強者から受験生へ「夏のアドバイス」
A.H.さん
- 出身高校
- 甲陽学院高校
- 進学大学
- 神戸大学医学部医学科
最近の夏は暑いです。塾に着く頃には汗だくになるので、家でクーラーに当たりながらアイスを食べている方が生産的なのではないかという考えまで茹だった頭に浮かんできます。
しかし受験が迫っている以上そうも言ってられません。僕は家では、1時間と集中して勉強できたことが無いので、ほぼ毎日自習室に長時間居座ってました。
まだセンター勉強をするには早いと思ったので、苦手だった物理の問題集を解き直したり、化学の有機の問題をひたすら解いたりしていました。数学もできなかったので、研伸館で解いた問題で、間違ったものを重点的に解き直しました。苦手な理系の問題に疲れてきたら、英語の長文問題を解いて気を紛らわしたり、日本史の資料集を読んで楽しんだりもしました。好きな科目の勉強をするというのは、良い暇つぶしにもなります。
後、何よりも大切なのは、息抜きの時間をつくることです。会社員とかもそうだと思うのですが、ずっと休みなしで働かせていたら、いずれガタがきて能率が下がり、使い物にならなくなります。適度に休暇を設けることで、仕事のモチベーションを保つことが先々まで見れば最も効率が良いでしょう。今の社会で残業したり、有給休暇を使わなかったりすることが当たり前だからって、皆さんまでがその流行に合わせる必要はありません。力を最後まで使い切ってしまう前に、一呼吸置いて自分の好きなことでもしましょう。僕は花火がこの上なく好きなので、友達とハーバーランドまで見に行ったりもしていました。
夏は模試が多いですが、夏休みに勉強したことがすぐに反映されることはそうそう無いです。夏の模試の成績が悪いと勉強する気持ちが失せる事もありますが、気にせず勉学に励んでください。夏の暑さにバテないよう、睡眠時間はしっかり確保して、ほぼ勉強時々遊びの楽しい夏休みを満喫してください。