地理のページ
【第96回】2022年度 東大地理 第3問〔解答解説編〕(2022/11/18)
いかがでしたか?「スマートシティ」は非常に新しいテーマですね。日本の果実の輸出も、まだそんなに各大学に取り上げられていないと思います。新たな問題を前にしても、しっかり解答に辿り着く、そんな柔軟な思考回路を身につけてもらいたいなと思います。では解説に参りましょう。
(PDFファイルが開きます)
【第95回】2022年度 東大地理 第3問〔問題編〕(2022/11/11)
日本の都市と農業にまつわる出題です。いつもいつも東大の問題には感心させられます。「いま」に関わる問題あり、典型的な問題と思わせて実は頭を働かせないと解けない問題ありと、出題者の情熱を感じずにはいられません。みなさんもぜひ楽しんでこの問題を解いて欲しいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第94回】2022年度 東大地理 第1問〔解答解説編〕(2022/08/26)
いかがでしたか?人獣共通感染症など聞いたことがない言葉に対応せねばならなかったので、かなり難しかったと思います。
しかし、最新の時事的な情報を取り入れて出題している部分に、東大の問題作成への熱意を感じることができますね。皆さんも、東大に入ろうと思うのであれば、新聞やニュースなどに敏感になり、時事問題に明るくなっておきましょう。
(PDFファイルが開きます)
【第93回】2022年度 東大地理 第1問〔問題編〕(2022/07/22)
世界規模の事象の分布や変化に関する出題です。人獣共通感染症という耳慣れない単語に受験生は戸惑ったことと思います。しかも、東大らしい何とも書きにくい問題が多いので、なおさら平常心を失ってしまい、本来の実力を出せなかった人もいたかもしれません。
皆さんは、恐らく自宅で落ち着いて解くことができると思いますので、時間を気にせず満足のいく答案を作成してほしいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第92回】2022年度 東大地理 第2問〔解答解説編〕(2022/04/29)
いかがでしたか?インフォーマルセクターは二次試験で地理を受験するなら説明できないといけないレベルの単語でしたが、自由貿易地区は難しかったと思います。あまり解けなかった人は気持ちを入れ替えて、地理学習に邁進していきましょう。
(PDFファイルが開きます)
【第91回】2022年度 東大地理 第2問〔問題編〕(2022/04/22)
東大にしては久しぶりにしっかりとした地誌を出題してきました。A問題が北米でB問題が南米ですが、両問ともに細かい知識が問われています。ただ、東大らしい、考えて解く良問も健在です。地誌の勉強が進んでいない時期に解くのは困難かもしれませんが、ぜひ1週間かけてチャレンジして欲しいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第90回】2021年度 東大地理 第2問〔解答解説編〕(2021/11/19)
いかがでしたか?問題文の誘導にある程度乗って、答案を作成できましたか?共通テストも同様な誘導問題が多く出題されるので、よく読む習慣を付けるようにしてくださいね。では、解説を始めていきます。
(PDFファイルが開きます)
【第89回】2021年度 東大地理 第2問〔問題編〕(2021/11/12)
世界の言語と教育にまつわる出題です。基礎的な知識問題あり、リード文や問題文をよく読んだ上での思考力を問う問題あり、と一筋縄ではいかない問題が出題されました。知らないから答案が書けない、と諦めるのではなく、もうちょっと粘って考えて欲しいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第88回】2021年度 東大地理 3問〔解答解説編〕(2021/07/30)
いかがでしたか?指定ワードもあるので、何となく書けそうな気がしますが、それでいて書き始めると手が止まる、という東大らしい難しい問題でした。表やグラフから出題者の意図を読み解くことが難しく、この大問で高得点を取った受験生は少なかったと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第87回】2021年度 東大地理 3問〔問題編〕(2021/07/23)
