東京大学文科II類 2014年現役合格
M.K.さん
- 出身高校
- 甲陽学院高校
- 進学大学
- 東京大学文科II類
Q1. 大学の講義について教えてください。
<2年次の時間割>
大学の時間割 | |||
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――― | 月 | 火 | 水 |
1限 | マクロ経済学 | 会計 | ――― |
2限 | マクロ経済学 | 会計 | ――― |
3限 | ――― | ――― | ――― |
4限 | ミクロ経済学 | 経済原論 | ――― |
5限 | ミクロ経済学 | 経済原論 | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
――― | 木 | 金 | 土 |
1限 | 経営 | ――― | ――― |
2限 | 経営 | ――― | ――― |
3限 | 統計 | ファイナンス | ――― |
4限 | 統計 | ファイナンス | ――― |
5限 | ――― | ――― | ――― |
6限 | ――― | ――― | ――― |
月曜日の過ごし方:朝から授業を受けて、5限後は遊ぶ
火曜日の過ごし方:授業を受けて、その後は資格の勉強など
水曜日の過ごし方:資格の勉強やサークルの仕事、遊び、アルバイトなど
木曜日の過ごし方:授業を受けて、その後は遊ぶ
金曜日の過ごし方:授業前に自習をし、授業後はアルバイト
講座PickUp!
経営(担当:高橋伸夫先生)
日本や世界の企業経営について、様々な過去の実験をもとに説明してくれる授業です。企業経営の本音と建前や、従業員のモチベーション維持の方法などの経営についての話を、企業への経営アドバイザーとしても活躍されている高橋先生が面白く解説してくれます。授業内では外ではなかなか聞けない、経営学の教授としての「本音」を聞くことも出来るので、経営学を学びたい人にはぜひ受けて欲しい授業です。
現代教育論(担当:佐々木英和先生)
この授業は僕が大学1年生の時に受けた授業ですが、大学で受けた授業の中で一番楽しかった授業です。この授業では、日本の現在の「教育」について様々な視点から考え、ワークショップを通じて今後の教育の在り方を考えます。
先生が非常に面白い先生で、かつ自分たちが今まで受けてきた「教育」に焦点を当てるために興味も持ちやすく、授業時間が非常に短く感じました。ワークショップを通じて他の人の教育への意見や思いも聞くことができ、自分にとっては貴重で有意義な時間だったと思います。
Q2. 思い出の単位について
僕は語学が苦手だったので、中国語が一番苦労しました。単語がなかなか覚えられない上に、中国語はピンインという発音記号も覚えないといけないため非常に時間がかかりました。大学の場合、試験期間が長く、2週間で10個くらいの試験を受けることになります。
高校生の時にこれを聞くと「楽そうだな」と思うかもしれませんが、大学の授業時間は高校の授業の約2倍、中間テストもないため、試験範囲は思っている以上に量があります。僕の場合は、試験期間は毎日睡眠時間が4時間程度しか取れず、受験期よりもきつかったです。
Q3. 身の周りにいるすごい人物を教えてください。
すごい人と言えるか分からないですが、発毛についての英語のプレゼンテーション大会で成績優秀者となり、費用を会社もちでイギリスに1カ月留学した友人がいます。
Q4. 学食の好きなメニュー上位3つ
1位:コンボ 500円(500円でプレートに乗せる好きなおかずを4品選べるお得なランチメニュー)
2位:中華丼
3位:豚かき玉うどん
Q5. 今の大学に入って一番良かったと感じることは何ですか?
周りにいる学生がみんな非常に優秀で、話しているだけで「自分ももっと頑張らないといけないな…」と痛感するところです。
Q6. これからあなたの歩んでいく道はどのようなものになっていきそうですか?また、周りの友達の進路はどういった方面が多いですか?
僕は経済学部に進学予定で、将来は民間企業で経営に携わる仕事が出来ればいいなと思います。周りの友達は同じように民間企業での就職を考えている人や、文系だと官僚志望、法曹界志望、理系だと大学院への進学を希望している人が多いような気がします。
Q7. 大学生活で打ち込んでいることを教えてください。
今は「合格サプリ」という受験情報フリーペーパーを発行している団体に所属して、記事の執筆や高校生への講演を行ったりしています。予備校でのアルバイトを通して数多くの受験生を見てきたので、その経験を活かして全国の高校生に少しでも役に立つ情報をお届けできるように日々努力しています。
Q8. 自分の大学を目指している高校生へのメッセージをお願いします。
東京大学には非常に優秀な学生が多く集まります。その多くの優秀な人々と交流することで、自分の持っている視野が広がり、新しい知識も得られます。この経験は人生においてかけがえのないものになると僕は思います。
だから、今、「東京大学に行ってみたい」と思っている人はしっかり勉強して、ぜひ東京大学に入ってくださいね。