公民のページ(2010年度)

【第16回】第15回の解答・解説 (2011/01/14)

今回の問題は、一昨年前までのビジネス基礎の第2問の出題形式にしました。前回は昨年の問題形式にしたので、敢えて変えてみました。さて、皆さん、答案作成はいかがでしたか?

今回の問題にも関係しますが、最近、ニュースや新聞でフランスの自動車大手ルノーの社員が、EV(電気自動車)の技術情報を漏洩させた事件が報道されています。その中でルノーのペラタCOO(最高執行責任者)や日産のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)など、COOやCEOの役職名がよく出てきます。これまでの日本では、取締役の役職名といえば、会長、社長、あるいは重役、専務などが多く聞かれましたが、最近、大企業を中心にこのような役職名を採用しています。受験生の皆さんの中にも、この役職名を聞いたことはあるけれど、意味や違いがわからないという人がいるでしょう。

そこで、今回、問題としてこれを取り上げることにしました。ルノーの事件はたまたま重なっただけで偶然です。解答ですが、なかなか書きにくいと思いますが、日本語で役職名を書いているので、それを手がかりに何とか答案を作成して欲しいものです。

それでは、解答・解説へといきます。

第15回の解答・解説

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【第15回】予想問題7 (2011/01/07)

明けましておめでとうございます。公民の松木です。年末年始は厳しい寒波の到来で、大阪や京都でも初雪を観測したほどです。皆さんの地域はいかがでしたか?

さて、センター試験まで残すところ一週間となりました。これまで、過去問や問題集などで演習を十分にしてきたものの、直前に不安になるのは誰しも同じです。あなただけではありません。その不安に打ち勝つだけの気力をもつことも、合格を勝ち取るために必要ですよ。また、体調管理だけは気をつけるようにしましょう。風邪などで体調を崩すと100%の力は出せません。そうならないように、食事と睡眠はもちろんのこと、手洗いやうがいもしっかりするように!私も必ずしているせいか、声はかすれても風邪は引いていません。最後に、試験会場の下見に必ず行きましょう。特に、大学で受験する場合、場所が広いので試験会場がわからず、慌てて探すことになります。そんな状況で受験をするのは決してよくありません。「備えあれば憂いなし」ということで、必ず確認をしてください。私も苦い経験がありますので、同じことにならないように!皆さんが無事受験できるように、心から願っています。

では、センター試験の直前ですが、いつもの予想問題を出題します。今回は、以前の出題形式にしてみました。

予想問題7

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【第14回】第13回の解答・解説 (2010/10/29)

今回の問題は今までと異なり、ビジネス基礎の大問3を意識して出題しました。みなさん、答案作成はうまくいきましたか?

これまでは、大問2の問題を意識した出題でしたが、今回は実際の入試問題を念頭におき、大問にとらわれることなく出題してみました。今後、出題される問題も、枠にとらわれないようにしますので、みなさんもそのつもりでいてください。

さて、今回の問題ですが、昨年のビジネス基礎の大問3が「農商工連携」に関する内容で、受験生にとっては聞き慣れない用語でしょう。こうした専門用語を問うあたりは、さすが一橋大学と思わせます。そこで、今回はもう少し受験生にとって聞きなれた用語を出題しようと思い、「産学協同」にしてみました。来春、受験生のみなさんが志望校に入学すれば、こうした機会があるかもしれません。そのときは、企業とのつながりが生まれる絶好のチャンスなので、それを逃さないように、しっかりとつかみとりましょう。

前置きが少々長くなりましたので、この辺りで解答・解説へといきます。

第13回の解答・解説

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【第13回】予想問題6 (2010/10/22)

こんにちは。研伸館で公民を担当している松木です。猛暑といわれた夏も終わり、すっかり秋になりました。あと1ヶ月で冬が来ると思うと、1年はあっという間だと感じます。

さて、11月になると、各予備校の実戦やオープンなど立て続けに実施されます。そろそろ模試の成績が気になる時期ですが、なるべきことをやっていれば心配ないはずです。私に対して模試の結果を報告に来る受験生がいますが、成績を見ると、夏休みの過ごし方に影響しています。とはいっても、済んだことはどうしようもないので、残された時間でやるべきことをしっかりとやりましょう。当たり前のことが当たり前にできれば、自然と結果はついてくるはずです。そう信じて前向きになってください。

では、前置きはこのくらいにして、予想問題へといきますが、今回の問題は、昨年度の一橋大学で出題されたビジネス基礎の第3問の傾向に沿った内容です。

予想問題6

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【第12回】第11回の解答・解説 (2010/08/20)

公民の第2回の問題を出題しましたが、どうでしたか?