女性の労働にまつわる出題です。教科書で学んだ内容を答案に反映させる、というより、実生活から類推して答案を作成する傾向の強い問題です。統計データの裏にひそむ現代社会の有様を思い描き、答案を作成して欲しいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第86回】2021年度 東大地理 第1問〔解答解説編〕(2021/05/06)
いかがでしたか?近年の東大入試の標準的なレベルの問題でした。そこそこ書けた人は自信を持ってもらったらいいですし、いまいちだった人は、このレベルの問題で高得点を取れるように、これから努力していきましょう。
(PDFファイルが開きます)
【第85回】2021年度 東大地理 第1問〔問題編〕(2021/04/28)
世界の環境と地形にまつわる出題です。記号問題の当てはめできっちり正解できれば、50%以上の得点率にはなるような問題です。しかし、書きづらい問題もちらほらあるので満点は難しく、合格者達は12点から16点くらいの得点率だったのではないかと思います。気候・小地形・エネルギー資源の学習が進んでいれば、上記の点数は目指せると思います。ぜひ1週間かけてチャレンジして欲しいと思います。
(PDFファイルが開きます)
【第84回】2020年度 東大 地理 第1問〔解答解説編〕(2020/11/20)
いかがでしたか? 八郎潟とか石狩平野とか懐かしかったですか? あまり解けなかったとしても、解答解説を読んでしっかり理解してくださいね。
(PDFファイルが開きます)
【第83回】2020年度 東大 地理 第1問〔問題編〕(2020/11/13)
日本列島の自然環境にまつわる 出題です。 東大らしい、手がつきそうで手がつかない問題だったと思います。中学受験対策で習うような内容が多かったので、社会を真剣に勉強する小学生時代を過ごしてきた人の平均点は高そうな気がします。
では、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか。この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第82回】2020年度 東大地理 第2問〔解答解説編〕(2020/10/16)
いかがでしたか? あまり解けなかったとしても、解答解説を読んでしっかり理解してくださいね。この問題のレベルは標準で、本番では高得点を取らねばならない問題になります。
(PDFファイルが開きます)
【第81回】2020年度 東大地理 第2問〔問題編〕(2020/10/09)
農業分野からの出題です。
東大の入試問題のうち、農業に関連する問題の難易度は比較的低いと思います。
今回の問題も、簡単と言うほどではないですが手がつきやすい問題が多いと思います。 では、今の力でどれだけ太刀打ちできるのかこの1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第80回】2020年度 東大地理第3問〔解答解説編〕(2020/09/25)
いかがでしたか? 解きやすい問題もありますが、おおむねやっかいな問題が多く手こずったのではないかと思います。どういう風に考えて問題を解けばいいのか、じっくり読んで理解してください。
(PDFファイルが開きます)
【第79回】2020年度 東大地理 第3問〔問題編〕(2020/09/18)
東大の第3問では日本の都市・人口に関係する問題が頻出で、今年も出題されました。こちらはB問題でしたが、A問題ではドイツの都市・人口に関係する問題が出題されました。どちらの問題もレベルが高いので、基礎力から応用力まで兼ね備えた実力でないと高得点は狙えないと思います。では、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第78回】2019年度 東大地理 第3問〔解答解説編〕(2019/11/08)
いかがでしたか? とても難しかったと思います。
日本のことをすみずみまで知らなくても、出題されている表・リード文のどこを見て、どういう風に答えるのか、という東大解答作成のコツさえ知っていれば、合格点までたどり着けると思います。
地理的な知識を本番までにたくさん身につけることも大切ですが、本番にそれを発揮できなければ無用の長物ですよ。どうやって発揮するのか、解説をよくご覧ください!
