強者から受験生へ「夏のアドバイス」

K.S.さん

出身高校
洛星高校
進学大学
京都大学工学部情報学科

僕は半年や1年単位で大まかな流れを決めてその後それらを細かく区切って動き方を決めていましたが、高3の夏は6月7月8月をセットにしていました。

4月5月ごろの構想では、そのセットは6月で二次試験に必要な学力の基礎部分をひとまず確保して7月で数学に打ち込み、8月は迷っている各大学のオープンキャンパスに参加するというイベントを挟みつつ無理をしないようにしながら実戦模試に備えるという計画でした。

確かに7月8月の休みが多くなり周りの人に会う機会が少なくなる期間では気を抜きすぎると9月はじめに自分と比べてどうしようもない学力差をつけることに成功した友達に多数出くわす可能性もあり危険だと思っていたのですが、僕は受験の年にしかできない勉強や行動もあったと思いますし、夏休み、もっと言えば1年間をただ「耐えきる」のは少し、もったいないと思います。

だから夏に関しては受験に全く関係のないことで遊びすぎるのは良くないにしても、やってみたいことでかつそれが受験に関係のあることだと言うものがあればそれを含めながら計画を立ててみると受験の夏としても高3の夏としても良いものになるのではないかと考えています。その計画がうまくはまり、9月を始めることができればそれはかなり嬉しいことでしょう。

(ちなみに、少し長期の計画を立てる事はいろんな利点があると思って使ってきました。例えば①すごく精密に作った計画に少し綻びが出てしまった時にも立ち直りやすい②各計画の終わりの方はその期間中その時間へ向かって努力してきたような時間なのでかなりやる気が出る。③…)