、そのときとはまったく違っているらしく、ユーモアにあふれる授業で楽しかったです。今留学しているところで、日本語の言語学を勉強しているアメリカの生徒と仲がいいのですが、その人が、この山梨先生の著書を読んでいたので、とてもびっくりしました。さすが山梨先生だなと思いました。

Q2. 思い出の単位について

私は、「おもしろくない!」と思えば、潔く授業を捨てていましたので、それほど苦労はしていないですが、フランス語はどうしても落とせなかったので、大変でした。ひたすら留学のための英語の勉強(留学にはTOEFLが必要だったので)をしていたので、フランス語にまで手をまわせなかったのです。それでも試験3日前から死ぬ気で勉強して、なんとかとることができたので、とてもよかったです。基本的に京大は「単位がふってくる」といわれていますので、「自らそれを拒否しない限り」単位はもらえます(笑)。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

京大はすごい人(正確には変な人)が他の大学に比べて多いと思いますが、京大の熊野寮とよばれるところに住んでいる友達が、熊野寮祭と呼ばれるものの委員長をしていて、その人たちは、いろいろ変なことをしたらしいです。四条大橋で許可なしに(これからいうのはすべて許可なしですが)綱引きをしたり、京都駅の階段でグリコをしたり、四条河原町で組み体操をしたり、女装大会、ファミリーマートのものをすべて買いつくしたり・・・まあ、これだけでなく、京大には変な人もたくさんいます。

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

1位:『かけうどん』~このうまさは、半端ありません。ぼくは、立ち食いうどんの店を結構行っていますが、この価格にしてこのうまさは、ほかにはまずありません(130円ぐらい?)

2位:『ソースカツどん』~これも本当においしいです。ソースがとても甘く、甘いのがすきなぼくにとっては最高です。

3位:『パフェ』~ルネと呼ばれる食堂のパフェは最高です。いろいろな種類がありますが、すべて300円前後でとてもおいしいです。よく食べていました。

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

京都が第二のふるさとみたいになったことです。ぼくは最初は阪大をめざしていたのですが、もしも阪大に行ったら、家からとても近いため、行動範囲が狭くなってたと思います。京都のいろいろな場所に行くことで、京都のいろいろな良さを実感しています。アメリカでも京都のことを知っていれば、とてもアメリカ人の食いつきがよくなります(笑)。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

今は検討中ですが、おそらく英語関係の職業、特に英語教師になろうかなと思っています。去年ずっと集団授業で中学生の英語を教えて、さらに英語を教えることの楽しさに気づきました。今アメリカに留学しているのも、英語をうまくなって教えたいと思う気持ちからです。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

京都を外国人観光客に通訳ガイドするサークル(Good Samaritan Clubといいます)に入っています。今まで少なくとも20組以上ガイドしてきました。サークルの中(同志社大学・立命館大学の学生とともにやっています)でも、英語の勉強だけでなく京都の勉強もしていますので、京都のことは結構詳しくなりました。京都の大学生になったとはいっても、おそらくこのサークルに入っていないと、金閣寺、竜安寺、三十三間堂、二条城、清水寺など詳しくはなっていなかったと思います。

また、留学するまで、留学資金をためるためひたすらバイトをしていました。塾講師を週3、ホテルのフロントを週1していました。ホテルで、いろいろなこと(臨機応変さ、敬語、英語など)を勉強できてよかったと思っています。

そして、今は去年の8月からアメリカのソルトレイクシティにあるユタ大学というところで、留学しています。今年の6月ごろに帰国します。日本では結構自信のあった英語も、こっちに来てなかなか使えないなと最初は思いましたが、最近は何とかコミュニケーションできています。いまだに印象的な研伸館の今村先生の英語力は、今でもすごいなとたまに思います。授業も言語学を中心に勉強していて、京大よりもはるかに親切な(汗)教授と仲良くなって、また仲のいい友達もできて、充実した生活を送っています。また、冬休みは、ガイドで知り合ったご家庭4世帯に3週間ホームステイしつつ旅行しました。西海岸を主に(シアトル、サンフランシスコ、ポートランドなど)をめぐりました。久しぶりの再会にとても満足しました。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

京大生はとても変な人が多いという印象があるかもしれませんが、それは一部です(という私も変人とよく言われますが)。京大はほんとうにいろいろなことができます。授業に行く人もいれば、バイトにうちこんだり、部活にうちこんだり・・・また、京都というとてもいい環境で大学生活をすごすこともできます。なかなか二次試験(特に英語・数学)はほかの入試に比べてかなり難しいですが、基本を大切にして学校の授業、研伸館の授業を大切にしたら、後悔のない受験になるはずです。私は、高1の夏にオープンキャンパスに行って、「京大を受けよう」と思いました。ですので、オープンキャンパスだけでなく、京大は24時間365日開いていますので、1回行ってみたら、勉強のやる気が上がるかもしれません。現役で受かるためには、早いうちから基本を完璧にして、応用問題を取り組むことが大切だと思います。頑張ってください。