(PDFファイルが開きます)
【第77回】2019年度 東大地理 第3問〔問題編〕(2019/11/01)
設問Aでは東日本大震災が出題され、設問Bでは5つの半島の説明文から出題されました。受験生の虚を突く出題だったので、本番で苦しんだ受験生がかなり多かったと思われます。
では、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第76回】2019年度 東大地理 第2問〔解答解説編〕(2019/09/16)
いかがでしたか?“こういう感じで答案を書いていけばいいのではないか”という方針は浮かびましたか?では、解説にいきましょう。
(PDFファイルが開きます)
【第75回】2019年度 東大地理 第2問〔問題編〕(2019/09/16)
少し珍しい「世界の国際貿易と国際旅行者」からの出題です。あまり見慣れていない統計資料や設問があったかもしれませんが、じっくり考えてみると、“こういう感じで答案を書いていけばいいのではないか”とある程度方針が浮かんでくるような問題だと思います。
では、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第74回】2019年度 東大地理 第1問〔解答解説編〕(2019/04/09)
いかがでしたか?おおむね書きやすい問題だったと思います。気候の基本的な知識があれば設問Aはできるでしょう。メッシュマップを丁寧に読み取れば設問Bもできるでしょう。では、解答解説を始めていきます。
(PDFファイルが開きます)
【第73回】2019年度 東大地理 第1問〔問題編〕(2019/04/09)
東大頻出の「自然環境と人間活動の関係」からの出題です。設問Aは見慣れた問題だと思いますが,設問Bのメッシュマップ問題は意外性がありました。さほど難しくはないですが,面食らってやや時間がかかった受験生が多かったんじゃないかと思います。では,今の力でどれだけ太刀打ちできるのか,この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第72回】2018年度 東大地理 第3問〔解答解説編〕(2019/04/26)
いかがでしたか?なかなか手強かったですね。久々の語群の問題あり、新傾向の会話文形式の問題あり、とバラエティに富んでいて面白かったと思います。では、解答解説を始めていきます。
(PDFファイルが開きます)
【第71回】2018年度 東大地理 第3問〔問題編〕(2019/04/26)
東大では頻出の「日本の人口と都市」を扱った問題です。2014年度以来久しぶりに、いくつかの小問にまたがる語群が登場しました。限られた時間の中で、適切な用語を選んでいくのは少し難しいと思いますが、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第70回】2018年度 東大地理 第2問〔解答解説編〕(2018/07/27)
いかがでしたか?運輸の問題は恐らく学校でも真剣に取り上げる機会が少なく、また過去問もそんなに多くはないので苦戦されたのではないでしょうか?暗記量よりも考える力が大いに必要だった問題でした。
では、解答解説を始めていきます。
(PDFファイルが開きます)
【第69回】2018年度 東大地理 第2問〔問題編〕(2018/07/20)
東大ではちょっと珍しい「海域をはさんだ地域のつながり」に関する出題です。こういった問題の場合は地誌的な感じの出題が多くなりそうですが、本問はそうではなく、運輸を中心に、知識問題と思考力を問う問題がバランス良く出題されています。
難易度は少し高いと思いますが、今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第68回】2018年度 東大地理 第1問〔解答解説編〕(2018/04/13)
いかがでしたか?学校で気候や環境問題の内容を習った後で、その基本的な知識を確認するのに最適なレベルの問題でした。
また、論述地理の典型問題あり、思考能力を問う問題ありと良問だったと思います。では、解答解説を始めていきます。
(PDFファイルが開きます)
【第67回】2018年度 東大地理 第1問〔問題編〕(2018/04/13)
東大頻出の自然環境分野からの出題です。地球温暖化というポピュラーなテーマであるため、受験生はある程度満足のいく答案を作成したものと思われます。