恐らく、前回と今回の問題を見て、少し違和感をもった受験生がいるかもしれません。今年度、一橋大学のビジネス基礎の大問2の傾向が変わり、400字の説明問題になりました。しかし、この変更が今年度だけかしばらく続くのか分からないので、前回と今回については、これまでの傾向を踏襲して出題しています。次回からは今年度の傾向に沿った問題を出題しますので、受験生の皆さんは心配しないでください。

さて、今回出題した問題ですが、取締役会は知っていても、委員会を知らない人は多いと思います。政治・経済でも株式会社を扱いますが、そこまで踏み込んだ説明は、ほとんどしていないと思います。そこで、受験生として知っておいて欲しいので、取り上げた次第です。

では、解答・解説に入ります。

第11回の解答・解説

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【第11回】予想問題5 (2010/08/13)

こんにちは。研伸館で公民を担当している松木です。早いもので夏休みも半ばを過ぎ、後半に入りました。受験勉強の天王山といわれる夏休みですが、皆さん、勉強の方ははかどっていますか?一橋大など難関大学を目指す皆さんであれば、センターよりも二次試験の勉強に重きをおいていることでしょう。特に、夏休みには各大学の模試が実施されるので、それに向けた勉強とその後の復習に追われていることでしょう。

さて、二次試験の問題はセンターと違い、時事問題が出題されやすい傾向にあります。特に、公民は政治や経済など、時事問題に直接関係する科目であり、日頃からニュースや新聞に目を通しておくことが大切です。二次試験で公民を受験する皆さんであれば、当然していることと思います。例えば、日本では政権交代による官僚主導から政治主導への改革、イギリスの連立政権誕生、ギリシャ危機など、話題に事欠きません。これらのことを、表面的事象としてではなく、本質的に捉えて理解することが大切です。

では、前置きはこのくらいにして、予想問題を出題します。

予想問題5

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【第10回】第9回の解答・解説 (2010/06/12)

さて、前回の問題はいかがでしたか?現段階で、本格的に受験勉強を始めている人は少ないと思いますが、今の皆さんの知識で、どこまで答案を作成できるかがわかっていただければ結構です。今の段階で満点の答案を書くことよりも、答案作成を通して、自分の知識や学力を自覚することが大切です。つまり、書くという習慣を身につけて欲しいのです。

ところで、今回の問題はビジネス基礎の受験生を対象に出題していますが、政経受験者にとっても必要な内容ですので、どこまで理解しているか、一度確認の上でも解いて欲しく思います。

では、解答・解説を行います。

第9回の解答・解説

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【第9回】予想問題4 (2010/06/04)

皆さん、お久しぶりです。研伸館で現代社会と政治・経済を担当している松木です。昨年度は、一橋大学の二次試験対策として、ビジネス基礎の受験生のために問題と解答・解説を行ってきました。今年度も再び担当することになり、昨年度同様、ビジネス基礎対策を行っていく予定です。受験生は僅かかも知れませんが、ポリシーを貫いていきたいと思います。

さて、今週の話題は、何と言っても鳩山首相辞任のニュースでしょう。まさか、こんなに早く辞任するとは、思いもよりませんでした。就任早々、政治とカネの問題で元秘書が政治資金規正法違反で起訴され、沖縄県の普天間飛行場移設問題では国外、最低でも県外を表明し、5月末決着を明言してきたものの、結局は現行のへのこ辺野古案という決着により、社民党が連立政権を離脱することになりました。こうした状況から、来月実施される参議院選挙で厳しい結果が予想され、党内からも辞任を求める声が出てきたことを受けてのことだと思われます。センター試験で直接出題されることはないと思いますが、関連事項については見ておくようにしましょう。

少し話が脱線しましたが、日頃からニュースや新聞などで情報を得ることは大切です。特に、公民では試験問題に出題されることも考えられるので、そのためにも習慣にしていくように! では、今回の予想問題です。

予想問題4

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