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【第84回】憲法改正についての問題の解答・解説 (2023/01/27)
今週の火曜日は大雪で交通機関が大幅に乱れて、帰宅できなかった人も出ました。何事も最悪の事態を想定しておくことが大切です。受験生のみなさんも、受験会場に行く際、何かあったときのことを考えて、早めに行くようにしましょう。
さて、前回の公民の問題の解答・解説に入ります。
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【第83回】憲法改正についての問題 (2023/01/20)
受験生のみなさんこんにちは。年に1度だけですが、政治・経済に関する時事的な内容を出題しようと思います。昨年も新型コロナウイルスの1年でした。いつになったら終息するのか、先が見えない状況です。さて今週、中国の人口が61年ぶりに減少したとのニュースがありました。また、昨年の経済成長率も3.0%と、目標の5.5%を達成できませんでした。これは、新型コロナの影響だけでなく、一人っ子政策による少子化高齢化や、賃金の上昇など、様々な要因が考えられます。
こうした状況は、日本にも少なからず影響があるといえます。まずは、日本に来る中国人観光客が減少します。また、中国に進出している日本企業も、東南アジアなどの新興国にシフトしなければなりません。さらに、中国は軍事力を強化して、アメリカに対抗する構えです。
これに対して、日本の岸田政権は防衛費の増加や、敵基地攻撃など、対中国を意識した防衛政策を打ち出しています。これに対して、憲法第9条に反するという意見があり、憲法改正の動きが出始めています。そこで、今回は憲法改正についての問題です。
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【第82回】「働き方改革」に関連した問題の解答・解説 (2022/02/25)
さて、今回は時事問題として、働き方改革について出題しました。テレビ、新聞などマスコミでは「働き方改革」とひとまとめにして報道されますが、改革の中身は様々です。今回出題した「時間外労働の上限規制の導入」以外にも、「5日間の計画有休の取得義務」などがあります。これについては、後ほど解説で詳しく説明します。
また、今回の問題は100字以内の記述ですので、いかにポイントを押さえた答案を作成するかが大事です。利点の具体例を2つ~3つ列挙し、説明することになります。
それでは、解答・解説へといきます。
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【第81回】「働き方改革」に関連した問題 (2022/01/21)
受験生のみなさんこんにちは。年に1度だけですが、政治・経済に関する時事的な内容を出題しようと思います。新型コロナウイルスが確認されてから約2年が経ちました。昨年は新型コロナのワクチンが承認され、多くの国民が接種したことで、秋以降感染者数が減少傾向になりました。ところが、11月末に国内でオミクロン株の感染が確認されて以降、1月に入り感染者数が急増しています。症状は無症状ないしは軽症ですが、感染力はこれまで約4倍以上と言われており、日本の感染者数も過去最多になっています。3回目のワクチン接種が行われていますが、早く治療薬が承認されて、投薬により新型コロナ感染者が減少することを願っています。
その新型コロナに関連して、「在宅勤務」や「テレワーク」という言葉を耳にする機会が多くなりました。これまでは会社や工場などに出勤して、働くことが一般的でしたが、新型コロナウイルス感染が起こり始めた頃、緊急事態宣言下で、人との接触を避けるために職場に出勤せず、自宅で業務を行う企業が多くなりました。そこで今回は、「働き方改革」に関連した問題を考えてもらおうと思います。
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【第80回】一橋大学の「倫理、政治・経済」の政治・経済分野の解答・解説 (2021/04/05)
一橋大学の入試直前予想問題として、時事問題である新型コロナに関する問題を出題しました。受験生のみなさんは、200字までにまとめることができたでしょうか。