また、熱帯低気圧や寒流なども、しっかり論述地理対策を行ってきた受験生なら難なく対応できたでしょう。今の力でどれだけ太刀打ちできるのか、この1週間で頑張ってみてください。
(PDFファイルが開きます)
【第66回】2017年度 東大地理 第3問〔解答解説編〕(2018/04/11)
唐突ですが、先日、人生初の胃カメラ(鼻から)を経験しました。
昨年もそうだったのですが、この時期は胃の調子が悪くなります。ずっと、胃もたれしてしんどかったので、昨年にかかった同じ病院に行きました。「毎年繰り返しているようだと怪しいねぇ。今年は胃カメラを飲みましょう」と、気になることを言われたので、胃カメラを飲むことを決心しました。
前の日は21:00以降は絶食です。私は18:30に素うどんを食べました。ネギも一口も口に入れず、胃の中をすっからかんにすることを意識しました。
当日の朝も微量の水しか飲まず、いざ病院へ直行。「胃の中の泡を消す飲料を最初に飲んでください」と言われて、何となくリンゴ味のする飲み物を飲みました。そしてついに病室へ。まず、どちらの鼻が通りやすいかを訊かれたので、左と答え、カメラと同じ大きさのレプリカを試しに左の鼻に入れられました。この瞬間に「でかっ!」とは思いましたが、ここは大の大人がたじろぐことはできないので、さも平然そうに装いました。
そして、5分ほどレプリカで鼻の奥の方を広げた後、実際のカメラが挿入されます。のどまで挿入されるまでは、「何だ、余裕ではないか。こんなことにみんな苦しいとか言っていたのか」と余裕の気持ちにまみれていましたが、のどを通るときに急激にむせて、「何じゃこりゃ、すぐに吐き出さねば!」と思うほどに狼狽しました。
医師や看護師の方には「もうちょっとしたら慣れますよ~」と言われ、何とか吐き気を抑えながら耐えていきました。確かに、一旦のど元を通り過ぎると吐き気はだんだん収まっていき、その後は10分くらい涙目になりながら口呼吸を続け、事なきを得ることができました。のど元過ぎれば暑さ忘れる、とはよく言ったものです。
診断の結果は、「少し胃に炎症が見られるくらいで、がんや潰瘍の恐れはありません」とのことでした。たぶんストレスで胃酸が過多となり、炎症を起こしていたのだと思います。胃酸を抑える薬を処方してもらいました。
みなさんもこれからストレスフルな生活になってくると思いますが、気になったら病院にすぐに行くことをお勧めします。「何もないですよ」と診断されればきっと気持ちが晴れるはずなので、悩んで病状を悪化させないでください。
私のささいな胃カメラ体験はさておき、2017年度東京大学の第3問の解説を読んでもらおうと思います。ではどうぞ!
(PDFファイルが開きます)
【第65回】2017年度 東大地理 第3問〔問題編〕(2018/04/11)
前回、英検準1級の二次試験に落ちた話をしたと思いますが、飛び級して英検1級を受けてきました。私の中では棒高跳びで有名なセルゲイ・ブブカ選手は、ある高さに挑戦して2回失敗し、もう1回失敗したら失格というときに、逆にバーの高さを上げてチャレンジし、それを乗り越える人物であったと記憶しています。
。それになぞらえて私も級を上げてみました。しかし、結果は不合格でした。Reading:655、Listening:612、Writing:637で総合1904点でした。合格点は2028点です。耳の悪さを何とかしないと合格はなさそうです。知り合いで合格した人は、Listening、Writing共に790点だったそうです。まさに鉄人ですね。
みなさんは私のように失敗せず、着実に一歩ずつ学力の階段を上がっていってください。それでは2017年度東京大学の第3問の問題を解いてもらおうと思います。頑張ってください。
(PDFファイルが開きます)
【第64回】2017年度東大地理第2問解説(2017/07/28)
そろそろマーク模試や大学別模試が始まってくる季節ですね。先日行われた駿台のマーク模試の地理では伏見の地形図が出題されたそうです。研伸館京都校に通っている生徒の中には自分の家が載っていた生徒もおり、かなりテンションが上がったそうです。
ところが、街がどのように見えるのかという写真判定問題で失点してしまったみたいです。「十分に地形図を見ず、思い込みで判断して失敗した」と言っていました。どんな問題でも「解けた!」と思って有頂天になると、意外なところで失点してしまいますよね。
喜びすぎず、なおかつ落ち込みすぎず、冷静と情熱の間のテンションで解くようにしたいものです。
