化学のページ(2011年度)
【第26回】第25回の解答・解説 (2012/01/13)
森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。テーマがテーマだけに、ややマニアックなことがノーヒントで問われ「知らないと解けない」といった風な設問もありますが、考えて解ける部分をきっちり拾いたいですね。
それでは、まずは前回の問題の解答・解説です。
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【第25回】「農芸化学」の「醸造学」の問題 (2012/01/06)
新年、御目出度う御座居ます。研伸館・化学科の森 上総(かずさ)です。2012年が、皆様にとって素敵な一年になりますように。
さて、今回の問題は2008年の帯広畜産大学の問題です。発酵に関する問題なので、学問の分野名でいうと「農芸化学」の「醸造学」の問題、といえそうですね。大学入試においても、生化学の一端として散見しているテーマ。ちょっと知識寄りの問題ですが、受験間近な人は気分転換がてら、そうでない人は「へぇ~」ってトリビア的に(古いですね……)、取り組んでもらえれば、と思います。
ところで、あまり大学受験予備校のウェブサイト内で娯楽的な話をすべきではないかも知れませんけれど、『もやしもん』(石川雅之.講談社)というマンガをご存じですか? 私が知る限りで一番の「醸造学の入門書」だと思います。マンガだと侮るなかれ、発酵を取り扱った部分では、その意義や意味について、妥協なく、真っ向から描いています。名著です。良ければ一度読んでみてください。当然、受験生は受験が済んでからですよ! 現高2生も、もう受験生に含まれますよ!
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【第24回】第23回の解答・解説 (2011/10/28)
森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。少し目新しい切り口の、酵素に関する問題でしたが、落ち着いて処理すればさほど難しい問題でもなかったかもしれませんね。
それでは、まずは前回の問題の解答・解説です。
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【第23回】酵素反応に関する問題 (2011/10/21)
研伸館・化学科の森 上総(かずさ)です。爽やかな秋晴れの日が続いています。とはいえ、受験生は季節を感じる余裕は無くなっているかもしれません。高2生も、徐々に周囲が受験を意識し始め、そろそろ安閑とはしていられないでしょう。ですが、心に余裕が無いと集中も続きませんし、勉強の効率も悪くなります。気分転換に、ちょっと外に出て深呼吸してみませんか。しかし、秋が深まるにつれて朝晩の冷え込みが身に凍みてきました。体調にはくれぐれも気をつけて、日々勉強に勤しんでください。
今回は、「生化学」分野から酵素反応に関する問題。2003年の愛知教育大学の問題です。酵素がらみの入試問題は頻出で、酵素と無機触媒の相違点や酵素反応速度論がテーマとなることが多いですが、本問は酵素自体に手を加える実験がテーマになっており、酵素を扱った問題の中ではやや物珍しいので取り上げました。落ち着いて処理すれば解けると思います。ぜひ、チャレンジしてみてください。
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【第22回】第21回の解答・解説 (2011/08/19)
森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。構造決定でかなり高度な思考力が要求されています。これをキッチリ解けたなら、相当なものですね!
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【第21回】農芸化学に関する問題 (2011/08/11)
研伸館・化学科の森 上総(かずさ)です。夏ですね! 受験生は正念場ですし、それ以外の方も充実した日々を過ごされていることと思います。暑い日が続きますので、体調にはぐれぐれも気をつけて残りの夏休みも一日一日を有効に活用してもらいたいと思います。
今回は、分類するなら「農芸化学」に関する問題となるでしょうか。害虫であるキクイムシの仲間の集合フェロモンの構造決定です。2004年の京都府立医科大学の問題です。前半の質量分析計は冷静に計算すれば攻略できると思います。後半の構造決定が、やや骨が折れますが、ぜひチャレンジして欲しいと思います。
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【第20回】第19回の解答・解説 (2011/06/10)
森 上総です。先週の問題いかがだったでしょうか。細かい計算が多く、論述なども分量があり、大変だったかもしれませんが、興味深い結果が得られたのではないでしょうか。その辺りにも、触れていきますね!
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【第19回】環境問題に関する問題 (2011/06/03)
研伸館・化学科の森 上総(かずさ)です。今年度も引き続き「強者への道」の化学コーナーを担当させてもらう運びになりました。昨年度はオーソドックスな「無機化学」「有機化学」といった分野ではなく、「生化学」「薬化学」「農芸化学」「工業化学」「環境化学」などの主に、「応用化学」といった分野の問題を取り上げ解答・解説していました。今年度も、なるべく「あまり馴染みない」かな、と思われる単元を中心に問題を紹介したいと思います。
といっているそばから今回は、かなりベタな単元ですが、環境問題に関する問題。2009年の奈良県立医科大学の問題です。何度も計算させられるので大変ですが、興味深い結果(?)が導き出されますよ。
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