東京大学 文科I類 2008年現役合格

S.T.さん

S.T.さん

出身高校
私立六甲高校
進学大学
東京大学 文科I類

Q1. 大学の講義について教えてください。

大学の時間割
―――
1限 商法第一部 日本政治外交史 民法第二部
2限 国際法第二部 ――― 憲法第二部
3限 ――― 行政法第一部 国際法第二部
4限 民法第二部 日本政治 商法第一部
5限 ――― ――― ―――
―――
1限 行政法第一部 ――― ―――
2限 ――― 日本政治 ―――
3限 ――― ――― ―――
4限 民法基礎演習 日本政治外交史 ―――
5限 ――― ――― ―――

月曜日の過ごし方:サークル

火曜日の過ごし方:サークル

水曜日の過ごし方:サークル

木曜日の過ごし方:サークル

金曜日の過ごし方:サークル

講座PickUp!

名前は忘れました(汗)   担当: 大沼先生

1年生の1学期に開講された、国際法に関する少人数授業です。毎回100枚以上の論文の原書(『社会契約論』ルソー著、『法と精神』モンテスキュー著、など)を読んだ上で、専門家を交えたディスカッションを3,4時間程度ひたすら行うという、前期教養学部(1,2年生)では最も厳しいと言われていた授業でした。 最初のガイダンスで、「受講したければ、3日後までに国際法に関して5000字程度のレポートを出すように」という教授の言葉から始まった授業でしたが、各方面で著名な方や教授、10人程度の意識の高い学生の方々との議論などは高校時代の学習とは違った学びを得ることができました。

基礎演習   担当: 高橋先生

1年生の1学期に開講された、各自のテーマに基づいた発表とディスカッションの授業です。僕のクラスには大変優秀なロシア人の国費留学生がいたので、あえて「“覇権国ロシア”の思惑」というテーマのもとプーチン政権に対する批判を行いました。十数冊の本や資料を基に発表を行ったのですがその後の留学生とのディスカッションは今振り返っても思慮に富んだものでした。

Q2. 思い出の単位について

基本的に、試験しか受けていないため大した思い出はありません。

強いて言うなら、教科書もノートも見ずに臨んだ「国際政治」の試験で、中学時代の宗教の先生が仰っていたことを思い出しながら書いたら「優」が来たこと。周りが平気で単位を落としている中での喜びと先生への感謝は半端無かった覚えがあります。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

面白くないですが、皆さんほんと尊敬する人ばかりです。

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

1位:『塩カルビ定食』

2位:『鯖の味噌煮定食』

3位:『赤門ラーメン』

毎日上の3つをローテーションで回しています。

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

意識の高い学生や社会を牽引している社会人の方々と日々触れ合うことを通じて、社会に対する問題意識や自己に対する使命感を考えさせられる機会が多く存在すること。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

「日本社会に信頼と期待」という価値を日本国民へ発信することに人生をかけて追求したいと考えております。政治の分野に興味があり、特にオリンピック招致には大変関心があるのですが、ひとまず来年一年間は休学して、海外の社会の現場で様々なことを学んでこようと思います。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

海外インターンシップ(日本人学生を海外企業に派遣し、海外学生を日本企業に迎え入れるプログラム)を運営しているサークルの代表を務めています。世界100カ国以上にネットワークを持つ非常に大きな学生団体なのですが、世界や社会を舞台にしたリーダーシップ経験やインターンシップ経験を通して、グローバルリーダーにつながる原体験を数多くの学生に提供しております。

恥ずかしながら、今年に入ってから授業には数えるほどしか出席できていないのですが、サークルでの活動を通じて、現場に学び、世界と出会い、社会に挑戦するといった機会に魅力を感じ没頭している次第です。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

本気で社会を動かしたいと思うなら、是非とも東大に来るべきだと思います。それ程本大学は、あらゆる点において可能性に溢れています。大学生になった自分を強烈に意識して、現在の自分に常に勝つよう心掛けてください。

勝負の相手は、自らに他なりません。大学でお会いできるのをお待ちします。