(PDFファイルが開きます)
【第63回】2017年度東大地理第2問(2017/07/21)
熱帯かと思わせるほどの蒸し暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
唐突ですが、7月9日に受験した英検準1級の二次試験の結果が返ってきました。残念ながら不合格でした。合格点が512点で、私の点数は489点でした(GP-1)。ちょっとなめすぎました。対策本は購入していたのですが前日ぐらいまで大して読まず、暗記しようと思っていた例文集もあんまりできませんでした。でも、「当日の自分はきっと研ぎ澄まされているに違いない、きっとできる」と思い込んでいました。
当日、関西学院大学に入り、受付で証明書を提出すると、携帯電話を首から掛ける用の小袋をもらいました。なかなか新鮮。そして面接教室の前で待機させられるのですが、ここでびっくり。みんな「May I come in?」とか、気の利いた挨拶をしながら入室していくのです。別の部屋では、そこに「Excuse me,…」など付け足しています。「Hello」ぐらいでいいだろうと思っていた自分には衝撃でした。ただ、朝から腹痛に悩まされ、あまり睡眠が取れなかった状態だったので、待っている間に眠ってしまいました。アルバイトの人に肩を叩かれて、「前の人が入室されたので、一つ横の席に移動してもらえますか?」と声を掛けられて目覚める始末。
そしてついに入室です。見よう見まねで「May I come in?」と言いながら入室しました。とりあえず座って面接官の話を聞くのですが、いきなり何を聞かれているのか分かりません。何か、「佐々木です」って言っていたようなので、「私はケンジ ミナミだ」と自己紹介することにしました。 次に、「How about today?」と言ったように思ったので、「朝から少しお腹が痛いです」と言うと、これまた何を言われているか分かりませんが、「よっぽど悪かったら面接の後に病院に行ってください」的なことを言われました。「日曜日なのに無理でしょ」と心の中で突っ込んでおきました。
ここからは4コマの絵のナレーションです。会社のボスが年々収益が下がってきている資料を見ていて、社員の無駄な残業とかを減らしていく決断をします。そうして社員は定時で帰るようになりましたが、仕事が捗らなくなり、仕事のスケジュールに遅れるようになってしまい、またボスが落胆するようになる、といった骨子の4コマでした。1分でそこまで把握できましたが、うまく英語でまとめられずしどろもどろになりました。この後の問いも「wasteful manage」の意味が分からず、「Please tell me again」と言って、同じ質問を2回言ってもらいましたが、結局何も話せませんでした。「今回は分からないので、次の質問に移ってください」と言おうとしましたが、テンパってこちらも英語で変換できず沈黙。1問まるまる落としました。
まぁ、何が言いたいかというと、真面目に勉強しないと試験に落ちますよ、ということです。当たり前のことですが、「運が良かったら合格する」状態から「何度受けても合格する」ぐらいまで徹底して勉強していってください。
それでは2017年度東京大学の第2問の問題を解いてもらおうと思います。頑張ってください。
(PDFファイルが開きます)
【第62回】2017年度東大地理第1問 の解答・解説(2017/04/14)
今年度は東大の入試において、理数系が易化したと話題になりました。
女子の合格者数を増やそうとしたのではないかという予想が専らです。関西では、京大・阪大の数学もそんなに難しくなく、神戸大の理系だけは難しくなっていたそうです。
大学に入学する女子が増えると、女子の就職率も上がり、女性の社会進出が進むと思います。地理の人口分野では、女性の社会進出が進むと出生率が下がると予測されています。晩婚化につながる、というのが簡単な理由ではあるでしょう。育児所や託児所などの設置を今まで以上に進めないと、働きながら育児をできる女性が増えず、少子化を進めてしまう可能性があると思います。
現行のセンター試験が新しい試験に変わっていく将来、女子の合格率が上がるように制度が作られていくのでしょうか。何が正しくて、また、どういう施策が正しいのか、本当に混迷の世の中になってきたと思います。
私のささいなつぶやきはさておき、2017年度東京大学の第1問の解説を読んでもらおうと思います。ではどうぞ!