新型コロナ感染から早1年以上が経ちましたが、未だに終息が見えない状況です。今月に入り日本でもワクチン接種が始まりましたが、イギリス型や南アフリカ型などの変異株の感染者が日本でも拡大しており、まだまだ予断を許さない状況です。特に、昨年は3月から第1波が起こり、4月に緊急事態宣言が発令され、日本経済に大きな影響を与えました。今年も感染者が増加し、4月から第4波が起こるとの懸念があります。
長くなりましたが、このあたりで解答・解説へといきます。
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【第79回】一橋大学の「倫理、政治・経済」の政治・経済分野の予想問題(2021/03/06)
受験生のみなさん、こんにちは。国公立大学の二次試験まで2週間を切っていますが、みなさん、入試対策は万全でしょうか。昨年は新型コロナの感染拡大によって、経済はもちろんのこと、社会も大きく変化しました。日本では緊急事態宣言により、テレワークが増加し、夜の人出が減少したため、公共交通機関の夜のダイヤも、人出を考慮し、削減されています。このように、私たちの生活が大きく変わったことで、今後、これまでの社会に戻ることはないと言われています。経済で言えば、宿泊業や飲食店などの閉鎖・倒産が増加し、日本のGDPは昨年比でマイナスになりそうです。
さて、公民の入試直前の予想問題ということで、一橋大学の「倫理、政治・経済」の政治・経済分野の予想問題かつ時事的な内容を出題しようと思います。受験される方は、200字の記述問題ですので、これまでの入試対策の確認という意味で、解いてくだされば幸いです。
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【第78回】一橋大学政治・経済対策問題〔解説編〕の解答・解説 (2018/09/28)
こんにちは。倫理、政経の平山です。今回は政教分離というものを、それぞれ大日本帝国憲法≒明治時代と日本国憲法≒戦後時代ではどのような違いを見出すことができるのか、国家神道の存在していた時代と否定された時代とではどのような違いを見出すことができるのか、を考える問題です。日常生活ではそう関わりのない内容ではありますが、それでも重要な問題です。じっくりと向き合っていきましょう。
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【第77回】一橋大学政治・経済対策〔問題編〕 (2018/09/21)
今回は政治・経済のパートです。2014年の一橋大学の第2問の問1を取り上げて説明いたします。「政教分離」についての問題になります。よく聞く言葉ですが、いざ書くとなると…。文章中のヒントとなる部分を拾う形で論述に臨んでください。
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【第76回】筑波大学倫理対策問題の解答・解説(2018/06/29)
こんにちは。倫理、政経の平山です。江戸時代における日本思想(学問思想:古文辞学)と古代における中国思想(荀子:性悪説)との共通点を考えさせる問題でした。古文辞学を単独で出題された場合でもなかなか手ごわい問題であるにも関わらず、今回は荀子と2つ合わせての問題で少し混乱した方もいるやもしれません。こういう時どう立ち向かうのか、その部分にも触れて説明してゆきたいと思います。
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【第75回】筑波大学倫理対策〔問題編〕(2018/06/22)
筑波大学では倫理の問題が出題され、その問題形式には特徴があります。ズバリ400字の論述問題が出題されるのです。日本に数多くの大学が存在しますが、倫理の問題を取り扱う大学としては、最難関の大学といってよいでしょう。ここではその筑波大学の倫理問題の取り組みについて考えてみたいと思います。
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【第74回】【第73回】筑波大「日本思想の問題」の解答・解説(2018/04/04)
一番のポイントは何といっても従来の鎌倉時代からの「武士道」が戦闘員としての心構えに力点があったことに対して、江戸時代の「士道」は平和な時代の為政者としての心構えに力点がおかれることを説明するところにあります。
それでは解答・解説です!
