京都大学 工学部 2009年現役合格
Y.T.さん
- 出身高校
- 甲陽学院高校
- 進学大学
- 京都大学 工学部
Q1. 大学の講義について教えてください。
<2年次の時間割>
大学の時間割 | |||
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――― | 月 | 火 | 水 |
1限 | 有機化学 | 最先端の化学入門 | 化学プロセス工学 |
2限 | 無機化学 | 分析化学 | 物理化学 |
3限 | ――― | ――― | ――― |
4限 | ――― | ――― | ――― |
5限 | ――― | ――― | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
――― | 木 | 金 | 土 |
1限 | 化学数学 | ――― | ――― |
2限 | ――― | 英語 | ――― |
3限 | ――― | ――― | ――― |
4限 | ――― | ――― | ――― |
5限 | ――― | ――― | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
月曜日の過ごし方:学校&サークル
火曜日の過ごし方:学校&サークル
水曜日の過ごし方:学校&バイト
木曜日の過ごし方:学校&サークル
金曜日の過ごし方:学校&サークル
講座PickUp!
最先端の化学入門 リレー講義
今、京大の研究室で行われている研究の内容や、研究がどのように進められているのかを分かりやすく解説してくれる講義です。理論として出来上がっていても、実用化するにはある程度の収率とコスト面をちゃんと考慮しないと全く使えないという基本的なことから、今後の社会では何が求められるのかといったことを実際の例を挙げて説明してくれます。また専門なのに出席とレポートのみで期末テストがない数少ない講義です。
有機化学 担当: 中村先生
この講義は高校で習った有機の内容をさらに発展させた内容を扱っています。新しい反応はもちろんのこと、高校では丸暗記していた反応がなぜそうなるのか、電子の動きや原子の構造といった観点からその反応機構について詳しく学ぶ講義です。高校でパズルのように有機の問題を解くのとは異なり、反応を何種類も覚え、その反応機構をひたすら理解していくといった感じです。覚えることが多すぎてテストは大変でした。
Q2. 思い出の単位について
2回生の前期の有機化学は、一回生の復習とはいえ試験範囲がかなり広く、教科書450ページ分ぐらいありました。しかも試験最終日にあったため直前まであまり勉強しておらずかなり焦りましたが、前日に24時間やってる大学の図書館の自習室で徹夜して何とか単位を取りました。
Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。
バックパックでインドに行って、現地の変なボランティア団体に絡まれて多額のお金をだまし取られそうになった先輩がいます。
Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ
1位:『若鳥のしょうゆ揚げ』
2位:『かつ丼』
3位:『ささみのチーズフライ』
Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?
高校時代と比べてあらゆる面において自分の好きなようにできるところです。 18年間育ててもらった親元を離れて一人暮らしをしているところとか、時間割を自分の好きなように組めるなどなどです。
Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?
大学院に進んで修士課程を修業して、研究職として企業に就職できればいいと思います。周りの友達の7割ぐらいは同じ感じだと思います。
Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。
バスケットのサークルに入っています。全部で90人ほど在籍している割と大きなサークルです。練習は週に2、3回みんなで楽しくバスケットをしようという感じの練習と、週に1回試合に向けた真剣な練習があります。サークルに入ってよかったと思えるところは、バスケや飲み会をはじめ何か一つのことに対して全力で取り組んだり、楽しんだりできる仲間がたくさんいることです。また、いろんな考え方の人と接することができ、自分自身が考えさせられたり成長したりできる場でもあります。
Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。
時間はあるのであせらずに目の前にあるものから確実に身につけていくように心がけて頑張ってください。