(PDFファイルが開きます)
【第61回】2017年度東大地理第1問 (2017/04/07)
またまた新しい受験の季節がやって来ましたね。今年高3になる人は新たな気持ちで勉強に邁進し,浪人してしまった人は気分を入れ替えて勉強に邁進し,再び浪人生となった人は新たな学術的興味を開拓しながら勉強に邁進して欲しいと思います。 私もそろそろ停止させていた英検準1級の二次試験に向けての勉強を再開させようと思います。イラストを見ながら,そこそこ長めの文章を話す必要がありそうなので,自由英作の勉強をせねばなりません。せっかく『強者の戦略』の作成に携わっているので,受験生がよく使用している参考書を使ってみたいと思っています。
今までは,たまにNHKの「大人の基礎英語」を見たりしていました。昨年からぼーっと視聴していたのですが,今頃になってスキットに登場する日本人が,あの東大卒芸人の石井てる美さんであることに気付きました!オーストラリアに留学している日本人役なのですが,あまりに発音が綺麗すぎて“こんな留学生いないでしょ”って思っていましたが,ようやく合点がいきました。石井さんなら仕方ないでしょう。石井さんのブログから少し引用します。
“本気で英語ができるようになりたいと思ったら,「これは覚えなくていい」「またいつかでいいや」という知識はひとつもありません。英語は地道な暗記がとても大事です。時間をかけて単語やイディオムや良文を暗記をして体に沁み込ませる努力をすることでしか英語力は向上しません。具体的には,未知の単語や表現に出逢ったらまずその場で覚えちゃいましょう!めんどうですが,とりあえず覚えようとしてみる。もしくは手や見えるところにメモで残しておく。一旦覚えてもどうせすぐ忘れます。そしたらまた確認して,また覚えて。また忘れてまた覚えて・・・。そうするうちにようやく定着してくれます。私は高校生の頃,覚えたい英単語を手のひらに水性ペンで書いて,通学で歩いたり自転車を漕いでる間に覚えるようにしていました。特に帰りは,家に帰って手を洗うとその文字が消えてしまうので,消える前に覚えなきゃ!と自分を追い込んで覚えるようにしていました。”
とにかく暗記が重要みたいですね。私も脳細胞を生かし続けていくために,とりあえず暗記作業に邁進しようと思います。
それでは2017年度東京大学の第1問の問題を解いてもらおうと思います。難易度は「やや易」だと思います。では頑張ってください。
(PDFファイルが開きます)
【第60回】第59回の解答・解説 (2016/11/04)
前回の英語の話の続きから。英検準一級の一次試験、無事合格いたしました!
リスニングが7問/29問しか合っていませんでしたが、きっと誰かの温情により合格しました(笑)。主催者の人たちに感謝です。二次試験は来年に受けようと思います。
引き続き、10月23日に初めてTOEICも受験してきました。今回は武庫川女子大での受験です。
まず戸惑ったのはトイレですね。女子トイレしかないのが当然っちゃ当然ですけど面食らいました。
そして、リスニングの音声が異常に速いんです。対策問題集で聴いていたスピードの1.2倍ぐらいです。「そんなに早口で話す必要ないですよ!」って言ってあげたいくらいでした。当然、何も聴き取れません。隣の人の手が動いたら自分もマークするみたいな、そんなかわいらしい解き方をある程度してしまいました。
また、筆記は世間で言われていた通り時間がかつかつで、最後の10問は全部Cにマークしました。確かに、真剣に対策をしないと高得点にはならないなと実感し、対策授業が人気を得ている理由も分かった気がします。まぁ、試しに受けただけなので、当分もう受けないと思います。
私のささいな英語体験はさておき、2016年度東京大学の第1問の解説を読んでもらおうと思います。ではどうぞ!
