東京大学 理科III類 2009年現役合格

K.T.さん

K.T.さん

出身高校
灘高校
進学大学
東京大学 理科III類

Q1. 大学の講義について教えてください。

  <2年次の時間割>

大学の時間割
―――
1限 生化学 ――― 生化学
2限 生化学 ――― 生化学
3限 組織学 ――― 組織学
4限 組織学 ――― 組織学
5限 ――― ――― ―――
―――
1限 組織学 組織学 ―――
2限 組織学 組織学 ―――
3限 生化学 組織学 ―――
4限 生化学 組織学 ―――
5限 医学序論 ――― ―――

月曜日の過ごし方:部活

火曜日の過ごし方:部活

水曜日の過ごし方:遊び

木曜日の過ごし方:バイト

金曜日の過ごし方:部活

講座PickUp!

医学序論   担当: オムニバス

毎週違う先生が来て様々なことについて講演してくださいます。例えば、精神病の先生がいらっしゃった時には、衝撃的なことがたくさんありました。今でも精神病患者についての差別がなくなっていないといったことや、いわずとしれた高齢化社会など、毎回考えさせられることが多い時間となっています。

生化学実習   担当: 神野先生など

生化学は講義だけでなく実習もあります。これは、糖尿病のマウスを使って血糖値を測るといった我々の健康と直結しそうなとっつきやすいことから、DNAのクローニング(遺伝子を単離したり増殖させること)といった研究系の話題まで様々扱い、非常に興味深いです。

Q2. 思い出の単位について

東大には新振りという制度があるため、理IIIに入ったからと言って医学部が約束されたわけではありません。医学部に行くため、点数を上げるために2年生の前期に、朝青龍も来たというモンゴル語の授業を取り、先生が優しかったおかげで100点を取れました。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

同じ学部、部活の同級生にシンガポールで小学校低学年まで過ごす⇒小学校日本⇒中学ニューヨーク、ロンドン⇒高校サウジアラビア⇒東大と言う人がいます。ちなみに、帰国子女枠で理IIIに入ってくる人は10年に1人とも言われます。彼は海外で高校を過ごしているだけあって、確固たる夢を持って大学に入ってきています。将来はアメリカで研究するため、物凄く勉強熱心で、教科書(医学部の教科書は1冊軽く1,2万円するほど高価で分厚い)も何冊も英語版や日本語版で読破していて知識量が半端なく、本当にすごい人だと思います。

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

1位:『定食』

2位:『ハヤシライス』

3位:『ラーメン』

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

志の高い人や、素晴らしい人がたくさんいることです。教養時代は理IIの人と同じクラスなので他学部の友達とたくさん知り合いができます。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

医学の道

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

全部と言っていいほどです。部活やバイト、恋愛や遊びといった大学生っぽいことは勿論、勉強も疎かにせずきっちり頑張っています。部活はバレーボールをやっています。大学生活は高校時代と違い、バイトや一人暮らしで掃除洗濯家事がある上に、遊びや人づきあいの幅が広がり、やることが多いですが、全部楽しみながらやっています。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

僕は、今東京、東大に来て本当によかったと思っています。日本の中心の都市で日本中から優秀な人たちが集まっている環境はもう何とも言えません。是非、モチベーションをしっかり保って頑張ってください!