強者から高1・高2秋のアドバイス!

K・Kさん

出身高校
大阪教育大付属池田高校
進学大学
大阪大学医学部医学科

「高1の11月~2月ごろまでの過ごし方」

【総合的な勉強法】

部活動をしながら、英語と数学の勉強をひたすら進めるという流れを毎日送っていました。

英語は単語帳を一周終わらせることを目標にコツコツ進め、毎週2、3個くらいの長文読解の入試問題を解き、英作文や英文和訳は他塾のテキストで方法論を学びながら体系的な学習を心掛けました。

数学は10月から数ⅡBの学習を始め、青チャート程度の難易度の問題を解きまくりました。そして1月から数Ⅲの勉強を始め、極限や微分、積分の基礎的な計算ができるよう練習しました。

「高2の11月~2月ごろまでの過ごし方」

【英語・数学の勉強法】

英語:12月に他塾で高3のクラス判定に関わる大きな模試がありました。そのため12月中旬までは英語は高1から使っていた単語帳を何周もして、英作文は入試頻出である例文暗記を徹底、和訳や自由英作文に関してもこれまで扱った教材を復習して対策を行いました。

数学:数学は数Ⅲも含め、全範囲を2、3周終えているので、問題集でひたすら演習を積みながら、問題を解く上でのプロセスと減点されない答案作成を意識しました。プロセスというのは例えば、「存在の証明方法は5パターンほどあって、この問題は3つ目だ」など、問題を一般化して考えることです。沢山の問題を解くことで、対応できるパターンを増やしていきました。

1月からは他塾の通常授業をこなしつつ、理科に重きを置きました。

【副教科の勉強法】

12月までは英数同様、模試に向けて、とにかく他塾でのテキストの読み直しと苦手分野の問題集を解きまくりました。発展的な問題は解けなくてよく、「とにかく基本的な問題を落とさない」を意識し、取捨選択して問題を進めていきました。

1月からは理科に重きを置く勉強法に切り替え、物理は『名問の森』、化学は『化学の新演習』をとにかく解きまくり、発展的な問題にも対応できる力作りを意識しました。社会は全く手をつけませんでした。

【今にして思う後悔、そして、高2生へのメッセージ】

自分は高2の10月頃に、物理の受講をやめました。部活動の存在もあってキャパオーバーだと感じたからです。その結果、電磁気と原子物理が高3時点で未習となり、物理の点数の足をかなり引っ張りました。そして物理が1番の苦手科目になってしまいました。結果として合格したからよかったものの、あの時諦めずに塾での受講を続けていたら楽に学習が進んだと思います。

受験生の皆さんは是非、部活動でしんどいと感じてもなんとか受講は続けて、授業を聞き板書するくらいは頑張って耐えて欲しいと思います。そうしたら後々がかなり楽になるでしょう。