英語のページ(2014年度)

【第55回】第54回の解答・解説 (2015/02/06)

今回の設問形式は京都大学では長らくお目にかからなかったものであり、東京大学でも最近の数年間は見なくなったものです。そのことを以て「入試直前に最新形式でない問題にかかずらう余裕なんてないよ」という考え方を私は否定するつもりはありませんが、真の強者を志す貴方であれば、この時期に敢えて視点を変えて京都大学が受験生に求める力を理解して頂けるのではないかと思い、この問題を選びました。文挿入・整序問題では文レベルの論理展開や指示語・時制の整合性を確認しなければなりませんが、この力は現在では第3問(和文英訳問題)で求められることになります(もちろん、自由英作文を課す東京大学や大阪大学でもこの力は必要不可欠です)。要するに、求められる力の種類は本質的に同じであり、それをいかに発信するかが昔と今では異なっているだけなのです。

第54回の解答・解説

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【第54回】空欄補充問題(京都大学) (2015/01/30)

今回取り上げるのは「いきなりこんな出題形式に変えられたら戸惑うだろうな」という問題です。出典は1980年の京都大学です。かつては京大も東京大学っぽいタイプの問題を出していました。形式はともかく文章の難度はいかにも京大といったレベルですので、是非挑戦してみてください。

空欄補充問題(京都大学)

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