化学のページ(2010年度)

【第18回】第17回の解答・解説 (2011/01/28)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。メタセシス反応には戸惑いますが、一つひとつ解きほぐしていけばスンナリ解答が出た、なんてこともあるのではないでしょうか。では、前回の問題の解説と解答です。

第17回の解答・解説

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【第17回】メタセシス反応 (2011/01/21)

研伸館 化学科の森 上総です。寒い日が続きますね。「受験シーズン」真っ只中ですが、受験生の方々には体調には十分に注意を払っておいてもらいたいですね。無理は禁物です。

前回は、クロスカップリング反応を用いて作られるポリパラフェニレンビニレンがテーマとなっている問題でしたが、ことほど左様に入試では最先端の物質や反応をテーマにしたものも出題されることがあります。コペルニシウムなんかは、もしかすると今年、題材にしている大学があるかもしれません。原子番号112番の元素ですね。新名称が決まったのは昨年の2月でした。

さて、今回の問題は2009年の大阪大学の問題。2005年のノーベル賞「メタセシス反応」をテーマとして取り上げています。目新しい問題ほど、問題文中にしっかりとヒントがちりばめられているものです。問題分の記述をしっかり把握さえできれば、得点源となるものです。

メタセシス反応

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【第16回】第15回の解答・解説 (2010/11/12)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。問題自体の難易度は、そうですね「中程度」といったところでしょうが、この問題は前回述べた通り題材がアツいです!「え、導電性高分子でしょ?知ってますよ、10年前の白川先生のノーベル化学賞の受賞理由になった、アレですよね」なんて声が聞こえてきそうです。確かに、ポリアセチレンはその際に話題になった物質ですね。では、本問の題材になっているもう一方の物質、ポリパラフェニレンビニレンについては御存じですか?実は、今年2010年のノーベル化学賞と関係があります!

第15回の解答・解説

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【第15回】導電性高分子 (2010/11/05)

研伸館 化学科の森 上総です。気がつけば11月。今年もあと2ヶ月を切ったかと思うと焦りを感じます。とはいえ、ここのところ急激に寒くなりましたので、無理をしすぎて体調を崩したりしないように。体調には十分に注意をはらい、がんばってもらいたいと思います。

さて今回は、2007年の名古屋工業大学の入試問題です。問題自体はそれほどの難易度ではない。分野も、特に珍しくない「高分子化学」の、具体的には導電性高分子がテーマ。しかし、この問題が取り上げている物質は、最近注目されたあるニュースと関係深いので、特別に取り上げさせてもらいました。「何の話?」って人に、ではちょっとだけヒントを。ポリフェニレンビニレンって、どうやって合成するでしょうか。「導電性高分子の発見と開発」により白川先生がノーベル賞を受賞されて10年。新たな時代のエッジが垣間見える1問です。

導電性高分子

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【第14回】第13回の解答・解説 (2010/09/03)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。少し知識が必要な薬化学の問題でした。しかし、問2や問4は思考によって正答できたのではないかな、と思います。得点できる部分に関してはしっかり点をもぎ取らないといけませんよ。

第13回の解答・解説

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【第13回】薬化学2 (2010/08/27)

研伸館 化学科の森 上総です。夏休み終了目前、ですね。いかがお過ごしでしょう。たぶん、予定通り学習が進められている方も、そうでない方も、追い込みをかけている頃じゃないかと思います。一つ言えること。それは、まだ夏は終わっていないということ。最後まで、できることをしっかり成し遂げましょう!しかしそんな中でも気分の転換は必要かもしれませんね。どうですか。少し珍しい化学の問題にチャレンジしてみませんか?

今回は、2008年の金沢大学の後期の入試問題です。薬化学分野の問題を。やや知識を要する部分もあります。常日頃からどれだけ身近な化学に興味をもってきたかがモノをいう、といった感じです・・・が、しかし、これぐらいなら答えられるようにしておきたいところですね。それほど、解くのに時間がかかる問題ではないと思いますので、ちょっとした時間にでもチャレンジしてみてください。

ちなみに、以前、今回よりも思考力が要求される薬化学の問題も取り上げています。(強者への道 化学のページ第1回です。まだ解いたことがなければ、そちらも併せてどうぞ。

薬化学2

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【第12回】第11回の解答・解説 (2010/06/25)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。立体化学でよく問われる内容でしたので、類題を解いたことがあり、ポイントもおさえられているというのであれば易しかったかもしれませんね。落ち着いて、分子の立体構造をしっかりとイメージできれば、時間をかけることで解けると思いますので、まだ解けていない人も、ぜひもう一度チャレンジしてみてください。

それでは、前回の問題の解答・解説です。

第11回の解答・解説

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【第11回】立体化学 (2010/06/18)

化学科の森 上総です。今回は、分子などの立体構造そのものや、立体構造から化学的性質などを解き明かしていく、「立体化学」分野の問題。夏に有機化学に力を入れようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。有機化学を学習する上で、避けては通れない単元です。今回の問題は2008年の和歌山県立医科大学の入試問題です。似たような問題は他大学の過去問などでしばしば見かけますので、解きやすく感じる方もいるかもしれません。もし類題を見たことがない人であっても、じっくり分子構造を思い描いてもらえれば取り組めるのではないかと思うので、よければチャレンジしてみてください。

立体化学

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【第10回】第9回の解答・解説 (2010/04/23)

森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。なかなか奥深い問題ですが、与えられている条件を使いこなすことができれば、正解に到達することはさして難しくはないのでは、と思います。ですので、すぐ解答を読まずに、まだ解いてみていない方は、一度じっくり取り組んでみてください。

それでは、前回の問題の解答・解説です。

第9回の解答・解説

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【第9回】物理化学 (2010/04/16)

研伸館 化学科の森 上総(かずさ)です。昨年度に引き続き、今年度も「強者への道」の化学コーナーを担当させてもらう運びになりました。昨年度はオーソドックスな「無機化学」「有機化学」「高分子化学」といった分野ではなく、「生化学」「工業化学」「農芸化学」「薬化学」「環境化学」などの「応用化学」といった分野の問題を取り上げ解答・解説していました。今年度も,「あまり馴染みない」かな,と思われる単元から問題を紹介して行きたいと思います。

今回は、物理学的アプローチから化学的現象を解き明かす分野、「物理化学」分野の問題です。2008年の大阪大学の後期入試問題です。物理選択者だったら瞬時に攻略できないと問題アリかもしれませんね。物理選択者以外も、問題自体はそんなに長くなく、テンポ良く解ければさほど時間もかからないと思いますので、よければチャレンジしてみてください。

物理化学

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