生物のページ(2013年度)

【第34回】第33回の解答・解説 (2013/10/25)

さて、先週提示した第2問を解いてみましたか?これだけの分量を20分間で解答するには、日頃からの十分な訓練が必要ですね。

  1. まず、問題本文をざっと2回速読して、全体の流れをつかみましょう。どういう内容がどの順番でどこに書いてあったかを把握しましょう。
  2. 次に、アンダーライン部分と設問を見比べます。そのとき、「解答しやすい問題」と「解答しにくい問題」をトリアージしておきましょう。
  3. そして、解答しやすい問題から順に一発勝負で答案作成をします。残念ながら文章の形で下書きをしている時間はありませんので、「箇条書き」もしくは「単語の羅列」の下書きの後、解答用紙に一気書きです。

では、いくつかの問題について解説していきます。

第33回の解答・解説

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【第33回】「生物の本質とは」 (2013/10/18)

例年,夏~秋にかけて、各大学の入試問題出題内容や出題傾向を入念に分析しているわけですが、最近の主要大学の入試問題は「資料処理系」が増加しています。与えられたデータを分析し、そして問題点を発見し、計算等で解析するというパターンです。このタイプの問題は「実践型」のため、どんな分野からどのような資料が出題されるか、予想は困難を極めます。

それとは別に増えてきているのが、小問集合問題と、自分で合理的かつ論理的に考える問題です。この2つが合わさると、どんどん短い時間で頭を切り換えて問題を解き進まねばならず、まさに「脳力の消耗戦」とでも言えましょう。では20分ほどでチャレンジしてみてください。

生物の本質とは

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【第32回】第31回の解答・解説 (2013/06/07)

京大、阪大、神大の二次試験「生物」の難易度は、例年  大阪 > 京都 >> 神戸  の順です。2007年以降、阪大は少しずつ易化傾向で、京大は難化傾向でしたので、阪大と京大の難易度がほぼ同じになろうとしていました。ところが阪大の生物は、昨年(2012)は160字記述が出題されるなど難化し、さらに今年(2013)は総記述字数が1100字を越え、問題もかなり難化しました。過去5年間に易化した分が、昨年と今年の2年間で帳消しになったような感じです。また今年(2013)は、毎年出題されていた「細胞」と「代謝」と「植物」からの出題がなかったのです。阪大の生物に一体何がおころうとしているのでしょう。阪大受験者は要注意です。

第31回の解答・解説

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【第31回】「びっくり!阪大の生物が,,,」 (2013/06/07)

今年(2013年)の大阪大学の生物の入試問題を見て,びっくりしました。

何と、「代謝」「植物・光合成」「生態・進化」の問題が全くないのです。

さらに、【論述の大幅増】&【著しい問題の難化】。

ここしばらくは「取り組みやすい問題」中心だったのが、一気に振り出しへ戻った感じです。

そして、もう一つ、びっくり驚いたことが!   (この続きは次回です,,)

びっくり!阪大の生物が,,,

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