東京大学 文科I類 2008年現役合格

S.K.さん

S.K.さん

出身高校
私立高槻高校
進学大学
東京大学 文科I類

Q1. 大学の講義について教えてください。

大学の時間割
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1限 商法 ――― 民法
2限 国際法 刑法 憲法
3限 英文学 行政法 国際法
4限 民法 英米法 商法
5限 ――― ――― ―――
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1限 行政法 ――― ―――
2限 英米法 国際環境保護学 ―――
3限 民法基礎演習 刑法 ―――
4限 ――― ――― ―――
5限 ――― ――― ―――

月曜日の過ごし方:日曜日の夜に部室に泊まり、朝5時に馬に餌をあげ、担当馬に乗る
→1限に間に合うように電車に乗る(厩舎から大学まで1時間近くかかるので大変!
→授業中、疲労で眠い

火曜日の過ごし方:朝5時前に起床→部活開始の6時半に間に合うように電車に乗る
→そして馬にも乗る→学校へ

水曜日の過ごし方:1週間に1度の休馬日。部活に行くことなく学校へ。

木曜日の過ごし方:やっぱり朝5時前起床→部活→学校→今度はダブルスクールへ

金曜日の過ごし方:またしても朝5時前起床→部活→学校→ダブルスクール

講座PickUp!

国際政治     担当: 藤原帰一先生

日曜には政治討論番組にもでる非常に有名な先生。リベラリズムにもリアリズムにも偏ることなく、争点を分析化した上での多角的なものの見方について教えてくれる。法学部2年生の必修科目であり、「神の授業」と評されるほど面白い。話を聞くだけで頭の良さが身にしみて感じられる。藤原教授の東大学生時代の学部成績は優だけだったとか。

民法基礎演習   担当: 曽我部先生

一斉に受ける形態が一般的な法学部の授業の中では唯一の少人数制授業。現役弁護士の方による演習授業で、実務家ならどのように事件を分析、解決していくかの指針を示唆してくれます。ある1人の生徒が先生役をして事案を説明し、それに対して批判したりしていく授業構成。

Q2. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

馬術部の先輩で法学部トップ合格をした灘高出身のお方。ロシアに住んでいたわけでもないのに東大受験の外国語は「ロシア語」。理由は偏差値高くなりそうだから。いまや7カ国語を使い回し、さらには独自の言語を生み出している。日本語が一番苦手(?)とかいう噂も。

Q3. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

法学部では、周りは弁護士になりたいと言っている人がやはり一番多い。自分は官僚になりたいと思っている。動物法の立案に興味があります。

Q4. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

圧倒的に馬術部の比重が大きい。当番制ではあるが、週に数回夜の餌や朝の餌をあげる為に部室に泊まらなきゃいけなかったり、3年生にもなれば担当馬を週6回運動させないといけなかったり、大変です。ただ、毎日馬に乗っていると馬とコミュニュケーションを取れるようになって、自分しかさせられることができない動きを馬にさせられるようになったり、愛着がわいたりといったように充実感も芽生えます。興味がある方は是非、「東京大学馬術部」のホームページをご覧ください。アニマルセラピーの効果もありますし、馬はかわいいですよ!!

馬術部

Q5. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

私は高校時代、東京大学を目指すにあたって心がけていたことは、「自分を1つ上の学年だと思い込み、1つ上の学年をライバルとして戦う」ということです。高校2年生であれば自分は今年もう受験なんだという気で、そして高3の方は今までやってきたことを信じて猪突猛進で頑張ってください。