(PDFファイルが開きます)
【第59回】「2016年度東大地理第1問」(2016/10/28)
唐突ですが、10月9日に関西学院大学で英検準1級を受験してきました。英語は昔からほんとに嫌いだったのですが、これからの世の中のことを考えると英語から避けては生きていけないと考えて英語学習に着手してみました。京都大学に合格した年の6月に英検2級は合格した経験があったので、全然勉強していなかった期間は長かったですが、いきなり準1級を受験しました。
筆記の対策はそんなに難しいものではありませんでした。『英検準1級Pass単』とかで単語を覚えて、市販の問題集をやれば事足りたのですが、リスニングは全然駄目でした。1回しか聴けないってほんとに難しいですね。しかも、イヤホンで聴いているのと、会場のスピーカーで聴くのと感覚が全然違ってきます。イヤホンだとすごく集中して聴けるのですが、会場のスピーカーだと集中力を欠いてしまい、ぼーっと周りの受験生とかを眺めている間に英文がBGMのように通り過ぎています。集中力を欠いてしまう電車でリスニングをすることの重要性を合格体験記に書いていた人を思い出し、確かにそうだなと納得できました。
あと、どうでもいい文句なのですが、関西学院大学の教室に時計が掛かっていませんでした!当日、時計を忘れてしまい、教室の時計にお世話になろうと思っていた目論見がもろくも崩れ去りました。自分で決めていた時間配分を実行できず、悔しさのうちに終了です。
私のささいな英語体験はさておき、2016年度東京大学の第1問の問題を解いてもらおうと思います。難易度はやや難だと思います。では頑張ってください。
(PDFファイルが開きます)
【第58回】第57回の解答・解説 (2016/07/29)
いやー、どんどん“寒く”なってきましたね。みなさんは、いかがお過ごしですか?
私が“寒く”と言っているのは屋内の話です。屋外の暑さが極まれば極まるほど、屋内は対照的に冷やされていきます。 私は寒がりなので、どんなに暑くてもスーツの上着は欠かせません。半袖のカッターシャツだけで動き回っているサラリーマンの方 を見るとすごいなと思ってしまいます。
研伸館の講師室ではできるだけ冷房の風が当たらない席を探し、気温を下げようとするアルバイトの子に「下げるんじゃない!」 と怒ったりする毎日です。電車も鬼門です。なまじ嬉しそうに座ったりすると、かなり強風が吹き付けてきて苦しい時があります。しかも変に立ったりすると、目の前に いる中年者に「私は席を譲られるほどもうろくしていない」とか、不快感を抱かせてしまうかもしれません。なので、立つのを諦めて、結局冷風の攻撃を浴び続けること になるのです。
私の経験上、ドア際に立つのがベストです。最も強風を避けることができるスペースです。吊り広告が風で揺れていない辺りの席も狙い目です。みなさん も覚えておいてください。
相変わらず脈絡のない話をしてしまいました。それでは解説しっかり読んでください!
