強者からアドバイス
「11月後半~センター試験の学習法」
J.H.さん
- 出身高校
- 洛南高校
- 進学大学
- 京都大学理学部
英語
12月の期末考査が終わってからは、センター対策に専念していました。学校のセンター練習会に加えて、河合塾や東進の模試の過去問を使っていました。その時の得点としては150点前後を行き来していたと思います。僕としては大きな成長なんです(笑)。センター英語は慣れが重要だと感じました。
数学
センター対策は学校のセンター練習会だけしかしていません。数学を比較的得意にしていたのですが、センター型は苦手で、なかなか9割を超えずに苦戦していましたが、本番では9割7分をマークできたので、やはりセンターへの慣れが重要なのかなと思います。
理科
センター対策は学校のセンター練習会だけです。ただ、間違えた問題、勘で当たった問題の解き直しは毎日欠かさずに行なっていました。そして、化学の知識問題については、まとめノートを作成し、知らなかった知識を書き留めるようにしていました。最終的にB4が2枚くらい埋まりました。たいした量ではなかったので、覚えるのにそれほど苦労はしませんでした。まとめノートを作るのが割と好きな方だったというのもありますが。誤り選択肢に含まれる細かな知識まで網羅できるようになりました。
国語
センター対策は、学校のセンター練習会に加えて過去問を15年分解きました。中村祐介先生に教わった正しい解き方で訓練し、間違えた問題は必ず解答根拠から考え直すことを続けているうちに、現代文はほぼ間違うことはないというレベルになりました。
社会
前回の『強者の戦略』にも書いた気がしますが、僕が社会を本気で始めたのは11月。社会の配点は低いことをいいことに地理を疎かにしていたら、冠模試とセンター模試のドッキング判定で社会が足を引っ張っていることに気づいたのです。ひたすらセンター地理の教科書を復習し、お手製の白地図に書き込み、『鉄壁地理問題集』を解いて白地図に書き込み、を繰り返しました。「地理は理屈だから暗記が不要」とよく聞くものの、覚えなきゃどうしようもない問題が大量に出てくるし、どれだけ覚えても点数が上がらないし、みたいな状況でした。でも、ひたすら覚え続けました。1人あたりGNI、出生率、資源の産出&輸出ランキング、そして、ケッペンの気候区分に関しては、白地図を渡されたら気候区分を一寸違わず書き込めるように訓練しました。ただでさえ点数が悪いのだから、ケッペンで間違えていては話にならないという思いからひたすら練習し、雨温図やハイサーグラフの問題は全て30秒以内で解答でき、センター練習会で1度も間違えたことはありません。ケッペンは案外覚えやすいですよ(笑)。