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【第73回】筑波大「日本思想の問題」(2018/04/04)
こんにちは、研伸館で公民を担当しております平山洋史(ひろし)です。今回は、筑波大学の対策の として、倫理のうち、日本思想の問題を考えてもらいたいと思います。
それでは、「健 闘 ヲ 祈 ル」
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【第72回】一橋大「政治・経済対策」解説 (2017/10/13)
今回の問題は経済分野の内容でありながら、政治的な要素、また日本史的な要素を盛り込んだ上で述べるようにすることが求められているということを見極めていただきたく思います。
そして「1955年頃から」という条件を、その年度から考え始めるのではなく、1955年の経済(政治)状況が整ったその元をさらにたどっていき、戦後におけるアメリカの民主化政策を起点として、順を追って述べてゆくと論点を割り出しやすくなるということにも気づいていただきたいと思います。
こうした見極め・気づきをもとに学習を進めていってください。
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【第71回】一橋大「政治・経済対策」問題 (2017/10/06)
こんにちは、研伸館で公民を担当しております平山洋史(ひろし)です。今回は、一橋大学の対策として、政治・経済のうち、経済分野の問題を考えてもらいたいと思います。
それでは、「健 闘 ヲ 祈 ル」
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【第70回】筑波大「倫理対策問題」解説 (2017/06/30)
考え方としては以下の順で組み立ててみるとよいでしょう。
1.まずバラモン教の特徴をおさえる。
2.そのバラモン教に対抗する要素を浮き彫りにする。
3.ジャイナ教の特徴を「箇条書き」にしてみる
4.仏教の特徴を「箇条書き」にしてみる。
5.3と4の相違点を見出す。
6.3と4の共通点を見出す。
それでは解答・解説です。
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【第69回】筑波大「倫理対策」問題 (2017/06/23)
こんにちは、研伸館で公民を担当しております平山洋史(ひろし)です。今回は、筑波大学の対策のとして、倫理のうち、源流思想の問題を考えてもらいたいと思います。
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【第68回】筑波大「倫理対策問題」解説 (2017/01/20)
本年度、最後の問題として、これは難問でしたね。いかんせん「罪」「悪」といわれても、そのイメージを持つ、つかむことができない、といったところだと思います。しかしこれに向き合っていかねば、答案を書くことはできないですし、何としてでも、たぐりよせながらでも、400字に近づかねばなりません。まさに「罪」な問題で、「悪問」といったところでしょうか。
さて前置きはこの辺で。では本題に入ります。
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【第67回】筑波大「倫理対策」問題 (2017/01/13)
こんにちは、研伸館で公民を担当しております平山洋史(ひろし)です。今回は、筑波大学の対策のとして、倫理のうち、源流思想(西洋思想)・日本思想の問題を考えてもらいたいと思います。
それでは、「健 闘 ヲ 祈 ル」
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【第66回】第65回の解答・解説 (2016/10/07)
日本でも18歳選挙権が認められることとなりました。このことを受けての「選挙」に関する出題でした。選挙の投票の年齢制限が下げられると、懸念される問題点もあります。
たとえば、明確な政治方針を持ち、支持する政党の見極めができるのかどうか、といった点や、参政権そのものを「成人」とみなす定義にしてしまうと、飲酒・喫煙の年齢はどう扱われるのか、といった点、また、低年齢に合わせた政策を表明し、その票を獲得するために迎合するような候補者が現れる可能性がある点などが挙げられます。
しかしながら、18歳と20歳とでそれほどまでに差はあるのか、また、成人の定義そのものを参政権と合わせる必要があるのか、と考えれば、こうした懸念も払拭することができます。要は、わたくしども自身が襟を正し、そして皆さん自身がしっかりと世相を見極める眼力を持てば、自ずと解決するというものです。そのためには、わたくし自身、良き指導を心がけるように努め、皆さん自身はこの場にてしっかりと学んでいただければと思います。
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【第65回】一橋大「政治・経済対策」問題 (2016/09/30)
こんにちは、研伸館で公民を担当しております平山洋史(ひろし)です。今回は、前回と同じく一橋大学の対策の一環として、政治・経済のうち、政治の問題を考えてもらいたいと思います。
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【第64回】一橋大倫理対策「ギリシア思想・現代西洋思想」の解答・解説 (2016/07/01)
どうでしたか、この問題。「えっ」と思われた方もいたかもしれません。
日常のありふれた生活では、なかなかこうした哲学的思考の場というものはないようにも思われますが、受験科目において、
「倫理」、あるいは「倫理、政治・経済」を選択したからには、せめて受験までの一年間だけでも(時限立法としてでも)、哲学的に生きてゆかねばなりません。
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【第63回】一橋大倫理対策「ギリシア思想・現代西洋思想」の問題 (2016/06/24)
今回は、一橋大学の対策の一環として、倫理のうち、ギリシア思想・現代西洋思想の問題を考えてもらいたいと思います。
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