京都大学 農学部資源生物科学科 2014年現役合格

さん

M. H.さん

出身高校
大阪教育大学附属高等学校池田校舎
進学大学
京都大学 農学部資源生物科学科

Q1. 大学の講義について教えてください。

  <2年次の時間割>

大学の時間割
―――
1限 農薬科学 植物病理学 食品安全学
2限 資源生物科学概論 微生物学 生物統計学
3限 栽培実習 ――― 生物統計学(演習)
4限 栽培実習 科学英語 ―――
5限 栽培実習 ――― ―――
―――
1限 ――― 生物圏情報学 ―――
2限 植物生理学 大気環境学 ―――
3限 英語ⅡB 資源生物科学基礎実験 ―――
4限 ――― 資源生物科学基礎実験 ―――
5限 ――― ――― ―――

月曜日の過ごし方:

火曜日の過ごし方:

水曜日の過ごし方:バイト

木曜日の過ごし方:部活

金曜日の過ごし方:ときどきバイト

講座PickUp!

生物科学のフロンティア(リレー講義)

昨年始まった講義で、毎回の講義はリレー形式で行われ、生物のあらゆる分野でトップクラスの研究者である先生方が自分の専門分野について分かりやすくかつ熱く語ってくださる授業です。

一般教養の授業かつ文系理系を問わず受講できるため、生物にあまり興味がない人も含めすべての人にお勧めできます。先生方の中には総長の山極先生やiPSの山中先生をはじめとした中々講義を普段聞けないような人の話も聞くことができ、非常に面白いです。

栽培実習

栽培実習は週に一度、高槻にある京大農場に行き、様々な作物の手入れ・収穫などを実際に行うフィールドワーク的な講義です。農学部に所属しながら今まで体験してこなかったような、農業の一部分を実際に経験したり作物の成長過程や状態を実感することが出来ます。収穫の授業では、実際に柿や大根、アスパラや米といったものを家に持ち帰ることが出来ます。もちろんそれらの作物は新鮮ですごくおいしいです!

Q2. 思い出の単位について

2回生前期に受講した細胞生物学Ⅱ・Ⅲのテスト勉強はすごく大変でした。私は大学受験を物理・化学選択にしていたため、生物の知識は大学入学当時、まったくありませんでした。ですがいざ大学に入学すると、勉強はほぼ生物のみ。特にこの細胞生物学は、essentialという数百ページにわたるとても分厚いテキストのほぼ全てが試験範囲でした。試験一か月前から勉強を始めたものの、生物知識ゼロの状態からこのテキストの内容を理解して暗記する作業はすごく大変でした・・・ですが、何とかテストまでに内容を詰め込んで試験は何とかなったので良かったです(笑)。

Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。

なし

Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ

学食はほとんど行きません・・

Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?

多様なバックグラウンドを持つ、素敵な人たちに出会えたことです。一見変わっている人も多いですが(笑)、趣味や勉強を問わずそれぞれが自分の好きなこと・やりたいことに一生懸命になっていて、それらの姿に刺激を受けることが多々あります。

Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?

とりあえず大学を卒業した後は、大学院への進学を考えていますし、周りの友達もほとんどが大学院へ進学します。大学院卒業後の進路はまだ全く決めていませんが、これから学んでいく中で興味が出てきたことを仕事にできたらいいなぁと漠然と考えています。農学部では食品関係や特に女子では化粧品関係などのメーカーを中心とした企業への就職が多いそうです。

Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。

私は京都大学交響楽団に所属しており、日々楽器の練習に励んでいます。今年創立100周年を迎える伝統あるオーケストラであり、私同様に音楽が好きでたまらない!という人たちと一緒に音楽を楽しんでいます。練習も忙しく、放課後や休日も練習があることが多いですが、本番は2000人あまりのお客さんがホールを埋め尽くし、その中で演奏することは練習の苦労を全て忘れさせてくれるくらい楽しいものです。

楽器の練習だけではなく、演奏会の運営や演奏旅行、また他大学とのジョイントコンサートなど多彩な活動があり、それらを通して学ぶことはとても多いです。もし機会があれば演奏会にもお越しください!

Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。

今やっている受験勉強はとても辛いものかもしれませんが、大学に入ることさえできれば、そこにはこの大学に入らなければ出会えなかったであろう友人に出会えたり、好きなことに思う存分時間を費やすことが出来ます。高校生に比べて自由度が格段と高くなり、きっとすばらしい4年間を過ごすことが出来ると思います!  京都という街で大学生生活を楽しむためにも、今ある勉強を一生懸命がんばってください!応援しています。