京都大学 法学部 2011年現役合格
Y.T.さん
- 出身高校
- 私立東大寺学園高校
- 進学大学
- 京都大学 法学部
Q1. 大学の講義について教えてください。
<2年次の時間割>
大学の時間割 | |||
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――― | 月 | 火 | 水 |
1限 | ――― | ――― | ――― |
2限 | 民法第二部 | 憲法第二部 | 比較政治学 |
3限 | スペイン語 | ――― | ――― |
4限 | ――― | 政治思想史 | ――― |
5限 | ――― | 法学政治学英語 | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
――― | 木 | 金 | 土 |
1限 | ――― | 民法第二部 | ――― |
2限 | 憲法第二部 | 比較政治学 | ――― |
3限 | ――― | ――― | ――― |
4限 | ――― | 政治思想史 | ――― |
5限 | ――― | スペイン語 | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
月曜日の過ごし方:部活、バイト
火曜日の過ごし方:授業、部活
水曜日の過ごし方:部活(ミーティング含む)
木曜日の過ごし方:バイト
金曜日の過ごし方:授業、部活
講座PickUp!
社会学基礎論 担当: 岡崎先生
この授業は一般教養科目なのですが、内容がとにかく多岐にわたっていておもしろいです。「社会学」ときくとピンとこない方も多いかと思いますが、「現代社会」と「倫理」と「心理学」の融合をイメージしていただけたらいいかと思います。例えば、青年期のアイデンティティーの形成を考える際には、エヴァンゲリオンのアニメを実際に観て、主人公シンジの心理がどのように変化していったかを考察するなど授業スタイルもユニークで、毎回の授業は立ち見が必ず出るほど多くの学生であふれています。
地球科学入門I 担当: 鎌田先生
テレビの『世界一受けたい授業』でもおなじみ、名物教授鎌田先生の授業です。この授業は2限連続授業なのですが、地球のことに関して講義を行うのはもちろんのことながら、毎回ゲストを呼んできてくださいます。
Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。
夏休みに青森から鹿児島の薩摩半島まで一人でヒッチハイクをした友人がいます。彼曰く、コミュニケーション能力が驚くほど向上するらしいです。。。博多では一人で野宿をしようとしていたら見知らぬ人に声をかけられお酒を酌み交わす仲にまでなったとか…
Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ
1位:豚肉とニラ炒め(北部食堂限定)
2位:天津飯
3位:―――
Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?
とにかく個性的な人が多いことです。本当に京大生なのか疑うほどあか抜けている人もいますし、自主ゼミを組んで哲学者の思想を研究している友人もいます。またそのような多種多様な人々を通じて人脈が広がっていくところが非常におもしろいと感じています。
Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?
自分は今は民間企業に就職することを考えています。高校生の時は弁護士を視野に入れることもありましたが、司法制度改革や自分の性格を考えると民間企業に就職した方がよさそうだと考えたからです。また周りの友人には弁護士を目指してダブルスクールをしている人や、国家公務員になるべく日々の勉強に邁進している人もたくさんいます。そういう姿をみていると、自分も刺激を受けます。
Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。
自分は体育会陸上競技部に所属しています。多くの大学生がサークルに所属する一方で、体育会というのは大学の名を背負っている以上、常に真剣勝負が求められます。春から秋にかけては関西インカレや旧帝七大戦、東大戦など数多くの対校戦が繰り広げられ、冬にはびわこ駅伝などの試合が待ち構えています。昨年の旧帝七大戦では京都大学は優勝候補に挙がりながら、2.5点差で東北大学に敗れ悔しい思いをしました。部員全員がこの悔しい思いを糧に日々の練習に励んでいます。また大学生の大会というのは、その運営・サポートも主として学生の力で成り立っているので、「各個人が何かしらの形で試合に関わる」、といった自主性が非常に求められます。このように大学の部活では高校までとは一味違った面白さがあり、充実した日々を送ることができています。
Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。
自分を支えてくれている家族、友人、先生をはじめ、周りの人たちに感謝をしましょう。そうすればおのずと自分の取るべき姿勢がみえてきます。自分が置かれている状況というのは当たり前ではありません。時には思うようにいかず苦しいこともあるかと思いますが、そのことを決して忘れずに目標に向かってがんばっていきましょう。