京都大学 総合人間学部 2010年現役合格
K.F.さん
- 出身高校
- 甲陽学院高校
- 進学大学
- 京都大学 総合人間学部
Q1. 大学の講義について教えてください。
大学の時間割 | |||
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――― | 月 | 火 | 水 |
1限 | 細胞生理学ゼミ | 現代社会論 | 生活習慣と 主体機能障害 |
2限 | 英語 | 公共政策論 | 法学基礎論 |
3限 | 運動医科学 | コーポレート法入門 | 人間と数学 |
4限 | 国家・ 社会法システム論 |
公共政策論基礎 ゼミナール |
――― |
5限 | ――― | 行動神経機能論演習 | 国家・ 社会法システム論 |
6限 | ――― | ――― | ――― |
――― | 木 | 金 | 土 |
1限 | 経験社会学 | ――― | ――― |
2限 | 現代の経営学 | 公共政策論 | ――― |
3限 | 文明構造論 | 中国語 | ――― |
4限 | 契約関係原理論 | 公法原理論 | ――― |
5限 | 論理学基礎論 | 神経生理学基礎演習 | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
月曜日の過ごし方:いつもサークルがあるので、サークル活動で一日が終わります。
火曜日の過ごし方:授業が終わってからはバイトに行くか、バイトがないときは課題などを終わらせます。
水曜日の過ごし方:実質3限までなので、友達と遊んだり、早い時間からバイトに行ったりします。
木曜日の過ごし方:サークル活動で一日が終わります。
金曜日の過ごし方:サークル活動で一日が終わります。
講座PickUp!
人間と数学 担当: 上田先生
高校数学の知識があれば、講義についていけます。数学の歴史なども学べ、高校で習った程度の数学を使っていろいろなことができることも知ることができました。評価の方法は毎回のテストと期末レポートと多く大変でしたが、その分たくさんのことを学ぶことができました。期末レポートは毎回のテストとは直接関係のないもので、講義の中のテーマで自分が興味深いと感じたものについて調べて書くというもので、私は音階と数学との関係について調べて4000字のレポートを作りました。一度インターネットをコピーしたレポートを提出して不可にされた経験があるので、それ以来レポートは図書館でたくさんの本を借りて、まじめに書くようにしています。
公共政策論基礎ゼミナール 担当: 佐野先生
この講義では、現代の社会において問題となっている数々のものをテーマにして、それを学生でグループを作り、発表や議論を行うというものです。私は、代理母出産について発表しました。議論をしていると、想定していなかった質問などがどんどん出てくるのでとても新鮮でした。私は代理母出産の議論で賛成派の立場に立つことになっていたのですが、代理母出産に賛成する理由が、不妊の女性がかわいそうだからといった感情的なものばかりで、反対派の理論的な意見に対抗するためにどうしたらよいのかととても悩みました。またこの講義では、最後に先生がたくさんの人に聞いてもらえるパワーポイントの資料の作り方を教えてくれたので、社会に出てからも役立ちそうな講義だと思いました。
Q2. 思い出の単位について
単位は思っていたよりも理不尽で、大して勉強していないのに単位が取れたり、とても頑張って勉強したのに単位が取れなかったりします。あと、レポートの提出期限はとても厳密です。丸二日京大の図書館に籠り作ったレポートを提出期限の勘違いで提出できずに単位を落としたこともあります。
Q3. 学食の好きなメニュー上位3つ
1位:『ささみチーズフライ』
2位:『カレーうどん』
友達に聞いても、だれもがささみチーズフライはおいしいと言います。
Q4. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?
京大生はみな勉強ばかりでまじめな人かと思っていましたが、実際にはそうではなく、いろいろな人がいるので、とても刺激になります。
Q5. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?
院やロースクールに進むか、それとも就職するかはだいたいの人がもう決めています。しかし私の周りの人も、私自身もまだはっきりとした進路は決まっていないです。
Q6. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。
大学では、いろいろなことに挑戦しています。中でも、免許や資格を取ることとサークル活動には特に力を入れています。四輪や二輪、船舶の免許に加えて、今はダブルスクールで不動産関係の資格を取ろうとしています。またサークル活動では、2回生になり、幹部としてサークルの運営に携わりました。春の新入生歓迎の時期は、新入生の勧誘やイベントの企画など、普段はあまり経験できないことばかりでした。毎日が刺激的で有意義でしたが、体力が続かず、体を壊して入院してしまったのも今ではいい思い出です。
Q7. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。
高校生の頃は、京都大学はとても楽しいのだろうなと思っていましたが、いざ入ってみると、予想していた以上にいろいろなことがあって、楽しいばかりではなく、たくさんのいい経験もできます。絶対に京大に入って損はありません。受験勉強は大変だと思いますが、頑張ってください。