大阪大学 医学部医学科 2011年現役合格

S.S.さん

S.S.さん

出身高校
私立東大寺学園高校
進学大学
大阪大学 医学部医学科

Q1. 大学の講義について教えてください。

  <2年次の時間割>

大学の時間割
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1限 生化学 形態学(解剖) 生理学
2限 生化学 形態学(解剖) 生理学
3限 生化学 形態学(解剖) 生理学
4限 生理学 形態学(解剖) 神経解剖学
5限 生理学 形態学(解剖) 神経解剖学
6限 生理学 形態学(解剖) 神経解剖学
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1限 形態学(解剖) 組織学(講義) ―――
2限 形態学(解剖) 組織学(講義) ―――
3限 形態学(解剖) 組織学(講義) ―――
4限 形態学(解剖) 組織学(スケッチ) ―――
5限 形態学(解剖) 組織学(スケッチ) ―――
6限 形態学(解剖) 組織学(スケッチ) ―――

月曜日の過ごし方:クラブ

火曜日の過ごし方:バイト

水曜日の過ごし方:クラブ

木曜日の過ごし方:バイト

金曜日の過ごし方:バイト

講座PickUp!

形態学   担当: 島田先生

医学の基礎となる解剖の授業です。解剖実習室には「屍活師」と書かれた書が架けられていますがその通りで、ご遺体の解剖を通して、人体の組織の構造や、筋肉の位置、血管・神経の走行などここでは到底書ききれないことが学べます。解剖は医師になるうえで貴重であると同時に必須の経験です。

神経解剖学   担当: オムニバス

人体の機能や病気を神経の視点から捉えた学問です。普段、何となく耳にする自律神経や副交感神経といったものが一体何なのか学べ、また、自分たちが運動したり、感覚を感じたりするときに神経がどのように働くのかなど興味深い内容が多いです。パーキンソン病やハンチントン舞踏病など聞いたことのある病気についても学べ、少しだけ医師らしくなった気がしました。

Q2. 思い出の単位について

医学科の試験は毎回範囲が膨大で苦労しています。試験のたびにちゃんと授業を聞いとけばよかった、コツコツ勉強しておけばよかったと後悔するのですがここは高校のときと同じですね。試験のたびに学生自習室に友達と泊まり込みの勉強会をしたりして何とか試験に通ったり、それでも通らなかったり…。今も追試に追われる日々です。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

医学科に首席で合格したのに留年した人がいます。

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

1位:から揚げ定食

2位:カレー

医学科の周りには食堂が少なくて、限られたものしか食べられません…。豊中キャンパスがうらやましい…。

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

個性豊かな先輩に恵まれたこと。大学、特に医学科ではクラブや学園祭を通じて、先輩と関わる機会が多くなります。バレーボールがめちゃめちゃ上手い人もいれば、とんでもない酒飲みの人もいますし、ものすごい変人もいます。先輩方のおかげで、毎日が楽しいものになっています。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

医師・医学者となることは確実なのですが、それより先は全然きまっていません。同じ学科には、研究者を目指して研究室に通っている人や、臨床実習に行っている人もいますし、高校の同級生には将来を見据えた交換留学に行く人もいて、刺激になります。6年間しっかり勉強していく中で進路を決めたいと思います。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

バレーボールに打ち込んでいます。中高から続けて、今年で8年目、よく飽きないなと思います。高校のときよりまじめにやっていて、だいぶ上達した気がしますが、まだまだチームの足を引っ張っているので頑張ります。目指せ、西医体優勝!

部活の飲み会や旅行、スノボも楽しみの一つです。

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

受験勉強は自分との闘いです。後悔の無い勉強を心がけてください。楽しい大学生活が待っています!