(PDFファイルが開きます)
【第57回】2016年度東大地理第3問 (2016/07/22)
みなさんはストリートファイターというゲームをご存じでしょうか? 良くも悪くも私が浪人した原因の一端であり、合格した原因の一端でもあります。大して勉強もしていないのにゲームセンターに行って時間を浪費してしまった現役時代、9時間の図書館滞在を終え、自分へのご褒美としてワンコインだけ楽しんだ宅浪時代、どちらも良い思い出です。
そんなストリートファイターもストリートファイターⅤになり、アメリカのラスベガスで全国大会が開かれるようになっていました。偶然ネットで「EVOLUTION2016」という大会を知り、土曜日の晩から結構な時間、ライブ配信を楽しみました。
最初は英語の勉強も兼ねて…と考えて、英語の放送を見ていましたが、正直相づちの時の「exactly」(その通り)ぐらいしか聴き取れず、挫折して日本語放送に切り替えました。
見ていて思ったのは、どの対戦も高度なまでの精神戦が繰り広げられていたことです。細かく言っても伝わらないと思いますが、「Vトリガー」や「クリティカルアーツ」など、私がやっていた時代よりもはるかに複雑に、はるかに綿密な作戦が必要なゲームに変わっていました。
こういった手に汗握る対戦を見ることは、「心躍るエンターテイメントである」と言っていいほどのレベルに達しているように思います。日本ではプロゲーマーというステイタスも徐々に高く見られるようになってきていると思いますし、e-Sportsという言葉も浸透してきている感じがします。
ゲームというツールを利用すれば、もっと世界が密にコミュニケートできるようになるんじゃないかと、とりとめもないワクワク感を抱いてしまった私でした。
私のささいな感動はさておき、2016年度東京大学の第3問の問題を解いてもらおうと思います。難易度は標準だと思います。では頑張ってください。
(PDFファイルが開きます)
【第56回】第55回の解答・解説 (2016/04/15)
先日、某テレビ番組で最新の文房具を紹介していました。その時紹介されていた“スマタン”というスマホ連動型の単語カードに興味を覚えました。手で書いていた単語カードを専用のアプリで読み込めば、スマホの中で単語カード的に勉強できるというものです。問題が書いてあるカードをタップすると裏返ったりするのが新鮮で、かなり気に入っています。私も、スマホで中国語が勉強できないか模索していました。パワーポイントを使用して、あるシートに中国語を書き、次のシートに意味を書くことを続けます。それをスマホに送ると、簡易的な単語カードみたいなものにはできます。ただ、ランダムに出すことができないので、ちょっと意気消沈していました。でも、世間の人々が同じようなことを考えていたことを知って嬉しかったです。
とりとめのない話が続きましたが、先週の解答解説をしていきます。どうぞ!
(PDFファイルが開きます)
【第55回】「2016年度東大地理第2問」(2016/04/08)
新しい年度が始まりました!勉強意欲に満ちあふれているでしょうか?今の時期に満ちあふれていなかったら、受験なんて乗り切れないと思いますよ。どうせ5月ぐらいになったら停滞し、夏になったらみんな勉強し、秋になったら尻に火が付いて焦り始める……よくある受験生の状況です。この流れに上乗せして勉強量を増やそうとすれば、4月に意欲的に勉強することだと思います。良いスタートを切れば、合格もそれだけ近づきます。
話は変わりますが、最近はNHKの映像に感動しっぱなしです。「新・映像の世紀」の最終回では、映像の力がアラブの春につながったり、『24』というドラマの影響で米軍の残酷な取り調べが助長されたり、スマトラ沖地震をきっかけにYouTubeが発展したりと、現代の歴史がものすごいインパクトで脳裏に焼き付いてきます。はたまた、「巨大災害 MEGA DISASTER II 日本に迫る脅威~地震列島 見えてきた新たなリスク~」では、地上や海底に設置されたGPS機能付きの地震予知の機器を使用しながら、今まで解明し切れていなかった大地の動きを読み取り、これまで1枚のプレートと考えられていた様々なプレートが、実はいくつもの細かいパートに分かれていた、ということを明らかにしています。目から鱗の情報が満載です。もっともっと現代社会に明るくならねばならないなとしみじみ思う今日この頃です。
今年度は、2016年度の東大の問題を解説していこうと思っています。今回は易しめの第2問にしておきました。では、しっかり答案を作成してみてください。
(PDFファイルが開きます)